2011年1月21日

「叱らない」と「叱れない」

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:14 PM

「叱る」・・・物事を教えたり人間としての道徳を学ぶ過程の中で、誤った考えや行動に対し注意をすること。教育的配慮。

「怒る」・・・感情的な怒りや言動。      

スタッフらには子ども達に対して「怒る」はNG 「叱る」はOK。でも、一番は叱らない指導法。

しかし、子ども達を育てる立場として叱らなければならないシーンは幾度となくある。そこを見逃してはならない。現行犯で叱らなければ子ども達はわからないからである。

「叱らない」先生は子どもからも慕われるだろうが、「叱れない」先生はさらに状態が悪化するケースが多い。

誰も叱りたくはないだろうが、叱れるようになったら指導者として一人前。

私の持論として。



2011年1月13日

幼児期・児童期の体の形成期間

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:13 PM

スタッフの近藤から1本の電話があり、保育園の保護者から縄跳びがスムーズに跳べる為にはどうしたらいいかと質問されたそうです。それに対しての相談を受けました。

入学前のお子さんは情緒面では成熟が早く、たくさんの人的環境に触れながら毎日を過ごすために、言葉の獲得や発想の力が日に日に育っていきます。

しかし、体の面から考えると、中学・高校まで身長・体重が増していき、ホルモン分泌も増加します。

体が形成されていない1歳から6歳の幼児期に縄跳びのスムーズな跳び方や、水泳のフォームを考えるよりも、その種目が楽しくできる事を優先した方が無理なく次のステップへ進みやすいです。

近藤に伝えた助けとして、いつでも100回をつまづかずに跳べるように努力してくださいと、言いました。

100回の跳躍がうまくできるようになれば自ずと綺麗な跳び方になっていると思います。何故なら、子ども心に楽に跳べる跳び方を失敗の中から編み出していくからです。

大人は無理させずに見守る温かい気持ちも必要です。



2010年12月27日

スキースクール引率業務、行ってらっしゃい。

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:04 PM

おらが村 美濃市の今日は、昼にチラチラと雪が降り始めました。積もるほどではないですが寒さもすぐそこまで来ているのかと感じました。そこで慌ててタイヤもスタッドレスに履き替えて冬支度完了。

今夜からスタッフ達はスキースクール引率のため名古屋を出発しました。今年はスキー場にも雪の心配はいらない様子。チラチラどころかシンシンといった感じで、子ども達の到着を今か今かと待っていることでしょう。

2泊3日のツアーですが、出発地が遠方のために毎回スタッフは前日からホテルで宿泊となります。ツアー中は子ども達の管理・運営も大切ですが、スタッフ自身も楽しいイベントであって欲しいので、たくさん働きたくさんあそんで欲しいと思います。

毎年、締めくくりの大仕事。参加者の子ども達もスタッフ達も良い思い出を作ってきてください。



2010年12月15日

クレームを有りがたく頂きました。

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:14 PM

大変恥ずかしいことではありますが、本日クレームを2件頂きました。不快に思われていた方々には大変申し訳なく思い、心よりお詫び申し上げます。

クレームを対応するのが私の仕事でもあり、会員様の意見を全て聞いたうえで対応できることは対応し、次にそのような思いをなさらないようにチームとして心がけていきますが、我々の力で行うことが出来ない時には力の無さを痛感することさえあります。

クレームを頂くという事は、私達の指導力が一番の原因ですが、思いを爆発させてくださった方には逆に感謝しております。

「先生」という肩書きが時として勘違いをする時が多々あり、指導者自身、レッスン方法や言葉がけを振り返らない場合が一番の落とし穴なので、厳しい言葉がスタッフ1人1人の励みとなり緊張感の持続にもなります。

子ども達やご父兄様が頼ってくださるからこそ、思った事がありましたら貯めずにお気軽にお話下さい。また、担当スタッフに言いづらい場合は直接江原まで連絡をお願い致します。



2010年12月1日

2つの指令

Filed under: 保育・指導のツボ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 10:29 PM

本日、2年ぶりに関私立板取小学校で家庭教育学級に招かれ「軽スポーツ」という名目でレッスンをしてまいりました。(実際は重スポーツでしたが・・・。)

力試し 力試し

鬼ごっこ 鬼ごっこ

ジャンケンパニック フープくぐり

今回は小学生とその親御さんという事で、少しレベルの高い事が提供できましたが、近藤がサブで指導についてくれたので、スムーズに進める事ができました。

しかしながら今回の親子体操は少し意味合いが違い、親子への「レッスン」と近藤への「スキルアップ」の2つが私の中でのテーマだったので、いつもとは違う題材を児童には楽しませつつ、近藤にはメッセージとして教えてやらなければならず、実はアップアップでした。

勉強になったかな? 近藤君!?



2010年11月27日

月末レッスンで改めて学ぶこと

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 5:29 PM

月に1度、アリーナレッスンでは月末レッスンという名目で私、江原が担当しております。普段担当しているスタッフと共に、会員様の苦手分野を検討したり、スタッフ自身の補助方や指導法を検討したりと、緊張感を持たせながら進めています。

起業当初はほぼ100%私が行なっていた個人レッスンも、今ではスタッフらがしっかりと責任を持って行ってくれているお陰もあって、指名がある時意外は月末レッスンのみとなり、私自身が勉強をさせてもらっています。

そこで本日のレッスン。会員様の出来ないことに対して無理やりやらせようとする私が心の中に潜んでおり、もう一方ではイライラしている私も潜んでおり、傍からみると怖い顔をしていただろうなと、後になって反省でした。

出来ないから個人レッスンを受けに来ている。親御さんではしてやれないことの代行を務めている。私達が親御さんと同じ立場でイライラしたりガミガミしていては、指導者失格です。

そんな指導者としての試練を会員様が涙をもって教えてくれたような気もします。

グループレッスンとは違い、その後に反省することやその子について考えることが多いのもこの仕事のいい点でもあり辞められない点です。

またぎ日も鬼の形相で頑張ります。



2010年11月22日

ルールの多様化

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:07 PM

トライデントスポーツ医療看護専門学校 生涯スポーツ実技 にて。

スポーツはある一線を越えるとアスリート性が強くなり、勝負にこだわるようになってしまいます。老若男女、誰でもでき、それであって楽しい競技を、サッカー・野球・バスケットの1つをベースに学生達に考えてもらい、そのルールに基づいて実施してもらいました。

ルール今回はサッカー。ルールも女の子に優しくそれであって参加しやすいもの。

 

 

 

 

サッカー    みんな声が出ています。みんな参加できています。

逆にルールが多くなってしまっている要素もありますが、改良の余地有りです。

授業内で生涯スポーツを開発できるといいですね。



2010年11月13日

山県市 放課後児童クラブ指導者研修

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:27 PM

昨年に引き続き、山県市 放課後児童クラブ指導者の方々に対する研修会の講師を承り、高富児童館にお邪魔致しました。

今年度より高富児童館が移転し、子ども達がのびのびとあそべる広いスペースとなり、まだ新築の匂いが漂っていました。

前半の発達障害の講習に引き続き、私は後半の部として「あそび力」の講義を担当。プロジェクターで少し難しいことを説明しながらも、あそびを取り入れて脳と体の熟成の違いを学習していただきました。

放課後児童クラブ指導者研修 放課後児童クラブ指導者研修

昨年は「60分が短かった」との意見が受講生の先生方から多かったらしく、今年は90分の時間を頂きましたが、ご満足いただけましたでしょうか!?

また来年もお声をかけていただければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。



2010年11月12日

体育指導者としての思い

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 1:42 PM

ご父兄様よりメッセージがあり、やりとりをしていました。

「子どもが「縄跳びが欲しい」?とせがんで来たのですが、保育参観で体育レッスンを見てその気持ちがわかりました。」

保育園の企画で毎年夏休み中に行っていた保育参観を今年は秋に実施し、普段の運動レッスンを見てもらえました。

私達体育指導者がお子さんにしてやれることとして、技術の向上やできない事をできるように指導する事がクローズアップされがちです。

確かにそれが最終到達点ですが、私達が子ども達に投げかけている無言のメッセージとして、できないけれどやってみようと思う意欲を湧き出させる事と、提供したあそびの1つ1つに興味を持たせる事を常々考えています。

その日にやったことがその時間で終わり。ではなく、家に帰っても、1人あそびの時でも、学校でも、もちろん親子・兄弟でも、一緒になって行った事を披露しながら成長してもらえれば、幸いです。

ある意味レッスン中は、習得の時間ではなく普段からがんばった成果を発表する場なのかもしれませんね。



2010年10月28日

リスクはあれど・・・。

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

親子体操や運動レッスンで、スキップの代表である私が先陣を切って、運動器具を本来の使用方法とは異なった使い方をする事が多々あります。

すべり台例えばこれはすべり台。未就園児の親子体操で作ってしまいました。手すりがないので危ないです。ましてや長机はこんな使い方ではありません。

 

 

 

跳び箱迷路さらにこれは跳び箱をバラバラにして格子の上を歩く迷路。踏み外して転んだとしたら大変です。

誤った使用方法は本来指導者が教えてはいけないものです。でもあえて行います。当然親御さんや関係者に必要性と安全面の配慮を十分に理解してもらってのうえです。

興味が沸いてくるとスリルを求めたくなるものです。でも慣れてきた時や調子付いた時に事故が起こりやすくなります。そこを指導者・保護者・関係者が言葉や補助でサポートをする必要があります。

実はこのようなあそび。普段はやらないだけあって、また、絶対に禁止されるだけあって、子ども達は喜んで何回でも挑戦するんです。

ダメと言われて禁止されることだからが故にやりたくなるのでしょうね。

賛否両論でしょうが、時には大人の責任の上でリスクのある事に挑戦させる事も必要かと思います。



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