2008年1月12日

子ども達の動きにはすべて興味がある

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

昨日、山県市の子育て支援センターより依頼を頂き、未就園の親子体操を行なってきました。

始まるまでの間、ホールを走り回ったり、厚生員の先生に体当たりしたり、その場をクルクル回ったりと、道具を使わなくても子ども達は様々な行動を楽しそうにしています。

一見走り回っているだけのように思えますが、子ども達はこのような行動をとる事で他児との関わりを意識し距離やバランス・回転などの感覚を無意識の中で常に習得しようとしています。

幼児期の行動の1つ1つは毎日が学習と発見で、失敗や成功を経験をする事で初めて行なおうとする事でも予測をたてることができたり、善悪・○×の判断ができるようになります。

体や頭脳が熟成するまでに刺激を与えるかが鍵です。



2007年12月26日

幼稚園・保育園の選び方

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:41 PM

未修園児のお子様をお持ちの方は、すでに入園願書を提出されて入園準備を整えている事でしょう。

保育園がいいか? 幼稚園がいいか? 一概にココ!という答えはありませんが、小学校入学準備の為の決して義務ではない機関です。

保育所(園)=厚生労働省管轄の文字通り「保育」を目的としており、本来は勉強はしません。所得に応じて体育料が決まります。

幼稚園=文部私学省管轄の教育機関。入学の為に必要な読み・書きなどを教える事ができます。保育料は園によって差があります。

両方とも公立(市町村)と私立があり、園の特色も違いがあります。

最近は幼稚園と保育園の機能を融合した「子ども園」なるものまで増えつつあります。

音楽・運動・英語・絵画などの習い事、キリスト教・仏教などの宗派を重んじている園、受験対策として英才教育を目的としている園や、子ども本来のあそびを重視している園など、各園ではさまざまな特色を打ち出しています。

地域性や仕事柄で選ぶ基準も異なることでしょうが、お子様がたくましく卒園できる園選び、送り迎えをする親御さんも楽しくなる園選びをお勧め致します。

それは決して園任せにする事ではなく、ご家庭での生活も共存しあっての1年間という事をお忘れなく。



2007年12月21日

技術の進歩

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:57 PM

医学や生産技術がめざましい進歩を遂げているのに、子どもの体力や学力・応用力は下降し続けています。

しかし、競技ともなると大会記録やワールドレコードが出るのも事実。

これはスポーツ産業が盛んになり、スポーツ理論やスポーツ医学も進んでいるからです。

基礎ができていないのに応用が生かされる何とも不思議な現象。

だったら基礎を底上げすればもっと開花するような気がしませんか?

現代の子ども達に昔のトレーニング方法はやはり難しい。だったら今の子ども達にあったプランニングを与えることが必要です。

新しいことをあみ出せ!と言ってるのではありません。今おかれてる環境で最大限のより昔に近いあそびが展開できれば、親御さんが経験した快楽と似た喜びが得られるでしょう。

さぁ明日から冬休み。子ども達にどんな経験をさせますか?



2007年12月2日

年齢詐称は危険

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

「おばちゃん。何歳?」

「えーっと・・・。 18かなっ?!」

なんて子ども相手に年齢詐称した経験ありませんか?

実はこれが最近大問題なんです。

幼児・児童を狙った犯罪が急増しているといわれています。 子どもにとっては青年も中年も初老の方もすべてが「大人」。

被害にあった児童が警察官に「何歳くらいの大人だった?」と聞くと、お母さんくらいの年齢に感じ、「18歳くらい」と答え混乱を招く事がしばしばだそうだ。

子どもに年齢をごまかしたところで何も得はありません。 いざという時の為に物の分別のつく社会性も植えつけておかねばなりません。



2007年11月25日

マイナス発言は御法度

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:59 PM

「うちの子、運動に興味がないんです。」 = 本当に興味があるかないか、あんたになぜわかる!?

「お前本当にダメだなー」 = それは運動面だけで、あんたに勝てるものは絶対あるさ。

「もっと頑張りなさい」 = これ以上の頑張り方を教えてくれよ!

「わかったら返事は?」 = 返事だけしとこ。

お子さんの腹の中はこんな言葉が巡っているかもしれません。

マイナスの事を言ってもお互い良い思いはしません。 個性を伸ばしたければプラス発言を多く、マイナス発言はチョンモリ。



2007年11月21日

モンスターペアレント

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:01 PM

教育現場で流行っている言葉に「モンスターペアレント」なるものがあります。

モンスター(Monster)=怪物・化け物。 ペアレント(Parent)=親・両親。

化け物みたいな親。どんな親なの? 

学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する造語で、直接教員にクレームを言う親が多い中、校長や教育委員会などの権限の強い部署にクレームを持ち込んで間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるケースも増えているようだ。

私が小学校の頃は、担任の先生にゲンコツをもらい父に告げると「お前が悪いから叱られるんだ」と、オプションでもう1発ついて来たものだが、今は暴力ととられてしまう為、先生の懲罰はほぼ皆無に等しい。

過保護になりすぎているのでは?とも思うが、そんな現代だからがゆえに、Parent(親)と Teacher(教師)が Association(組織) していかなければ学校は成り立たないのです。(ルー語になっている・・・。)

誰のために?  子どもの為です。 

P(パー)と T(タワケ)の A(集まり)ではいかんのです。

モンスターの人たち。そんなにお子さんのことが心配なら自分で全てを育ててみることです。(ある意味、話題となった格闘技3兄弟の父はすごいと思います。)

スキップの会員様にはモンスターは今のところいないようです。



2007年10月29日

何もない最強の闘う条件

Filed under: わからなカン,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:00 AM

食事に行ったお店のレジの真上に掲げてあった言葉。今日も感銘を受けました。

何もない闘う最強の条件

何もない最強の闘う条件

うまれた時は丸裸でなにも無い

金も知識教養すぐれた才能財産

無い私には何も無い

しかしこれが何もない人間の武器だ

一、金がないから・・・気を遣って汗を流して

一、人脈がないから・・・大きい声で存在を主張して

一、信用がないから・・・時間と金銭の約束を守り

一、頭がないから・・・本を読み人の意見を聞き

一、根性がないから・・・逃げ道をふさいで前だけ見て歩き

一、嫌なことを言ってくれる人を・・・信頼し師と仰ぐ

一、私を褒めてくれる人を・・・特に警戒し

一、今は何も無いが・・・無いことを最高の武器として闘う

まさみ

夢はでっかく 根はふかく

息子へ



2007年10月28日

泣き

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 10:50 AM

新生児特有の訴えが「泣き」である。

最初の泣き声は産声で元気であり事を周りの人に伝える。

産まれて初めての仕事は息を吸う。深呼吸をしてから大声で泣く。泣くことで肺活量も強くなる。

その後新生児は痛みや空腹感などを泣き方を変えて伝える。その泣くことが周りへのメッセージになっているので、それに伝える人がいなければメッセージとしての泣きが消えてくる。

養育者がそばにいて子どもの泣き声に備えることができると、子どもは泣きやんで機嫌を直すことができ、養育者に信頼をよせることができるとともに、養育者のほうも自信をもつことができるようになる。

新生児・乳児の泣き声は耳に入りやすい周波数でできている。誰しもが情報として入力しやすいからである。また、その声を聞くと本能的に抱っこをしたり話しかけたりして落ち着かせようとする。

新生児の泣きとは異なり、幼児・児童の泣きは、思い通りにいかない時や転んだときなど、感情や苦痛によるものが多い。

時には我慢をさせなければならない涙でもある。

コミュニケーション経験の少ない子どもだからがゆえの、泣きは最大の自己アピール手段なのです。

※参考文献 保育用語辞書 ミネルヴァ書房



2007年10月13日

ショータイム??

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:08 PM

先日のボクシングの試合はなかなかの批判の嵐。マスコミも話題となるや持ちあげて、今回の試合に関しては叩きまくる。 だからメディアは怖い。

あの父ちゃんの認めるところとすれば、自分が成し遂げれなかったボクサーの夢を託し3兄弟に高い意識を持続させ、世界戦まで育てあげた事。

並大抵の努力ではそこまでは出来ないだろう。

しかし今回の試合でかなり厳しい処分になるとの事。

兄弟はまだ若い。育ててくれた父ちゃんを思い勝った時には涙さえ流した事もある。

でもプロと呼ばれる仕事なら尚更「スポーツマンシップ」を忘れてはいけない。

子ども達はそれらの逞しさに魅力を感じ憧れるのだから・・・。



2007年10月9日

応急処置は 「あ れ た」

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:57 PM

今朝の朝日新聞に少年スポーツにおけるスポーツ障害の記事が載っていました。

成長期にオーバーワークをする事で、運動器(膝や肘)などに障害を抱える可能性が高く、サッカーや野球の大会に専門の医師が出向する動きが、各自治体で進められているようだ。

記事の中に「痛みは治療のサイン・運動器のけが 防ぐには」との項目があったので
抜粋で紹介します。

 運動能力は成長の時期によって変わる。小学生まではいろいろな動作を覚えやすいので多様な運動に挑戦しよう。中学生からは持久力が、高校生からは筋力がつきやすい。

 背が伸びる時期は、関節などに軟骨が多いうえ、骨の成長に筋肉が引っ張られるため、故障しやすい。成長の度合いは個人差が大きく、同じ練習でも故障をする人としない人がいる。

 けがや故障を防ぐには「ウォームアップ」「クールダウン」をしっかりしよう。一つのスポーツだけ長く続けたり、同じ向きの動きばかりすると、故障の原因になりやすい。

 「痛み」は身体が治療を必要としているサイン。
応急手当は「あ(包帯などで圧迫)・れ(氷水で冷却・やっと休む)・た(故障した部位を高く上げる)」で覚えよう。

参考文献 07.10.9 朝日新聞  武藤芳照・東大教授が編集したマンガ「大人も知らないからだの本-運動器のおはなし」(「運動器の10年」日本委員会発行)



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