操作感覚を養う遊具
名古屋市内の会員様との個人レッスン。 普段は池谷が担当をしていますが、会員様のご指名で月1回のペースで私が担当しています。
この会員様、子どもの発達の把握と共に、スキップの考える「プレジャートレーニング理論」を十分に把握されており、今重要なあそびの力をいろいろな先生といろいろな場所で教えてほしいという要望があり、アリーナも含めほぼ毎週レッスンを受けています。
今日のレッスン会場は港区の「とだがわこどもらんど」。この公園は私も初めてだったので気持ちもウキウキ。実に充実したあそび施設で、アリーナに持って帰りたいくらいです。
一通りのレッスンを終え、お別れの挨拶の時に砂場で面白い遊具を発見。
左がアームの部分、右がショベル(スコップ)の部分を操作し、砂を取ります。これがなかなか難しい。
道具を器用に使いこなす「操作感覚」は、手先や指先を見ていては上手く使いこなせません。目標となるものを見続け、いわばイメージで操作します。
縄跳びでも持つを持っては跳べませんし、車の運転でもハンドルを持つ手やアクセルを踏む足を見ていては事故につながります。
操作する物と機械の構造を把握し、力加減を調整し、構造にあった仕事をこなす。生活の中では道具を使うことがほとんどですが道具を使う唯一の動物として器用に使いのなす必要があります。
少し複雑構造な遊具であそんでみると、見た目は単純な繰り返しあそびでも長時間持続できると思います。