2009年6月22日

一部、レッスン中止のお知らせ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

今週末の6月27日(土)・28日(日)の両日、近藤西手池谷山川吉田の担当となっている会員様におかれましては、日本感覚統合学院主催のセミナーのため、金沢まで出かけますので、勝手ではございますがレッスンを中止とさせて頂きます。

この2日間の勉強をお土産に、今後も運動レッスン・療育レッスンを充実させていきますので今後ともご理解の程、宜しくお願い致します。



2009年6月17日

無計画からの反省

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:22 PM

トライデントスポーツ医療科学専門学校・子どもスポーツインストラクター専攻2年の実習にて。

うんどう療育学の実技実習2日目。本日のお子さんは活動的な年中の男の子。ほとんどの課題を難なくこなすほどの運動神経の持ち主。ただ、規制が入るとジッとしている事ができず、待つ・座る・立っているなどの事は大の苦手。

レッスンモデル今回の学生は事前に渡されたカルテを見ながらも何をしていいのかがわからない様子。50分のレッスンで持ちネタをほんの15分で出し尽くしてしまった。

そうなると子どもが主導権を握り「これをやろう」「あれがやりたい」「それはやだ」「もうあきた」のオンパレード。

学生は今から追いかけるように準備をするのが精一杯。

レッスンモデル当然反省会ではその他の学生からの指摘が待っており、実習も含めてキツイお灸を据えられていました。

完璧にやらなくてもいいのです。完璧にはできませんから。50点でいいのです。でも100点を目指す意気込みでやらなくてはいけません。

子ども達のレッスンは計画通りにいかないものです。だからと言って無計画ではいけません。

この日の1人は指導面からは0点だったかもしれませんが、他の学生達に「これではまずい」という思いを吹き込ませた点からは100点だったでしょう。

子ども達から学ぶことが本当に多く毎日が勉強です。座学や教科書も大事ですが脂汗をかいた事で大変いい経験をしたのではないでしょうか。



2009年6月8日

補助をする時。補助をしない時。

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:47 PM

毎日のレッスンの中で主訴に近づいている子や、苦悩の末に達成できた子を数多くお世話しています。レッスンを受けた子はすべてが宝です。宝を光らせるためにありとあらゆる手段を使って最終的に自分で輝けるように、「あと少し」を手助けしています。

べったりと補助をしている時の方が子ども達も安心をするでしょうが、それでは獲得にはなりません。最終的には1人で出来て初めて完成なのです。

補助をしてもらう時は「練習」「学ぶ」。1人で挑戦する時は「試練」「鍛錬」です。

仕事でも同じで、教えてもらえるうちが華。いずれは1人でやらなければならないときが来るでしょう。

今日、カルチャースクールの「体育・プレジャートレーニングクラブ」で、児童コースの1人が逆上がりを完成させました。補助するタイミングでは励まして、補助をしないタイミングではやれる気にさせ見ていないフリをする。 

あら! できちゃいました。 

「先生見ていなかったからもう1回!!」

「見てなかったの?仕方ないなー。もー」

そんなやりとりの中でのレベルアップが理想です。



2009年5月14日

キャッチングの工夫

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

野球やドッヂボールを始める時にまずといっていいほど1番にやる事といえば「キャッチボール」。お父さんとお子さんのこれがなかなか難しい。

たまの休みにグローブをはめて相手をするものの、構えたところに飛んでこない。優しく投げてもボールが捕れずに追いかけっこ。10分もしないうちに「もうやめた。」となってしまう事ありませんか?

そこで一工夫。ホースのフープを作ってみましょう。

フープ材料はホースとジョイント。

ホームセンターなどでメーター売りのホースを1m間隔に切り、ホース用のジョイント(それに変わるものでも可能で繋ぐだけ。

 

 

フープキャッチほぼ9割がたキャッチングをする事ができます。ボールとは違い、捕りやすく投げやすい。

投げる時はオーバースローで投げる事はないと思いますが、導入段階ではそれでOKです。狙ったところに投げる事と距離を考えてつく様に投げる事を重視します。

円盤投げ・アンダースローなどいろいろな投げ方を試し、自分に適した投げ方を開発していきます。

次にボールとフープを混ぜ合わせて投げる事でキャッチングの際の手の形(構え)ができてきます。ボールのほうが当然捕球は難しいですが、捕る事が楽しくなってくれば投げる事も同じくらいに楽しくなってきます。

今度の休日は是非挑戦してみてください。



2009年4月20日

先生と呼ばれる人たちへ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:26 PM

今朝のラジオでの話。

「先生と呼ばれて親御さんは頭を下げてくる。しかしここで間違えてはいけません。親御さんが頭を下げているのは、あなたにではなく、あなたについている「先生」という肩書きにです。」

私も「先生」と呼ばれる仕事をかれこれ18年しています。先生と呼ばれて嫌な気持ちにはなりません。のぼせた時期もあります。親御さんは子どもの前だから頭を下げてくれたのでしょうし、子ども達も私の前では正しい姿勢になります。しかし個人的には私に合わない人も数多くいるでしょうね。

先生達よ。この仕事を誇りに思うべし。しかし、のぼせることなかれ。 子ども達がいてこその「先生」です。



2009年3月7日

100%頑張って50%

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:32 AM

指導者の満足度、子ども達の満足度、親御さんの満足度。それぞれ差はあると思います。

スキップに登録している子ども達のほとんどは運動に対していくばくかの苦手意識があり、「○○が何とかできるよう・・・。」という親御さんの願いが強い中で、子ども達は「今日も楽しいレッスンだといいな」が本音だと思います。

会員様(子ども)の期待としては、
・今日は何をしてくれるのかな?
・この前やったことの続きがしたいな。
・先生とレッスンするのが楽しみだな。  etc

親御さんの期待として、
・普通でいいから目立たなくしてほしい。
・普通くらいのレベルにしてほしい。
・出来る限り早く上達してほしい。
・もっと厳しくしてほしい。  etc
 
指導者として、
・レベルに応じたレッスンをするにはどの力をつけさせた方がいいか?
・楽しく身につけさせるためにはどうしたらいいか?
・何に興味があって、如何にそこから引き出すか?
・主訴の到達への早道は何か?  etc

指導者が100%レッスンに励んでも会員様が主訴の達成に至らなければ結果的には満足度は80%以上でしょう。

指導者が100%頑張っても親御さんが納得できなければ、これも結果的には80%にもとどかないでしょう。

会員様や親御さんが「ありがとうございました。」と笑顔で帰って行かれても、指導者として納得がいかなければ80%の時もあるでしょう。

指導者が120%頑張って満足度は70%。140%頑張って80%。 でも200%頑張ったとしても100%の満足をしていただけるかどうかは未知数です。

スキップスタッフは、会員様・親御さん・スタッフ、それぞれの満足度が100%に限りなく近くなるように今後も努めてまいります。



2009年2月28日

ハードルの設定

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:18 PM

勉強も運動も生活でも、少し頑張ればできそう。もう少し頑張らせたい。というハードル設定があると思いますが、幼児期・児童期の場合、ほとんどが設定をするのは指導者や親などの大人でそれに挑戦するのは子ども達です。

設定をしておいて「早くやりなさい」「頑張ればできるでしょ」では、設定者の満足だけで子ども達の満足になってない場合が多いのです。

大人は設定するだけに留めて親は子ども達の頑張りを期待しましょう。

黙っていても、できた時には子ども達から「見て見て」の声が聞かれますから。



2009年2月15日

「この前できたでしょう!!」はタブー

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:36 PM

「この前、縄跳びできたでしょう!」

人間である以上、当日のテンションや体調があります。以前できた事ができなくて普通、また以前できていなかった事ができても普通、と思ったほうが良いでしょう。

お母さん。高校時代に学んだ因数分解が今できますか?

「できるまで頑張りなさい!」

やり方がわからない子にはなんとも酷な宣告です。口で言ってできる子は運動面でかなり高機能です。

お父さん。東京大学に合格するまで頑張りましょう。



2009年2月13日

幼児・児童に罰ゲームはタブー

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

罰ゲームはそもそも番組の企画で視聴者を楽しませるために行うもの。

幼児・児童は運動を一生懸命行っています。それに甲乙を決めて負けチーム(人)に罰ゲームをしてしまうと、見世物のような気分になってしまい、やる気を殺いでしまううえ次からやりたがろうとしません。

どうせなら勝ったチーム(人)に楽しみをプレゼントし、さらにやる気を高める進め方をしてみてはどうでしょうか。



2009年2月7日

尾張大國霊神社(國府宮) 裸祭り

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

今年もやってまいりました。尾張大國霊神社(國府宮)儺追(なおい)神事 。 そう、稲沢市・国府宮・裸祭りです。

今年は2月にもかかわらず日差しが暖かく、終始裸ながらも震え上がるということはありませんでした。

国府宮毎年お世話になっている先輩の勤め先である一宮市大和町の老人施設にて準備開始。

湯船に浸かってから気合を入れるために水をかぶり、準備その1完了。

さらしを巻いて準備その2完了。 さー、頂きに参りましょう。

 

 

施設回り入所者の方々の厄を握手をすることで預かり、儺追殿まで奉納してまいります。

 

 

 

国府宮 出陣前右から、私の先輩で高校柔道部顧問。私の先輩で施設勤務の裸祭りリーダー。左は施設勤務のお兄さん。 今年は1人で出陣。

近くの神社より家内安全などのを祈願した儺追布を結んだ笹竹を持って、箇所箇所の宿(施設やお店)で厄をもらいながら2時間ほどかけて国府宮まで練り歩きます。

今年は、暖冬と土曜日開催ということで予想通り裸男の数が例年より多く、各地域からの奉納が1時間ほど遅れ、クライマックスである神男登場が夕暮れ時でした。

境内で裸男が待つ中、桶隊と呼ばれる水かけ護衛部隊が登場。水をかけては神男の道を開けようと準備します。水にかけられながら待つこと30分ほどで囮も含め神男登場。護衛に囲まれてどこから出たのかがわかりませんが、男達が押し合い圧し合いで儺追殿まで進んでいきます。

この1人の神男を触るために何千人という裸男達が一斉に押しかけてきます。

今年は触れました。頭をナデナデ&パシパシ。神男に厄を塗りつけて私の役目は終了。

足は踏まれ肩も痛いですが、今年はいいことがありそうです。



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