身体がわかる
例えば竹馬。
手で棒を支え足を前に出して進んでいく。牛乳瓶の蓋よりも狭い面での足元で爪先立ちのように歩かなければならず、普通の歩行とは違い右手と同時に右足を出さなければならない。
こんな乗り物、誰が考えたんだ! と幼きころは思いましたが乗れるようになると意外にも簡単でした。
自転車・一輪車・車の運転(特にマニュアル車)・・・。乗り物は全て練習が必要。でも乗れるようになるとその時の苦労は何だったんだ? と思えるほど簡単に操れるものです。
頭で考えるから最終的に簡単な操作も困難にしてしまいます。しかしながら習得中は頭で考えながら行うものです。身体が覚えた瞬間は全ての困難から解き放たれます。
そんな経験、たくさんありますよね。 それを子ども達は毎日の生活の中で試行錯誤を繰り返しながら行っています。
箸・鉛筆・はさみ・缶切り・ナイフ・掃き掃除・・・。
長い目で見てあげてください。必ずわかる瞬間が来ますから。
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