2009年10月4日

見せて教える。一緒にやる。

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 6:57 AM

スキップの指導法として「コーチング」と「ティーチング」の使い分け。があります。

ほとんどの会員様が運動に対してよいイメージを抱いてはいません。むしろ「どうして嫌な逆上がりに対して家庭教師なんて呼ぶの?」くらいの思いでしょう。思いは重いでしょう(オヤジギャグ・・・。)

従来通りの「ティーチング」だけでは指導者の持つ知識、技術、経験等を伝えるのが基本となり、一方通行の情報の流れとなってしまいます。「これはこうだ!」「やればできる」では、子どもの捉え方や個性・特徴が違うため、一概に同じやり方では習得への遠回りになる危険性があります。(1人1人答えが違うからです)

子どもに理屈はあまり必要ありません。一緒になってやることで大人や指導者・友達などの物的魅力や、逆上がり・雲梯・水泳などの運動的魅力を感じ、「こうなりたい」「できたらいいな」と思うのをひたすら待ち続けます。その方が一見遠回りでも実はワープトンネルなのです。

スキップのスタッフはみんな「あそび」の天才です。レッスン中は子どもと同じ視線に立ち、一緒になってあそび、一緒になって汗をかきます。

見極めがついた頃に主訴を提供し、まずは見本から。できないことに対しては答えではなくアドバイスをします。

ご自宅でもできることです。見せて教えられなくても一緒にやってみてください。



2009年10月3日

意識改革

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 10:56 PM

今日は私が担当する保育園の運動会でした。

天気予報で午前中の降水確率が高かったために前日の時点で午後開催の連絡がありましたが、起きてみると朝から運動会日和。この時期の天気はわかりにくいですね。

今年の運動会は少し趣向を凝らし、運動会のために練習をする発表会的なものから、普段からの体育あそびの様子や練習がなくてもみんなが楽しめる運動会ということで、先生方が意識改革をした初の試みでした。

1003 さゆり運動会 005未満児さんの親子お遊戯。

 

 

 

1003 さゆり運動会 006年長5歳児・年中4歳児による「チャレンジ」。

 

 

 

1003 さゆり運動会 008父親によるリレー。アンカーは毎年私と園長先生。

保育園が我々のプレジャートレーニングを理解していただけ、運動会の本来の意味を先生方がみんなで話し合った事に感謝しております。

お母さん・お父さん・おじいちゃん・おばあちゃん・園児達も本日は1日お疲れ様でした。

私はというと普段の運動不足からブログを書きながらプチ筋肉痛です。



2009年10月2日

善者と悪者の使い分け

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

個人レッスンやグループレッスンなどで、私や一部のスタッフは「ヒール(悪役)」、その他のスタッフは「ヒーロー・ヒロイン」です。ヒーローやヒロインは子ども達からも好かれ、私なんかは始まる前から泣かれることがほとんどです。

楽しいことは一緒になって楽しみ、出来なかった事ができるようになった時にはスタッフができたかのように喜び、ハグしたりハイタッチをしたりします。

しかし、馴れ合いになると好き勝手にルールを決めたりあそびの延長にもなりかねません。今はレッスンの時間・修行の時間というオンとオフの区別を子ども達にも自覚させ、時には叱ることも必要です。

ただ「ダメ!」「いけません!!」では子ども達は理解してくれませんが、理由や目標数値を明確に説明すればすんなりと指示が通るものです。

指導者として、叱ることができたら一人前。

ご家庭でも善者と悪者の使い分け。うまくできていますか?



2009年10月1日

山県市 子育て支援ボランティア講座

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

本日は岐阜県山県市 子どもげんきはうす にて子育て支援ボランティア講座の講師を務めてまいりました。

山県市 031前半は隣りの山県市立富岡保育園3歳児を招き子育てボランティアの方との交流体操を、後半は資料に基づき、あそび力の勉強会を行いました。

 

 

山県市 033山県市 030

山県市 043山県市 044

地域の子育て支援ボランティアの方々は非常に熱心に活動してくださり、皆さん真剣そのもので受講されていました。

私が唱えたことが全てではありませんが、普段の活動の参考になれば幸いです。

参加された方々はもとより、長野先生を始め子どもげんきはうすの先生方、保健センターの山田さん。本日は大変お疲れ様でした。



2009年9月30日

運動会の思い出 2

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 11:59 PM

中学3年の運動会。

組み立て体操は小学校6年の時のそれとは明らかにスケールが違い、ピラミッドも5段。今思うと凄い事をやらされていたなと思います。

私の幼稚園の時からの友人は馬から落ちて骨折。でもこれが当たり前でした。(今では大問題でしょうね。)

騎馬戦もほとんど殴りあい状態。その後の旗奪いはモミクチャ状態。

でも2つとも男を感じる運動会の花形。女の子は感動で泣いていました。

どちらも痛い思い出。



2009年9月29日

運動会の思い出 1

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 11:01 PM

幼稚園年長の時の運動会の思い出。

かけっこ。誰よりも早かった(つもり)。

「よーい、ドン。」ストレートのコースを1番で走っていた(はず)。

応援席で声をかけてくれた家族を見て手を振った矢先に・・・、

ヘッドスライディング。

みんなが走った後の砂ボコリ。まるで漫画のような光景ですが今でも忘れません。

不の思い出です。



2009年9月28日

努力の賜物

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

この度スキップに北京オリンピック体操競技日本代表として団体総合5位に貢献した選手がインストラクター登録しました。実績としてはすごい逸材で私もビックリしていますが、会ってみると普通の女の子です。

日曜日のアリーナ個人レッスンでも子どもと一緒になって跳び箱や鉄棒をし、補助に入りながら指導法を一生懸命学んでいました。

男の子の跳び箱のレッスンで6段が跳べそうで跳べない事に対し、段が高くなる見た目の恐怖心があるのではないかと彼女に問いかけたところ、「小さい頃は全てのことが恐怖でした。」という答えが返ってきました。

子ども達は体育となるとやはり恐怖の連続、挑戦の連続です。彼女も同様にそこからスタートをし、時には涙や挫折・スランプもあったでしょうが、厳しい練習に耐えて、周囲の支えや何より自分を信じて世界の舞台まで登りつめたのだと思います。

私達では想像もつかない努力の賜物だと思います。

スキップでレッスンを受けている子ども達のほとんどがいわゆる「運動オンチ」ですが、努力をすることで栄光を勝ち取ることができる布石だと信じています。



2009年9月27日

富田教室での実習開始

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:02 PM

前期に引き続きトライデントスポーツ医療看護専門学校 子どもスポーツインストラクター専攻1年の学生らによる実技実習の授業が始まりました。

後期は幼児・児童のどちらかを事前に選択し各々のカリキュラムに従い45分のレッスン時間をやりきるという、いわゆる本番です。

富田十分に説明をした上でレッスン開始。子ども達の技術の把握やスキルアップの手助けをパートごとに行います。

 

 

 

富田教室ただ補助をするだけではなく前期で学んだ通り、子どもの技術が向上する補助・ケガや事故を最小限に少なくする補助・補助する者が疲れない補助に心がけます。

学生のおかげで今回1年生の男の子が開脚跳び6段が完璧に跳べるようになりました。

結果が出た時は学生の自信にもつながります。子どもと学生の勝利の瞬間です。



2009年9月26日

スキルアップセミナー

Filed under: プレジャーアリーナ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 4:01 PM

毎月末金曜日のレッスン後にスキッププレジャーアリーナでは、スタッフ達が集合して月に一度の勉強会「スキルアップ(スキップ)セミナー」を行なっています。

先月の導入あそびに続き、手あそび指あそびをテーマに1時間ほどの1人指ネタを発表しました。

学生インストラクターは実習や授業でやっているだけあってやはり新鮮です。逆に勉強になります。

単純な手あそびでも頭をひねりながら、最終的には玉砕です。

個人レッスンでレッスン前に手あそびや歌あそびをし始めた先生達がいたら、「この前のセミナーで覚えたんでしょ!?と耳元で囁いてみて下さい。 苦笑したらその質問は正解です。



2009年9月25日

このブログを見ていらっしゃる方。意識レベルが高いです。

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:06 PM

弊社ウェブサイト「ふれあい日記」に関しては平日の毎日、えっぱらブログ「一生、わらべ心。」に関してはできる限り毎日更新をしております。

ふれあい日記」はスタッフらが日替わりで掲載しているもで、掲載内容や挿絵からスタッフの人柄や熱くを感じて頂き、パソコン上でスキップの理念やスタッフの想いを出来る限り把握してもらおうと努めています。

今年度から近藤も自己責任でブログを立ち上げることとなり、若さと熱くが感じられる内容のものをアップしています。

おかげさまで毎日日記を期待してくださる会員様や、スタッフ紹介ページから嫌いな食べ物や誕生日などを調べ、ファンになってくださる会員様が増えてきました。また、入会を考えておられる新規の方も指名を多く頂けるようにもなってきました。

スタッフ自身の意識レベルもさることながら、親御様や園関係者の方々からも「参考になりました」「挑戦してみます」などのお声を頂戴しており、お子さんのあそび力に対する意識レベル高さが感じられます。

コメントしていただける方はごく一部ですが、訪問回数が毎月多くなっていることからも、弊社への興味やお子さんを何とかしたいという気が多い方が増えてきたのだと、勝手ながら解釈しております。

正直申し上げて、あそび8割・理論2割のこのブログにも、幼児期・児童期・青年からお年寄りの方に至るまで、あそび力に対する何らかのヒントを自論ではありますが自信をもって掲載しておりますので、利用価値は大いにあります。

一度、今までのバックナンバーをすべて見ていただければ幸いです。自分のために。お子さんのために。



« 前ページへ次ページへ »

HTML convert time: 0.287 sec. Powered by WordPress ME