2022年1月29日

親と同世代のスタッフの利点

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:27 PM

ベテランの域に達した私のレッスンを希望する方がまだ多くいますが、子どもにしてみたらお父さんよりも歳をとったジィジ世代の人が遊んでいるようなものです。

子育て世代のスタッフが2人いますが、親にとっては子育てのツボを実体験で熟知しており、同世代で話も合うのではないでしょうか。

オッサンは講演会やイベントで力を発揮します。また、親御さんが私から学びを得たいのであれば是非ご用命下さい。



2022年1月28日

怒る

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:56 AM

人の感情の一つに『怒る』があります。

叩かれたり嫌がらせをされた時に怒る事がありますが、それ以外の怒りの感情に、うまくいかない・思い通りにならない などの自発的な感情と、言うことを聞いてくれない・無視された などのように他人に対する怒りの感情があります。

後者については、自分自身を基準とした時に自分の思いや感覚に、他者の行動や発言が適合しない場合によくおきる感情です。

例えば野球。監督がバントのサインを出したにもかかわらずスイングをして空振り三振。更にランナーが飛び出しダブルプレー。プロでもあり得る事なので少年野球なら尚更です。

そこで大概の監督は怒るでしょうが、本当にこの監督は正しいのでしょうか?

正しいサインや指示を出していたか?
試合前にサインの再確認をしたか?
選手はサインを理解していたか?
選手はバントができたのか?

ヒューマンエラーはいつでもどこでもどんな時でもおこります。ミスを少なくしてあげるのが大人やトップの務めで、怒る感情を出す前に振り返る事ができる人が大人やトップになって欲しいと願います。



2022年1月25日

話を聞く と 言うことを聞く は別物

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:54 AM

『聞く』というメカニズムは未だ解明されていない事が多いようで、何十もの音が混在していても聴きたい音だけを聞き分ける事ができる。逆に聴きたくない音は聞こえていても排除する事ができる。

毎日が命がけのサバンナに住む動物達は特にこの機能が研ぎ澄まされているのであろうが、人間は都合よく聞く事ができる曖昧な生き物であろう。

で、本題。

子どもも大人も大概話は聞いているのですが、自分自身にメリットのない話や不明瞭な話は聞き流すものです。後に困り果ててから聞く耳を持ち情報として取り入れていく。市役所などの窓口でクレームを言っている人達は私も含めて、だいたいがこの状態でしょうね。

大人ですらそうなので、子ども達がゲームをしながら話を指示を聞けるわけもなく、お母さんはいつも荒れ狂うばかり。

指示が聞く事のできる環境設定とスタンバイ状態になるまで待つ対応が必要です。



2022年1月22日

子育ての危険な誤り

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 8:26 AM

わかっているのについつい言ってしまう言葉。自分自身も言われて嫌だったワード。親子共々盛り上がってしまうタブレット etc

下記に記載した事は、親としての勘違いと子育てに対する手抜きである。このブログを読んだ人だけドキッとしてくれればそれで良い。

誤り①:「勉強しなさい」という促し方

 勉強をしない子供によく母親が口うるさく発する言葉が、「勉強しなさい」だ。誰もが子供の頃、母親のこの一言に耳を痛めていたのではないだろうか。
 この一言が、かえって子供の勉強意欲を削いでしまうことが多々ある。ただ言うのではなく、共に勉強をする時間をとることが、最も有効なのだ。さらに、同性の親が子供の勉強に付き合うことで、苦手科目の克服に繋がるという研究結果も出ている。

誤り②:ゲームが子供に与える悪影響について

 近年、ゲームが子供の脳に与える悪影響に対して、敏感な親が多い。「犯罪者を生み出す」とまで、考えている人も実は少なくないようだ。しかし、実際は1日1時間程度であれば、子供に与える悪影響はさほど大きいものではない。ただし、2時間を超えると悪影響は飛躍的に増大するため、要注意であることは変わらない。

誤り③:優秀な友達と仲良くなれば、自然と勉強に身が入る

 時々、子供に対して、「付き合う友人を選べ」と教育する親を見る。しかし、必ずしも勉強のできる友達と仲良くすれば、勉強に身が入るとは限らないのだ。
 その優秀な友達との学力差が大きければ大きいほど、逆に勉強する意欲は削がれてしまう。しかし、平均的に学力の高い集団に所属することで、子供の学力が向上する傾向にある。

※文献より引用



2022年1月21日

思ってもみない未来

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 1:48 AM

子どもの頃に夢見ていた職業や生き方が現実的に叶った人ってどれくらいいるだろうか?

政治家 起業家 専門職 etc

ごく僅かながらプロスポーツ選手のように目標に向かって日々練習に励み栄光を掴み取った人もいますが、ほとんどがこんなはずじゃなかったのに今では夢とはかけ離れた仕事や生き方をしています。という人ばかりだと思います。

私も起業するとは思ってもみませんでした。

たくさん夢を見て、たくさんチャレンジして、気が付いたらそのお陰で夢とは違ったけれど違う世界の今がある。そんな生き方も悪くはない。そんな生き方に胸を張って進んで欲しいと思います。



2022年1月17日

タイムスリップ

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:09 PM

今日訪問した幼稚園で、駐車場に車を停め園に入ろうとすると1人の親御さんから声をかけられた。

「人違いではないと思うのですが・・・」と一冊のアルバムを出された。

私が前職だった頃のキャンプの写真。当時20代の私。まだブーメランパンツが似合っていた頃の貴重な写真。顔もイケメン。隣にいる少女は当時の親御さん。

キャンプやスキーの宿泊イベントに数回参加されただけで、その当時お会いしたのはほんの数日。でも私の記憶とイベントの楽しさは忘れられなかったそうで、20年も前の写真を大事に保管していたそうです。

何千人もの子ども達とかかわってきたので、この方の事は全く覚えてはいませんが、時を経てこんな形で出会うとは思ってもみませんでしたし、お母様は少女のような顔で懐かしそうに話をしてくれました。

オッサンになったなぁ。



2022年1月16日

無言の声を感じ取る

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:32 AM

おしゃべりな子やみんなの前でも意見が言える子を除いて、ほとんどの子が先生の前や大勢の中で自分の意見を言い難いと思います。ましてやマイナス面と思ってしまった感情(私だけがわからないかも ボクだけが知らない etc)は露わに出せないものです。

グループレッスンでも個人レッスンでも、先生との心の距離が近いとフレンドリーな気分で話してくれたりもしますが、やりたくない事をしている時や言っている意味が不明な時などに訴える事をしてくれる子はごく少数です。

「どうしてわからない事を聞かないの?」と聞く事が野暮で、子ども達の表情や行動を見抜いて心の声を聞いてあげる力が先生と呼ばれる人達には必要不可欠だと思っています。

自閉症の子に対する指導者
痛みを訴えている患者に対する医者
精神的苦痛を受けた被害者に対する弁護士

その人にの思いを完全に理解する事は出来ませんが、寄り添う事は出来るはずです。業務や作業だけではいけませんね。



2022年1月15日

聞く

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:24 AM

『聞く』というメカニズムは非常に難しく、言葉が理解できていなければただの雑音で、脳が相手の言語情報を正確に解析できているかどうか?それを情報通りに行動できたか? が、言うこと聞いたね!となるわけです。

そもそも
①受動器(耳)が機能していなければ聞くことはできず、
②耳から得た情報が脳まで伝達しているか?
③脳が羽角解析して伝令信号を出しているか?
④脳からの指令が各パーツ(手や足など)に伝えているか?
⑤伝わったパーツそのものは機能しているか?

あ〜難しい。

『見る』『嗅ぐ』『みる(味』『痛がる(肌刺激)』を含めた五感が機能していて、体がよく動き、日常生活を普通に送る事ができている事を、いつでも感謝しましょう。



2022年1月14日

変わるものと変わらないもの

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:58 PM

昭和ではゆっくりと、平成では急加速な情報の変化を遂げ、令和では更なる加速度を増していくと思われ、買い物や学校・仕事のスタイルをも『当たり前』のスタイルを変えていきました。

でも、対人サービスそのものは変わりようがなく、子ども達の基礎運動は逆に変えてはいけない基礎のベースです。

一昔前の、『みんなと一緒に動く』『開脚跳びや逆上がりなどの技を磨く』などといった幼児体育スタイルが一時ブームでしたが、一周回ってあそびの多様性を重視する流れに傾いてきました。

年末にスポーツ庁から発表された全国体力テストの結果について、愛知県の小学生男子が7年連続最下位という非名誉な結果となりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9188e5553258e0506a768a61283f316f7b853769#:~:text=%E5%85%A8%E5%9B%BD%E4%BD%93%E5%8A%9B%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A7%E3%80%81%E6%84%9B%E7%9F%A5,%E7%9C%8C%E3%81%8C%E6%9C%80%E4%B8%8B%E4%BD%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%8

あそびも変化している昨今、体を使ったあそびをもっともっとご家庭でして頂けるのが理想ですが、時代はそうではありません。

だからスキップはお金を頂いてあそびを徹底的に提供し続けます。



2022年1月13日

なわとびんご

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:43 AM

若手スタッフが考案した地獄の特訓

用意するもの 
縄跳び 
ビンゴカード
挑戦者(頑張るかどうかは本人次第)
主催者(面白くあおれる人)

縄跳びを10回跳んだら抽選んをする権利が発生する。抽選をして出た数字とビンゴカードの数字が一致すればオープンできる。但し、他人の抽選した数字は無効で、あくまでも自分が抽選した数字を照らし合わせる。

10回跳んだら抽選。10回跳んだら抽選。ハズレが圧倒的に多く、私も挑戦してみましたが300回位上は軽く跳んでいたと思います。

味変で、
①友達の数字も有効 
②20回跳ぶけど2回抽選 
③5回跳んで1回抽選
④オープンできたら連続抽選可
⑤跳びたくない子はシャトルラン

など様々。(ここは主催者のアレンジで如何様にでもできるはず)

子ども達の目的はビンゴ。主催者の目的は縄跳びの反復。やらせるのではなく自主的に取り組む。子どもも大人も満足。

スタッフの若いアイデアに脱帽した内容でした。



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