2007年11月20日

中部地区スポーツ少年団認定研修会

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:56 PM

長野県辰野町 親子体操に引き続き、岐阜県郡上市にて中部地区スポーツ少年団認定研修会に招かれ、講師を務めてまいりました。

郡上市 講演会「成長期のスポーツ活動 -ジュニア期のスポーツ活動指導について」というテーマで、中部エリア(郡上市・関市・美濃市)の少年団関係者や教育委員会関係者の方々と共に、子ども達の指導のあり方を考えてまいりました。

チームとしてどうあるべきか? 個人を伸ばす為に何が必要か? 今の子ども達の現状はどうなのか? など、指導に携わる先生方は常に思い悩む事だと思います。

平成24年開催の岐阜国体をも視野に入れて活動している団体もあるので、開催県として特に力が入っているようです。

今後もよりよい健全育成にご尽力頂き、地域活性の為に頑張っていただきたいと微力ながら応援致します。

郡上市教育委員会の武藤様。連絡足らずで色々ご迷惑をおかけ致しましたが今後とも宜しくお願い致します。



2007年11月17日

2つの講師依頼

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

今日はとても忙しい1日でした。昨日のブログでも紹介した長野県上伊那郡辰野町青年会議所からの依頼で親子体操、岐阜県郡上市教育委員会からの依頼で指導者講習会の1つをこなしてきました。

移動もさることながら、頭を切り替える事がなかなかできなくなってきており、心身ともに多々の疲労です。

明日は名古屋本部の文化祭ですので、この1つの模様は弊社ウェブサイトの実績のページ及び後日ブログでも紹介します。

今夜はゆっくり寝ます。



2007年11月9日

まとまらない子ども達

Filed under: あそばなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:51 PM

保育園児を見ていて最近気づくこと。 良い事と悪い事の判断が不鮮明。

遠足などで水族館や動物園に行くことが季節柄多いが、園外にお散歩をふんだんにしている園と、そうでない園とでは、園児の行動パターンがこのような場ではズバリわかる。

前者は手をつないで並んで歩いて動物などを見ていても、前との間隔が極端に開いたりすることもなく、キープライト(右側通行を保つ)が備わっている。

しかし、後者ともなると、列はグニャグニャ。 道は広ければ広いだけ我が道。 お魚さんに夢中になって先頭集団は遥か彼方。 先生達は少し歩くと交通整理、少し歩くと点呼、少し歩くと「話を聞いて!」の連発である。

子どもらしいといえば子どもらしいのだが、普段の体育1つで集団生活のモラルの欠如が露呈されてしまう。

先生達は口々に「どうして言う事を聞いてくれないのだろう?」「どうしてまとまらないのだろう?」と聞いてくる。

もっと「あそべ」ばいいんです。

年長さんはこれからも行事が山積み。 発表会・パレード・劇などなど。 

これからの半年間をどのように過ごしていくかで、進学してからの生活力に差が出るでしょう。



2007年11月6日

蜂か? 蜘蛛か?

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:19 PM

蜂(ハチ)はチームプレーでオフェンシブ。 

集団で巣を守り、獲物を見つけたら相ウェークポイントをとことん攻めて、確実に者にする。

蜘蛛(クモ)はスタンドプレーだがオフェンシブ。

巣を張り巡らし獲物が来るまでジッと我慢。

ハチのような団結力と攻撃力。クモのような守備力と忍耐力を兼ね備えるとチームの中にも選手(個)が輝く。

個人プレーを磨くのか、チームプレーに徹するのか? 攻撃重視か守備を固めるか?

監督(指導者)の采配1つで子ども達は輝きもし、くすみもします。



2007年11月2日

できるから できないこと

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:15 PM

できるから できないこと。 それは教えること。

たとえば算数の場合、数字の認識・数え方・指での計算・九九・そろばん・方程式・・・といったように、段階があって小学校入学をきっかけに平等に教えられる。
教えてもらったから教えることができる。

しかし、あそびや運動では時として教えてもいないのにできてしまう場合がある。

跳び箱・運梯・棒のぼり・逆上がり・・・。 スキップの依頼で多い項目ばかり。

「わが子はすごい!」「天才じゃないかしら?」

でもココでの盲点は、苦労なくできてしまうがゆえに教え方がわからない。 物事のコツやポイントなどをできない人の立場で伝えることが難しい。

スキップスタッフは以外と思われるでしょうが、「できなかった集団」です。 私自身、逆上がりができたのが小2。でも高鉄棒のそれは小1。 一輪車は1年前。 野球と水泳は苦手。

できなかったからこそ、その気持ちになって教えることができるのです。

今でもアリーナではスタッフらが集まると、空中鉄棒(サーカスの空中ブランコ風の鉄棒)を使って懸垂逆上がりの猛特訓をしています。 できなかったチハ先生ができるようになって大喜びをしています。 チハ先生に逆上がりを教えてもらえる子は今がチャンスかも!!



2007年10月17日

経験を伝える

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 2:50 PM

勉強はほとんどが伝達ゲームと考えている。

過去に学んだ授業を自分なりに解釈、アレンジし、後生へ伝える。

運動技能も伝達ゲーム。自分の失敗談や成功例を伝えることで受講生も納得し次のステップに進む。

水曜日の午前はトライデントスポーツ医療科学専門学校・幼児教育専攻1年の「うんどう」の授業。

本日のお題はマット。

前転・後転の基礎と応用と補助を紹介し、来週が実技テスト。

幼教1できる子にとっては簡単な実技でも、幼児教育という立場からの授業では、補助を含めて自分の思いや指導法をわかりやすく教えなければならない。

できない(子ども達の「できなーい」は「やったことがなーい」が大半)事ができる様になった時に、初めて面白さが実感でき、顔がゆるむ。

現に倒立前転ができなかった男子学生(彼も厳密にはやったことが無かったのであろう)も、少しコツをつかんでからは狂ったようにやっていた。

そして何より、できない学生に対するアドバイスや補助が自ずと出てくる。

教えることはティーチング。 基礎から応用に導くのがコーチング。 

ツボだけ教えれば何も言うことなし。私の理想の授業が成立した1コマでした。



2007年9月7日

無言の圧力

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:33 PM

私が考えるレッスンの到達点は「喋らないレッスン」です。無言で引きつけるためにあらゆる作戦を練り続けています。

その一例として、注意をする時。

いくら子ども達が喧しく騒いでいても、大声で怒鳴りつければ返って逆効果。

それならいっそ黙って子ども達を見ていれば静かになるものです。

いけない事をした時に「どうしてそんなことをするの?!」と叱り飛ばすより、ジロッと見つめれば、次回からこちらの目をうかがいながら行動をするようになります。

ある意味条件漬けですが、叱ってばかりではエネルギーも消耗しますし、気分もイライラします。

1日レッスンをするためには指導者は疲れないこと。疲れないような指導をするために「それ以上の事をしたら叱っちゃうぞ」という無言のオーラを出すのも必要です。



2007年6月3日

日本幼児教育研究会日程

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:19 PM

私が所属する、日本幼児教育研究会(日幼研)・実技セミナーの日程・内容が決まりました。

この研究会は、主に幼稚園教諭・体育士を対象に、実技と理論の研修を通じて、普段の園生活の中で、園児たちとよりよい保育ができるように、音楽・表現・生活・運動などの講座を運営している団体で、7月21日(土)の北陸大会を皮切りに全国5箇所で開催されます。

私は去年からゲームあそびの担当としてメンバーに招かれ今年で2年目の新米講師ですが、それぞれ個性のある講師の方ばかりで、私も勉強になります。

私が担当となる会場は、北陸大会・大阪大会・東北大会で、北陸と東北は始めての地ですので今から楽しみです。

とはいえ仕事ですので、保育に使えるゲームあそびを楽しく紹介できるよう努めていきます。

昨年の模様はこちら。そしておまけ

当日の光景はブログでも紹介していきます。

保育関係の先生方もさることながら、興味のある方も是非お申し込み下さいませ。お待ちしております。



2007年5月19日

ハインリッヒの法則

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:57 PM

ハインリッヒの法則」?って聞いた事ありますか?

アメリカのハインリッヒという人が労働災害の発生確率を分析したもので、「1:29:300の法則」とも言われます。

1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に、29件のかすり傷程度の軽傷事故があり、またその影にはケガはないが「ヒヤッ」「ハッ」とした300件の経験があるというものです。

仕事に例えると、1件のとんでもない大失敗の背景に、29件のユーザーからのクレームと、社員が「しまった」「ヤベッ」と思っているが外部の苦情がないため見逃している300件、つまり認識された潜在的失敗が必ず存在するということです。

子どもとのレッスンでも、跳び箱や鉄棒などの固定遊具から落ちて骨折させてしまった指導者(私も過去に経験がありますが・・・。)の背景に、29件のすり傷や頭を打ったなどの軽いケガと、300回の「ドキッ!!」があるのです。

レッスン中は細心の注意をはらって取り組んでいますが、1時間緊張しながら打ち込むことはなかなか難しく、そんなすこし気を抜いた瞬間(気を抜くつもりがなくても)に事故やケガは起きてしまいがちです。

生活をしている以上、この300回は軽く経験するものですが、1件にならないように、注意する必要がありますね。



2007年5月18日

鉄棒補助法

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:55 PM

毎週金曜日は中川区・冨田体操教室。

先週から専門学校トライデントの学生たちも加わり、実技実習を兼ねての体育教室となっています。

本日の単元は「鉄棒」

何やってるのかな?まずは逆上がりのテストから。

先生達ができないと子ども達に言われてしまうぞ!!

「何やってるのかなぁ?」

 

 

逆上がり補助逆上がり補助

次に補助の練習。逆上がりの安全面や指導者の負担にならない補助の仕方を練習します。

ヘタクソな子ども役を相手に、みんな必死になって頑張っています。

補助実習さー実践。

幼児コースの子ども達も集まり、前回り降りや逆上がりを体験します。

シュミレーションとは違い実際の子ども達では勝手が違うようで、覚えたばかりの補助法もなかなかうまく表現できないようです。

子ども達の力を生かしながら上手に補助してくださいね。

おへそが出ちゃったこうもり練習。

おへそが出ちゃった。 こちょこちょー!!

うまくさせる為の補助でもあり、安全面を留意した補助でもあります。

学生達は子ども達から学ぶ事ができたでしょうか?



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