2023年12月13日

自閉症の子どもと向き合って

Filed under: わからなカン,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 12:20 PM

運動療育の仕事をする様になって、数多くの自閉傾向の子ども達とその親御さんに出会ってきた。

親御さんは運動を通じて我が子が少しでも成長する事を願って入会される。我々もその希望に近づけようと子ども達と向き合い、内容を考え、レッスンを提供していく。

軽度の子は、自分の意思を言葉で表現できるので、思いが伝わる。こちらもあえて口頭支持でレッスン内容を伝えて、その子なりに頑張ってくれる。

重度の子は、自分の名前も分からないので出席調べをする際も手が挙げられない。

親の考え方や方向性で全ての支援の価値が変わってくる。

運動療育は効果的なのだろうか?
と思われれば跳び箱が跳べたり逆上がりができる事は社会的に何の得でもない。

できない事ができる様になる成長を褒めてあげたい。
と思われてば、長い月日が必要とはなるが習得は0ではない。故に1つの作業を覚えたら従事し続ける事ができる。

将来を見越して吸収力が多感な時期に、運動療育に限らず、様々な刺激を経験させる事をオススメします。



2023年12月6日

健康は かけ算

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:16 AM

食事時にたまたま同席した方と意気投合し話し込んでしまいました。その方は薬剤師さんで実家が神社という心も体も助ける素晴らしい方の様に思えてしまいました。

素晴らしい話がたくさん聞けたのですが、その中に『健康はかけ算』という話題になりました。

時間は たし算。日々自分が成長していく。年老いたとしてもそれも成長。

お金は たし算とひき算。所得と消費。どちらも税金がかかるが、コレが世の中のシステム。

でも、健康は かけ算。いくら時間とお金があっても、0をかけてしまったら楽しみも生き甲斐もなくなります。

健康であるうちの 時間とお金の上手な付き合い方がハッピーの秘訣ですね。



2023年12月1日

少子化によるスポーツ事情

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:47 PM

チームスポーツには人数が必要で、

バスケットボール→5人
バレーボール→6人(9人制は9人)
ハンドボール→6人
水球→7人
野球→9人
サッカー アメリカンフットボール→11人
ラグビー→15人
など、大人数が必要です。

当然試合ともなると交代選手も必要なので、それ以上は必要。普段の練習も試合形式となると倍の人数が必要です。

各学年でチームができた時代とは違い、縦割りの組織がほとんどのようで、子どもの取り合いになったり、個人競技でも不人気だったりお金がかかり過ぎるカテゴリーは継続困難や遠方まで通ったりというのが現実のようです。

高校野球でも既に、活動はしているものの学校単位でのチームが成立せず、他校との合同で県予選にエントリーするチームも少なくありません。

日本スポーツ界の今後の課題は深刻のようです。



2023年11月26日

ホップステップ運動療育イベント

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 4:53 PM

横浜市を拠点に展開している放課後等デイサービス『ホップステップ』主催の運動療育イベントのプロデュース依頼を受け、レッスンを行ってきました。

今回は小学校の体育館をお借りでき、広々とした中で大勢の子ども達と汗を流しました。

最初は少人数と聞いていたのですが蓋を開けてみたら100人ほどの子ども達がお越し頂け、大変盛り上がりました。

運動の秋にふさわしいイベントでした。



2023年11月25日

健康も問題

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:05 AM

アリーナ個人レッスンで自閉傾向のお子さんのお母様とのお話の中で、健康なのも問題。との内容になりました。

健康診断で聴診器を当てられたり扁桃腺を見るために口内を診られたりするのはごくたまにあるのでジッとしていられるのですが、注射となると大人4人がかりだそうです。

また、コロナの検体を採取するために鼻に綿棒で突かれる時には大暴れだそうです。

大人でもわかっていてもキツイのですから、子どもや障がいのある方は必死でしょう。

身障者歯科の先生はお知り合いにおり、口腔ケアや治療に対する講演を受講したこともあるのですが、身障者内科の実態は知らなかったので、様々な経験が必要なのですね。



2023年11月24日

あいち県民の日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:34 AM

11月27日は1872年に愛知県が誕生した日だそうで、今年で県政150年を迎えるにあたり『あいち県民の日』とすると条例が定められたそうです。

愛知県下の学校は27日が休みのようで、市町村によっては今日を休日として4連休とする学校が多いようですが、調整次第で5連休となり2カ月遅れのシルバーウィークとなります。

年内最後の祝日の『勤労感謝の日』にあやかって日頃の家族に感謝して旅行をなさっている人も多いのではないでしょうか。

岐阜県民の私には全く関係のない愛知県のお話しでした。



2023年11月21日

涙が出る訳

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:37 PM

体育レッスンや療育レッスンで泣く子はよくいます。

結果が出ないから
上手くできないから
友達に負けたから
時間内にできなかったから

泣くのは、それだけ真剣だから。悔しいから。

泣いた時が本気スイッチを押す時です。



2023年11月14日

見る→覚える→表す

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:22 PM
漢字を見て書いたり、知らない言葉を聞いて同じように話したりするのは、実は難しい芸当

友達のを見て一緒の事をやりなさい! とついつい言ってしまいますが、すぐには出来ないのと同じです。

何度も見たり聞いたりして、イメージをし、チャレンジをして何度も失敗をし、獲得する。

伝達ゲームや連想ゲームなどをご自宅でもチャレンジしてみてください。


2023年11月4日

お試しレッスンで唸らせる

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:58 PM

スキップ プレジャーアリーナで土日祝に行っている個人レッスン。「体育の種目が出来ません」という問い合わせも多く、スタッフ達が悩みを解決すべく勤しんでいます。

必ず初回はお試しレッスンを受講して頂き、有償ではあるるものの一回だけお安く体験をする為に設定をしております。どんな場所でどんな先生が何をするかを親も子も見て頂くもので、必ずしも入会しなければいけないものではありません。

ビジネスとしてはお試しレッスンを受講した全ての方に入会して頂きたいところですが、オーナーの意に反してスタッフ達はその1回で目的を果たしてしまうのです。

今日も跳び箱の悩みについてお越し頂いた女の子が、全く跳べないにも関わらず、1時間で7段も跳ばせて帰らせてしまいました。

でも、スタッフにしてみたらかなりの指導力向上の自信につながり、得てしてこの親子から凄い口コミでお悩み案件が来る可能性があります。

相変わらず金にならない集団ですが、子ども達の笑顔にし、満足してお帰り頂くのも我々の責務です。



2023年11月1日

芸事・習い事

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:20 AM

弊社の様に子ども達に体育を教える習い事は、爽やかで動けるフレッシュな若者の先生の方が、子どもにも大人にもウケが良く、色々な見本を見せてくれる面からも重宝がられます。

芸事となるとまた別で、伝統文化・流派・侘び寂びなど、幅広い年齢動からニーズがある専門性の高いカテゴリー(和太鼓・三味線・舞踊など)は、経験豊富で年齢的にも貫禄のある先生の方が好まれる。

前者はある意味、成人になるまでの期間の一時のものでしょうが、後者は一生習い続ける人もいるでしょう。

芸事にも若い先生(師匠?師範?)もいると思うので語弊があるかもしれないが、世代が変わった時に少なからずファンは逃げていくもので、それは医者でもラーメン屋でも同じ事。そこから新しいファンをどう取り入れ継承していくかが課題です。

だから芸事には道場(道を歩む場)があるのです。

奥深い芸事ほど師匠の存在は重要なのです。



« 前ページへ次ページへ »

HTML convert time: 0.284 sec. Powered by WordPress ME