教えたい事はその時に
スラムダンク 27巻
山王工業戦。後半11分20秒(昔は30分ハーフでした) 湘北36×58山王。
安西監督は最後のタイムアウトを取り、花道を小暮(メガネ君)と交代させる。
花道は負けているシーンで交代させられた事に憤りを感じていたが、安西監督自身も試合をあきらめていない事を知り、冷静になり指示を聞く。
オフェンスリバウンドを捕る事で山王の速攻は無くなり、さらにもう1回のシュートチャンスが生まれる。花道がリバウンドを捕る事ができれば追い上げの切り札になる。
白髪鬼(ホワイトへーアドデビル)と呼ばれたスパルタコーチの安西監督なら、罵声をあげていただろうが、相手にわかりやすく、やる気を奮い立たすように説明をすることで、花道は納得をする。
人に迷惑がかかるからと「あの時に大きい声出したから叱っているのよ」などと言っても3歩も歩けば私でも忘れてしまいます。
伝えなければならない事は、その時に伝わらなければ効果はありません。