2015年6月12日

先生風をふかすな

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:53 PM

下関市の知的障害施設で、作業者に対しての暴言や脅し・暴力といった言動を録画した動画が元となって、職員が逮捕された。

何を学び、何を支援し、何を伝えたかったのかが皆目見当のつかない動画で、なぜ人を指示する立場で働けているのかが理解できませんでした。

スタッフ達には常に言い聞かせています。

『先生風をふかすな』

私達は先生と呼ばれる立場の仕事ですが、その言葉には不快は感じません。むしろ尊敬のまなざしで見られることがほとんどで、故に人間をダメにしてしまいます。

自分が行っているすべてが正しい。すべてが子どものために行っている。

こんな自惚れ発想が増幅して先生風をふかしてしまい、自分の思い通りにならなくなった時に、子ども達がわけもわからず叱られたり怒鳴られたり叩かれたりしてしまう。

世の先生達。今一度振り返ってみましょう。なぜ先生になったのか? そして、自分自身が先生として相応しいかどうかを。子ども達や親達に慕われているかどうかを。



2015年6月10日

スイング遊具

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 10:54 PM

放課後等デイサービス 笑顔グループ での運動療育レッスン。

施設施工時に助言させてもらったスイングのための天井への加工が完成し、見事にぶら下がり遊具を設置することができました。

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跳び場や鉄棒などの一般的な遊具と違い、子ども達の興味をそそります。

時間になり子ども達が続々と登園。部屋に入るや否や・・・

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始まりました。でもこれが子ども達の本来の姿。

『揺れる』 という動きは生活の中に少なく、一定リズムの揺れや加速度は あそびを持続させます。

汗だくであそんでいた子ども達の顔は満足度でいっぱいでした。



2015年6月9日

雨が嬉しい子、嬉しくない子。

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 2:42 PM

今日、訪問した幼稚園の体育レッスン前にこんな話しをしました。

『雨が降ったからお外で体育あそびができないね。雨が降って嬉しくない子、手を上げて?』

大半のお友達が手を上げます。

『雨が降って嬉しくない子は、どうしてかな?』

「だって、外であそべないもん。」 「雨がお顔にかかると風邪をひいちゃうもん。」

『雨が降ると嬉しい子、手を上げて?』

2名程手を上げました。

「だって、雨が降るとお野菜作っている人が喜ぶもん。」

自分の欲求と他人の欲求を発言できる園児にちょっとビックリしました。

雨が降るとカエルもカタツムリも喜びます。タマネギもトマトも喜びます。日本の四季を感じながら色々な気候を喜びましょう。



2015年6月3日

笑顔学園リトルベアー

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:15 PM

本日より岐阜市茜部(あかなべ)にある放課後等デイサービス 『笑顔学園リトルベアー』 での運動療育レッスンが始まりました。

6月1日に開設したばかりで今日はプレスクールのような感じでしたが、それでも多くのお子さんが来てくださり、広いプレイルームの中でサーキットあそびをしました。

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鉄棒に興味を盛ってくれたお子さんは何回も何回も回ってくれて、最後には男と男の抱擁をしてくれました。

お子さんの発達について些細なことでも相談にのってくれますので、お気軽にお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

ホームページはこちら ⇒ http://egao-g.jp/company.html

運動療育レッスンは毎週水曜日に行います。



2015年6月2日

またもや年金

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 5:13 PM

今朝の新聞で、日本年金機構の職員のパソコン端末への不正アクセスで、125万件分の年金に関する個人情報が外部に流出したようで、頭を下げている写真が1面に掲載されていた。

またもや年金か。と思った人がほとんどだろう。当然謝罪をすれば済むわけではなく、原因を追求して何度もこのようなことがないようにセキュリティの強化を願うのだが、国民は穏やかではないだろう。

国民である以上、半ば強制的に支払い老後のために蓄えるものの、受給年数は年を追うごとに引き上げられ、私達が還暦の頃には80歳まで、いやそれ以上、いやいや年金破たんも噂として流れてくる。

綺麗事だが、負担であっても安定した老後を過ごしたい。若い者に負担をかけさせたくない。願うところはそこだろうが、その真逆では歳をとることが恐ろしくもある。

1/125万件 であるのは間違いないが、そんなことよりも国や制度に対して 「ありがとう。日本に生まれてよかった」 と死ぬ間際に思えるような世であって欲しい。



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