昨年まで地域密着型ビジネス支援施設に同居していた「ディスレクシア協会名古屋」の吉田さんより紹介され、「子ども支援室カシオペア」との企画による「特別支援教育支援員(学校支援員)養成講座・公開講座」の「作業療法」を受講しました。
感覚統合学科の小松則登先生が講師という事で、聞かない訳にはいけないと思い、近藤、杉山、吉田、西村と共に名古屋市立大学まで。
100名はいたでしょうか。教室は満席でした。作業療法士(OT)の方がほとんどでしょうが、保育士や教育関係の方も熱心に受講していました。
この先生の面白いところは、クマのような体の作りにゆったりとした話ぶりで、時々ボソッと笑いをとる。当然内容も濃い。色々な面で勉強になる先生は1人で私にとっては神のような存在です。
そんなこんなで数時間の講座はあっという間に終わり、講義後が当然質問攻めでしたので挨拶を程ほどにスタッフと電車で食事に行きました。
その帰りの事。
地下鉄のプリペイドカード買おうにも買い方がわからず券売機でマゴマゴしていると、「今お帰りですか?」とささやきが。偶然にも小松先生も帰宅の様で(公用車じゃないのね)私を待ってくれています。
地下鉄利用頻度の少ない私はさらにテンパッてしまい、それを楽しむかのように「どこまで行かれるんですか?」「後ろ詰まっていますよ。」とボソボソ話しかけてきます。
完全にその一瞬に感覚統合障害となり、講座で学んだ事がまさに私が事例となりスタッフが後ろでゲラゲラ笑っていました。
券1枚を購入するにもパニックになるとどうして良いのわからなくなる私がいるだけに、何らかの発達に遅れがある方々は日々苦労の連続だと思います。我々にできることはごくわずかですが、個人レッスンを通じて今回学んだ事をしっかり生かしていきたいと思います。