Hawaii の小学校を覗いて
ホノルル動物園の向かいに Jefferson Elementary School(ジェファーソン小学校)があります。アポイントをとって教育現場の風景を見てみたいところでしたが、そんな身分でもないために Kapafhulu Ave.(カパフル・アベニュー)から覗いていると、校内や校庭であそんでいる子ども達や体育の授業風景を見ることができました。
大きなバスケットコートは舗装されていましたが、それ以外の校庭は全てが芝で覆われて、担任の先生が子ども達にかけっこを教えていました。
年中気候が安定していることと足に優しい校庭に恵まれて、楽しそうに走っている子もいればイヤイヤの子もおり、アメリカでも日本でも運動の好き嫌いがあるのは同じだなと感じました。
日本の学校体育では整列から始まり挨拶、準備体操を行ってから課題である単元に移るといった流れがありますが、ここでは単元はあるもののいかにも自由。走るのが遅い子は先生に「何でこんなことをさせるの?」と言っているような言い争いをしている様にも見え、国民性の違いを感じました。
どちらが正しいかといえばどちらも正しい。子ども達の表情も豊かでみんな頑張っている顔に表れました。
Hawaii で体育家庭教師の展開は難しいでしょうが、こんな場所で子ども達と向かい合うことができたらと一瞬でも思わせるところがこの国の良さなのかもしれませんね。
大人たちは出勤前にビーチで波乗りをし、ボードを担いでまた家に帰っていきます。仕事の前にあそび。あそびあっての仕事。こんなところからもカルチャーショックを受けます。
この地に来たからといって決してボケてしまってはいけませんが、こんな心のゆとりも取り入れられたらと正直思いました。