分解君
最近、男の子が何でもかんでも分解するCMがありますね。
乳幼児期は力下限がわからず、投げる・壊す・破るなどの「破壊あそび」がありますが、小学2・3年生頃から工作の授業で物を作るという事を学ぶようになり、立体構造や機械の仕組みの興味を持つようになると、製造の逆⇒「分解」をしたくなります。
まずはネジを一本。分解した手順で組み立てていけば元に戻ると誰もが考えて、どんどんエスカレートします。 結局元に戻らないことの方が多いんですけどね。
しかし、この行為は物に対する探究心が開発され、新しい発見の連続です。ある意味宝箱なのです。
男の子は特に色々なものに手を加えるでしょうが、元に戻らなくなったらメーカーに修理に頼むくらいの考えで、一度遠巻きに見守ってあげてください。
機械の起源は当然「製造」からでしょうが、商品開発や研究は幾度とない「分解」があってこそだと思います。
壊されたくない精密機械は物置の奥深くに隠して置いてください。