補助をする時。補助をしない時。
毎日のレッスンの中で主訴に近づいている子や、苦悩の末に達成できた子を数多くお世話しています。レッスンを受けた子はすべてが宝です。宝を光らせるためにありとあらゆる手段を使って最終的に自分で輝けるように、「あと少し」を手助けしています。
べったりと補助をしている時の方が子ども達も安心をするでしょうが、それでは獲得にはなりません。最終的には1人で出来て初めて完成なのです。
補助をしてもらう時は「練習」「学ぶ」。1人で挑戦する時は「試練」「鍛錬」です。
仕事でも同じで、教えてもらえるうちが華。いずれは1人でやらなければならないときが来るでしょう。
今日、カルチャースクールの「体育・プレジャートレーニングクラブ」で、児童コースの1人が逆上がりを完成させました。補助するタイミングでは励まして、補助をしないタイミングではやれる気にさせ見ていないフリをする。
あら! できちゃいました。
「先生見ていなかったからもう1回!!」
「見てなかったの?仕方ないなー。もー」
そんなやりとりの中でのレベルアップが理想です。