2018年7月23日

簡素にまとめる

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:48 PM

私のビジネスパートナーや先生方のブログは、毎回のように伝えるべき事を簡素、かつ分かりやすくまとめています。

それが私にはまだ出来ない。言いたい事や書きたい事をとにかく書き記す癖があります。

読む人が面倒くさくならない程度に、なのにこちらの言わんとする事が伝わるように。

まだまだ修行の途中です。



2018年6月19日

目でわかりやすく

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:37 PM

個人レッスンでもグループレッスンでも、ホワイトボードがあれば、よく絵に描いて今日のやることを記しておきます。

むしろ説明はこれだけ。

やり慣れた頃に設定そのものを変えるか、ホワイトボードに注文を書き記します。

時には 「A君は逆上がり」 「Bさんは側転」 などと名指しで指示します。

どれだけ話をしてもわかりづらい子には特に効果的です。

やることが明確化されれば子ども達もスムーズに取り組めます。叱る必要がなくなります。違ったことをし始めたら指示を変えていけばいいのです。

指導者がやり方を変えるだけでどれだけでも活気あるレッスンに生まれ変わります。



2018年6月8日

空中散歩

Filed under: プレジャーアリーナ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:19 AM

運動療育グループレッスンにて

にぎる・ささえる・わたる などの粗大運動をテーマに、鉄棒を2つ使って平行棒を作ってみました。

タオルは逆上がり用のハーネスですので関係ありません。一応、見た目に『安全だよ!』というイメージでマットを敷いておきました。この上を子ども達の自由な発想で渡っていただきます。

手を前にして進む子。大概の動物はこのような歩行方法です。人間は進化の過程で直立歩行を獲得し地熱から身体を守るために足が長くなったので、四つ足歩行になるとお尻が上がってしまい頭が落ちてしまいます。その分、足の裏で支える・掌(てのひら)で握る が必然的に行われます。

中には足を前に出して仰向けで進む子(下を見ないで済むから怖くないのかも?)や、右側の鉄棒に手 左を足にして横歩きの子、鉄棒の中心を握り足を振り子にしてターザンのように進む子 など、発想力は様々。

初めてやる事柄は慎重になり不安がつきものです。故に時間もかかります。でも2〜3回やるうちに体得し慣れが出てきます。そんな時に少しずつ負荷を加えて(高くしたり幅を広くしたり)油断をさせないのも指導者のセオリーです。

最後には二足歩行で進む子もいました。こんなレッスンからジャングルジムや肋木登り・鉄棒回りなどに発展させていきます。



2018年5月30日

落ちた不死鳥

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:09 PM

飼い主のあまりにも酷い育成のために、不死鳥が地に落ちた。

飼い主に従順で強いイメージだったが、その飼い主は実は手段を選ばず卑劣な生き方を教え、恐怖に怯えた不死鳥は飼い主に従うことしかできなかった。

その飼い主がいなくなり今は翼を捥がれたが、身の潔白を晴らし大空を舞う姿を見てみたい。



2018年5月23日

勝負あり

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:37 PM

日本大学と関西学院大学との間で問題となっているアメリカンフットボール疑惑について、先日、当事者である日大・宮川選手が日本記者クラブで記者会見の場に立った。

1人の若者は、将来・プライド・今までの努力を全て犠牲にする覚悟で、顔を出し実名で何百人ものマスコミそして全国民の前で謝罪をした。

記者達は、内田・日本大学アメフト部監督の指示だった。と選手の口から言わようと執拗に質問を投げかける。そこでの彼の一言が印象的だった。

「今日の記者会見は相手選手とご家族や関係者に対する謝罪会見です。」

指示だったとはいえ真摯に謝罪をしたことに潔い。また、一連の経緯の説明は大変わかりやすく同情さえしてしまう。

それにひきかえ、前監督の内田氏と井上コーチの記者会見を見て呆れてしまった。

全責任は監督にあり。と呆気なく退任したものの悪びれる様子もなく指示はしていない。の一点張りの前監督と、前監督の横で本当の事が言えずしどろもどろな口調のコーチ。記者さえ発言途中で打ち切るほどお粗末な問答だった。

完全に勝負ありである。

「選手を潰せ」の言葉の解釈が双方で違っていたとしても、1人の若者の人生が潰された事に対する責任が何ら感じられず、自己防衛に回っているとしか思えないのは私だけではないだろう。

ゲームの中で起きた事故(事件?)に対して立件していくのは難しいかもしれないが、首謀者がいて主犯がいる限り、残念ながら選手も罪を背負う事になる。

教育的配慮にかけたこのような上下関係は氷山の一角なのであろう。

 



2018年5月1日

他人の幸せを願う

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:47 PM

自分の幸せ同様に他人の幸せを願う事ができたら指導者として第1段階合格。それは親兄弟や親戚に対しても同じ思いであれば尚の事で、普段の行いが必ず社会に出てくるのです。

しかしながら、他人の幸せを願いすぎる人ほど騙されたり裏切られたりするものです。

そんな経験に何度となく直面したとしても、人の幸せを願うことができるかどうかです。

死んだ時にその偉大さがわかります。

自分は確認できませんけどね。

 



2018年4月4日

講師を育てる

Filed under: 保育・指導のツボ,未分類 — スキップ江原 @ 11:56 PM

弊社も新年度を迎え、新入社員も加わり、スキップ13年目がスタートしました。小さいチームではありますが、行なっている事は何処よりも大きく責任のある業務と自負しております。

辞令・新職員研修後に、1ヶ月前より主軸2名に宿題としていた座学発表。テーマは自由に設定していいのですが、わかりやすく、面白く、飽きさせない、60分の勉強会を務めることを課題とし、林と末光にとってはこの1ヶ月はアンテナの高い日々だったと思います。

資料をまとめて発表することで全てが自分のものとなり、さらにはそれがビジネスにもなる。故に私のダメ出しも多く飛んでくる。その繰り返しで親御さんや教育関係者の方々もうなずく講演がいつでもできるようになる。

若い力もいつかは次のステップに踏み込む事となる。今は子ども達と共に走り回っていても何処かのタイミングで講演活動にシフトチェンジする時が来るだろう。その準備を今から意識して、普段のレッスンでの成長をすぐに資料化し自分の財産とする。それを下のスタッフに受け継ぐ事でどちらも成長する。

この日は時間の関係で林だけのプレゼントなったが、こんな緊張感も一年に一度くらいあっても良いかな。

時間がかかりましたがようやく私の思い描くチームが出来上がってきました。

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2018年2月8日

身1つ

Filed under: プレジャーアリーナ,保育・指導のツボ,未分類 — スキップ江原 @ 12:47 AM

運動療育指導者研修  本日のテーマは『道具がなくても楽しめるあそび』

簡単そうで難しい。

乳児のあそびとしては、微笑がえし  声を発する  物をつかもうとする  目で追おうとする  立とうとする  匍匐前進をする  などの行動をあそびと捉えます。

また、幼児の場合、他児とのかかわりができるようになり、言葉あそび  歌あそび  じゃんけん  かけっこ  ごっこあそび  などに繋がっていきます。

そして大人の場合、そこに知恵と工夫が加わります。

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放課後等デイサービスの皆さんにおかれては、自分で経験し、楽しみ、子ども達ができるにはどうするべきかを考えなければなりません。

ボールや器具を使わないあそびには、簡単のようで難しい要素がありますが、進め方の工夫ひとつで何百とおりのあそびがあります。

身1つで楽しめるあそび。100のレパートリーを考えてみてくださいそれが必ず武器になります。



2017年12月8日

自由課題と設定課題

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:26 PM

幼稚園・保育園でこの時期にテニスボールを使ったあそびを多く行います。捕る・投げる・転がす・狙う・避ける・目で追う(追視)などの動作が、ボール協議には必要不可欠で、初歩的なボールあそびの導入に片手で握れ弾ませたり投げたりしやすいテニスボールが有効だと考えるからです。

必ずあそぶ前には『人やガラスに当てない』という約束のもとで、遊戯室全体に持ち玉全部をばら撒いて自由にあそばせます。

子ども達は思い思いにあそびをし始めます。そこで長机や平均台を斜めに置く事で転がし始めます。トランポリンを壁に立てかける事でぶつけ始めます。カゴを私が頭の上に乗せて歩く事で投げ始めます。

思い思いに自由課題を堪能した後に、少しずつルールがあるあそびへと移行させていきます。

自由にあそんだが故に「次は何をしてくれるのかな?」と興味を示し、ルールのあるあそびでさえ面白くなってきます。

最初からルールの多い設定課題よりは自由課題を十分に行う事がレッスンを進める際のヒントです。

 



2017年7月18日

跳び箱のひと工夫

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:50 PM

跳び箱 = 跳ぶ道具に非ず。

跳び箱・すべり台・縄跳び・のぼり棒・・・。 そんな名前がついているから皆がやりたがらないのです。と指導者になってから常に思います。

跳び箱 = 登り箱・バラバラ箱・わたり箱・隠れ箱・跳び下り箱 でいいんです。

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今日は跳び箱を斜めに組んで渡らせてみました。

講師の中を歩く子。講師の上を落ちずに歩く子。形が変われば子ども達は興味を持ちます。

跳ばない跳び箱。 跳ばない縄跳び。 登らないのぼり棒。 たくさんのアイデアを出してみて下さいね。



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