飛びつきブランコ
高いところに飛びつく。スポーツや体育で言えば垂直跳びやバスケットのダンクシュート。
目標となるものを目測し、飛びつき、成し遂げる。
あそびの経験から、どういう勢いで腕を降り足を曲げれば、また、どれぐらいの助走をすれば狙いであるものに到達するかがわかってきます。その時点で距離感覚が養われており、体を巧みに操る連動感覚へとつないでいます。
自分のリズム感覚と飛びつくための反応感覚がミックスされて、みごとに鉄棒にぶら下がれました。
飛びついた瞬間の手の動き。実際手のすぐ近くに目は存在しませんので手と目の間に腕1つ分の距離と微妙なタイムラグがあるはずですが、鉄棒に到達する一瞬に指を握るためにそれを計算ししっかりと目測をしており、体を両手で支えるために肩や腕の筋肉で体全体を支えています。簡単そうに見えて適度な運動をあそびの中で宿しています。
霊長目は長年木の上に生活をしていたと考えられます。ということは、ぶら下がることが得意だった生き物だったのではないかと考えます。
たくさんぶら下がってみんなサルになりましょう!! (ウキッ!!)