2008年4月10日

ルールとマナー

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:29 PM

バッターをアウトにするのは野球のルール。 帽子を取って挨拶するのは野球のマナー。

相手を土俵際で投げ飛ばすのは相撲のルール。 投げた相手に手を差し伸べるのは相撲のマナー。

未成年の禁煙はルール。 吸殻のポイ捨てをしないのはマナー。

運転時の携帯電話はルール。 病院や図書館での携帯電話はマナー。

マナーが悪いとルールになってしまいます。 住みにくい社会を作ろうとしているのは大人なのでしょうね。

皆さんはお子さんにマナーを示す事ができますか?



2008年3月27日

プレッシャー

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:45 PM

今日の会員様とのレッスンでの会話の中で、季節になると子どもがプレッシャーを感じるのではないか? という会話となった。

「進学プレッシャー」1学年大きくなることで責任を感じる。

「誕生日プレッシャー」 1つ大きくなることで重圧を感じる。

会員様のお姉さんは春休みと誕生日前になると頭痛を訴え、会員様もその気があるのではないかという。

人間はどん底に追い込まれたり、窮地に立たされたり、期待されると、自分にプレッシャーをかけてしまったり、他人から浴びる事がある。

スキップのスタッフもたまに「できるから頑張ってみなさい」と言ってしまい、注意をすることがある。

私の義姉も小さい頃から「お姉ちゃん」と呼ばれていたが故に「妹と同じように名前で呼んで欲しい」と訴えた時があったという。

長男や長女も「お兄ちゃんだからしっかりしなさい」と常に言われているのかもしれない。

トップアスリートでさえ世界の重圧に自分を見失う。

目に見えない圧力をはね返す事は他人にはできないが、重圧をかけない事はできるはずです。

生活の中でことばや行動のプレッシャーをかける時、かけない時の使い分けも必要なのではないでしょうか。



2008年3月13日

上に立つということ

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

人の上に立つこと。

命令をしたり指示をしたりして少し気分のいいものかもしれません。

しかし、行動や言動に責任を持つリスクもありますし、持っている限りのスキルを伝える使命もあります。

ただ威張ってばかりであったり物事を教えてくれない上司は、下のものから逃げていきます。

あそびはグループ。みんなが楽しく過ごせればそれで結構です。

チームである以上、監督がいてコーチがいてキャプテンがいて、それぞれが信頼しあっていないと勝つことはできません。

会社でも少年団でも同じです。

「どうして○○は言う事聞かんのかなぁー」 「こいつには手こずってばかりだ!」 と思う上司の方。 もしかしたら部下の潜在能力を十分に発揮させていないのでは?

陵南の福田吉兆のように、タイムアウト中に気付かれますよ。



2008年1月23日

邪念が邪魔をする

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 1:09 PM

成熟するとある程度の見通しを立てることができる。

例えばバスケットボールをやったことがなかったとしても、投げ方の規制がなければフリースローくらいなら楽しめたり、ゴルフ経験がなかったとしても、見様見真似でなんとかボールにあてることはできるだろう。

子ども達も例え経験が無かったとしても食器の片づけを、ままごとあそびやお片づけの時間から学び、置き換え、実行に移すことができると思います。

しかし、ある程度できる様になると 「邪念」という悪魔が宿り、時としてパニックを引き起こすことがシバシバある。

例えば、コマ = 紐で巻く → 投げる → まわす → (^o^)丿 の一連のプロセスは順序立てとしてわかっている。

が、しかし、巻き方のコツや投げ方のコツまでを説明している最中に聞きもらし、巻くのに必死な子どもは・・・。  いつまでたってもできずご立腹。

車の運転でも 「大丈夫だろう」が事故やネズミ捕りの餌食に。

経験を十分に積むのも当然必要ではあるが、慣れてきた時やスキルアップをしたい時、初めてのことに挑戦する時ほど 「邪念」 と戦って下さい。



2008年1月12日

子ども達の動きにはすべて興味がある

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

昨日、山県市の子育て支援センターより依頼を頂き、未就園の親子体操を行なってきました。

始まるまでの間、ホールを走り回ったり、厚生員の先生に体当たりしたり、その場をクルクル回ったりと、道具を使わなくても子ども達は様々な行動を楽しそうにしています。

一見走り回っているだけのように思えますが、子ども達はこのような行動をとる事で他児との関わりを意識し距離やバランス・回転などの感覚を無意識の中で常に習得しようとしています。

幼児期の行動の1つ1つは毎日が学習と発見で、失敗や成功を経験をする事で初めて行なおうとする事でも予測をたてることができたり、善悪・○×の判断ができるようになります。

体や頭脳が熟成するまでに刺激を与えるかが鍵です。



2007年12月26日

幼稚園・保育園の選び方

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:41 PM

未修園児のお子様をお持ちの方は、すでに入園願書を提出されて入園準備を整えている事でしょう。

保育園がいいか? 幼稚園がいいか? 一概にココ!という答えはありませんが、小学校入学準備の為の決して義務ではない機関です。

保育所(園)=厚生労働省管轄の文字通り「保育」を目的としており、本来は勉強はしません。所得に応じて体育料が決まります。

幼稚園=文部私学省管轄の教育機関。入学の為に必要な読み・書きなどを教える事ができます。保育料は園によって差があります。

両方とも公立(市町村)と私立があり、園の特色も違いがあります。

最近は幼稚園と保育園の機能を融合した「子ども園」なるものまで増えつつあります。

音楽・運動・英語・絵画などの習い事、キリスト教・仏教などの宗派を重んじている園、受験対策として英才教育を目的としている園や、子ども本来のあそびを重視している園など、各園ではさまざまな特色を打ち出しています。

地域性や仕事柄で選ぶ基準も異なることでしょうが、お子様がたくましく卒園できる園選び、送り迎えをする親御さんも楽しくなる園選びをお勧め致します。

それは決して園任せにする事ではなく、ご家庭での生活も共存しあっての1年間という事をお忘れなく。



2007年12月21日

技術の進歩

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:57 PM

医学や生産技術がめざましい進歩を遂げているのに、子どもの体力や学力・応用力は下降し続けています。

しかし、競技ともなると大会記録やワールドレコードが出るのも事実。

これはスポーツ産業が盛んになり、スポーツ理論やスポーツ医学も進んでいるからです。

基礎ができていないのに応用が生かされる何とも不思議な現象。

だったら基礎を底上げすればもっと開花するような気がしませんか?

現代の子ども達に昔のトレーニング方法はやはり難しい。だったら今の子ども達にあったプランニングを与えることが必要です。

新しいことをあみ出せ!と言ってるのではありません。今おかれてる環境で最大限のより昔に近いあそびが展開できれば、親御さんが経験した快楽と似た喜びが得られるでしょう。

さぁ明日から冬休み。子ども達にどんな経験をさせますか?



2007年12月2日

年齢詐称は危険

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

「おばちゃん。何歳?」

「えーっと・・・。 18かなっ?!」

なんて子ども相手に年齢詐称した経験ありませんか?

実はこれが最近大問題なんです。

幼児・児童を狙った犯罪が急増しているといわれています。 子どもにとっては青年も中年も初老の方もすべてが「大人」。

被害にあった児童が警察官に「何歳くらいの大人だった?」と聞くと、お母さんくらいの年齢に感じ、「18歳くらい」と答え混乱を招く事がしばしばだそうだ。

子どもに年齢をごまかしたところで何も得はありません。 いざという時の為に物の分別のつく社会性も植えつけておかねばなりません。



2007年11月25日

マイナス発言は御法度

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:59 PM

「うちの子、運動に興味がないんです。」 = 本当に興味があるかないか、あんたになぜわかる!?

「お前本当にダメだなー」 = それは運動面だけで、あんたに勝てるものは絶対あるさ。

「もっと頑張りなさい」 = これ以上の頑張り方を教えてくれよ!

「わかったら返事は?」 = 返事だけしとこ。

お子さんの腹の中はこんな言葉が巡っているかもしれません。

マイナスの事を言ってもお互い良い思いはしません。 個性を伸ばしたければプラス発言を多く、マイナス発言はチョンモリ。



2007年11月21日

モンスターペアレント

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:01 PM

教育現場で流行っている言葉に「モンスターペアレント」なるものがあります。

モンスター(Monster)=怪物・化け物。 ペアレント(Parent)=親・両親。

化け物みたいな親。どんな親なの? 

学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する造語で、直接教員にクレームを言う親が多い中、校長や教育委員会などの権限の強い部署にクレームを持ち込んで間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるケースも増えているようだ。

私が小学校の頃は、担任の先生にゲンコツをもらい父に告げると「お前が悪いから叱られるんだ」と、オプションでもう1発ついて来たものだが、今は暴力ととられてしまう為、先生の懲罰はほぼ皆無に等しい。

過保護になりすぎているのでは?とも思うが、そんな現代だからがゆえに、Parent(親)と Teacher(教師)が Association(組織) していかなければ学校は成り立たないのです。(ルー語になっている・・・。)

誰のために?  子どもの為です。 

P(パー)と T(タワケ)の A(集まり)ではいかんのです。

モンスターの人たち。そんなにお子さんのことが心配なら自分で全てを育ててみることです。(ある意味、話題となった格闘技3兄弟の父はすごいと思います。)

スキップの会員様にはモンスターは今のところいないようです。



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