良い物を追求する
1年ぶりに訪問した保育園の園長先生と外部講師についての話となりました。
ほとんどの幼稚園・保育園が体育指導派遣会社と契約をしていると思いますが、技術の向上やカリキュラムの消化ばかりを追求するがあまり、子ども達が本当に楽しい事や憧れている事が欠落してしまっているのではないだろうか。
英会話の先生・リトミックの先生・ダンスの先生・様々な外部講師と契約することで園の特色をPRできるのも園としての売りで、私立の園は園児募集に一役買っています。が、契約金額の少なさや営業トークに踊らされて、保育を知らない講師が「教えに来るだけ」というのも現状のようです。
物で例えるならば、100均の包丁と10,000円の包丁。どちらも物を切ることが出来ますが、その本質が解るのは買う前ではなく使ってみてから徐々に解るのです。
子どもと接する仕事である以上成長を見届けるのは当然ですが、出来た結果と出来るまでの過程をしっかりと考えていき、「こんなことを教えてもらった」 「こんな大人になりたい」 「この先生に褒められたい」 というような子ども達の中から訴えが出てくる理想像でありたいものです。
我々もまだまだ発達途中。しかしながら悲しいかな売り上げ重視ではなく、あそびを真剣に考える集団です。(そこを理解してくれる園が少ないので契約が取れないんですけどね・・・。)
TrackBack URL :
Comments (0)