2006年5月27日

子どもの発見3

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:26 PM

金曜日の話。すぐにでも降ってきそうな雨を気にしながら保育園で朝の体操をしていました。鉄棒の単元。ここ最近天気が不順なので午前中はもって欲しいと思っていました。

前回り降りや逆上がりを頑張って練習している子ども達をこちらもサポートし、なんとか降りださずに無事終了。

年中さんと一緒にお給食を頂いていると、一気に振りだしました。思わず「やっぱり降りだした」と口にすると、1人の女の子が「雨が降って嬉しい」と私の耳元で言いました。

「だって、おじいちゃんの田んぼはお水が半分しかないから、お水がいっぱいになるもん。」

普段、おじいちゃんの仕事についていっているのか、おじいちゃんとの話の中で田んぼのことが話題となったのか・・・。でもこの子が囁いてくれたこの言葉に新鮮さを感じました。

子ども達の発想力や観察力に底知れぬ無限性を感じます。



2006年5月22日

オオバコ相撲

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:15 PM

9dad1769.jpg体育クラブの児童コースで50m走の計測をした後に、ネイチャーゲームと題してオオバコ相撲をしました。

先週からの長雨でシロツメクサと仲良く伸び伸びと育っており、子ども達はもちろんのこと、私とサブの大村先生もみんなに負けじと太そうなオオバコを選び、かわるがわる対戦をしました。

タンポポの茎、笹の葉の船同様に子どもの頃に普通に遊んでいたあそびだけに、懐かしさを感じました。

四季を通じて植物や虫とふれあいたくさんのことを学んだ気がします。我々が体験してきたことをしっかり伝えていける自然も少しながらまだ残っていることに安心をしました。



2006年5月21日

乱入?

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:50 AM

02f30f09.jpg土曜日は長雨もようやく上がり、かなり蒸し暑い一日になりました。

最近の小学校は運動会を5月や6月に行う事が多いようで、豊田の会員様は来週の運動会に向けての土日集中短距離レッスン。

芝生広場でのレッスンで、ジョギングやボールを使った簡単なウォームアップを済ませ、さて50mの計測。

ところが指導風景を見ていた会員様のお父ちゃんが、「先生俺も測って!」と気合十分!ではでは怪我の無いように。  

よーい ピッ!

私も全力で走りましたよ。芝の上で走る感触は足には優しいと思われるのですが、経験が浅い為かフワフワして変な感触でした。

3本計測して会員様とお父ちゃんは納得のいかない様子。まあ明日もあるさとその場は解散。

が、しかし・・・。今朝起きるとひどい筋肉痛&芝の照り返しによる日焼けで肌がヒリヒリ。今日も短距離レッスンかー・・・。足取りが重い・・・。



2006年5月18日

狙い撃ち

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:42 PM

7d8f3089.jpg単発依頼で瑞穂区内の幼稚園での課外体育教室児童コースを行ってきました。

鉄棒やマット運動を行って本日のレッスンは終了。お迎えの方が来るまで子ども達は思い思いにあそんでいます。

たまたま出っ張った壁に乗っていたリトルコーンを見つけた女の子が、「これ取ってみない?」と1人で倉庫からお手玉を探し出しコーン目がけて投げ始めました。

小さい的に対して距離感を測りうまく投げることは非常に難しく、物との距離を把握する距離感覚・情報を目で捉え、処理し、体をうまく操る連動感覚などが必要となってきます。

10球も投げないくらいで見事命中!当たった時の感動はやはり嬉しいもので、次に言った言葉は「エッパラ先生もう一回乗せて!」

こんな簡単なあそびでも学ぶことが多いです。



2006年5月17日

サスケ

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:01 PM

4b42165a.jpg今日訪問指導をしたのは関市立富岡保育園。鉄棒をしようと外での活動をしていたのですが、雨がパラパラと降ってきた為におゆうぎ室に避難。室内運動となってしまいました。

別の園で前回紹介したロールマット登りをしましたが、ただ登るだけでは飽き足らず、4つあるならと違う配列かつ間隔をおき、某番組のようにバランス感覚とスリルを養う設定を作りました。

さすが年長さん。1つ目・2つ目とマットをクリア!最後のマットも登りきりみんなよりも高いてっぺんからジャンプ!みんな達成感にあふれた顔をしていました。

不安定なマットに対する左右へ・前後へのバランス、そこから飛び移り登る為の腕や足の使い方、体重移動がしっかり発揮される体育あそびでした。

見ている先生方が力が入るくらいスリルがありました。このようなドキドキ感が魅力があるのでしょうね。



2006年5月16日

仲良し親子会

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:40 PM

087023d9.jpg今日は美濃加茂市・明応保育園の園行事、仲良し親子会に遊び指導として招かれ参加してまいりました。

当初は健康の森でフォークダンスや親子あそびをする予定でしたが、あいにくの雨で保育園で参観をした後に移動をしてバーベキュー場で食事会となりました。

本来の仕事をせずに肉・野菜・おにぎりをしっかり頂いたのは言までもなく、仕事らしい仕事といえば火起こしと余った食材をしっかり食べたくらいです。(スミマセン)

園長先生が最後に取ったネギでミッキーマウス・アンパンマン・ハクション大魔王の壺?を作ってくださり、それを見た子ども達は「先生食べたーい」と集まってきました。

苦手な野菜も見た目が楽しいと食欲が増すもんですね。



2006年5月14日

あこがれ

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

人は尊敬する人物や架空の人物・キャラクターに憧れを抱くことがあり、特に子ども達はその希望に強いものがあります。

○×レンジャーになりたい! 恩師のようになりたい! パイロットになりたい!・・・。 頑張ればなれるものから現実的に無理なものまで様々ですが、夢を見ることは大切で、憧れを抱くことでそれに近づこうと努力をします。

頑張ると意外とチャンスが向こうから来るもので、私は幼き頃にそれこそ赤レンジャーになりたいと思っていましたが、学生時代にたまたま見つけたアルバイトで百貨店の室外ステージショーの戦闘員になれました。(敵じゃないかよ)

憧れの感情は人のやる気を奮い立たせます。幼児・児童期には大切なことで、成長とともに現実的なものへと変化するものの、思いがうせることは無いでしょう。

スラムダンクのゴリ(赤木)は初めて買った週間バスケットの表紙を飾った当時の山王工業を見て、全国制覇の想像をするとき、いつも決勝の相手は山王工業だったと言っています。(コミッは25巻)その相手に勝つ為に惜しみない努力をしてきました。

我々の仕事も子どもたちから憧れをもたれる職種ではありますが、それに恥じぬように新鮮な技術を提供していけるよう常に努力をしています。

いい存在としての憧れを子ども達が抱けるように、小さなことでも自信を持って取り組む必要が大人にはあるような気がします。変なことで真似されたくないですもんね。



2006年5月11日

マット登り

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:39 PM

5d765d7d.jpg保育園の体育教室で巨大ロールマットを使ったマット登りを行なっています。

登りきった達成感と自分の身長ほどもあるてっぺんから反対側のマットに飛び降りるスリルを味わう中で、手足の使い方・指の力・助走から飛びつくタイミングにより根性を確認します。

小柄でも器用な子はマット一蹴りで全体が登れてしまう子、手足だけではなく顔やあごを使う子と作戦は様々です。

ジャングルジムや木登りなど、上に登るプロセスに足や手に力をいれて重心を移動させる(加重を預ける)動きがあります。バランスをとりながら且つ、落ちないようにしがみつきながら手足の役割を使いこなし、最終目標に到達する。体の移行がうまく出来ないとその場でしがみついているだけで、いずれは落ちてしまいます。

各部位の使い方が思い通りに機能して初めて出来る運動(遊び)の1つとして、何度と無く取り入れています。見ているほうも力が入るくらい頑張っている姿が見られます。



2006年5月1日

環境が育てるもの

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 5:32 PM

c4b206cc.jpg今日はスタッフ達にプレジャーアリーナのキッズダンス体験レッスンを任せ、関市立洞戸保育園と同板取めばえ保育園の体育指導を行ないました。どちらも今年度より訪問する保育園で、私も初心に返りいい緊張感を体験できました。

連休の中日ながら日差しが強く一日で日焼けするくらい良い天気の中で両園の指導は園庭での固定遊具体験。滑り台を反対から登ったり雲梯を登って渡ったりと、少し怖い子もいましたがみんな頑張っていました。

両園とも長良川の支流・板取川に面しており、担任の先生曰く「今は遊泳区間になり子ども達はみんな川で泳ぐんですよ」 なんと素晴らしい! たとえスイミングスクールで100m泳げたとしてもそれに過信しての川や海の事故を毎年耳にします。「川遊びは危ない」ではなく、「川遊びの危険を知ったうえでどう遊ぶか?」を毎年学んでいるんですね。

大人たちは過去の経験で「それは危ない」と言ってしまいがちです。しかし時には危険を承知で体験させることも必要で、遊びの中で予測をたてて、出来る・出来ない・次は頑張る・・・。と感じることが生活力となり生きる力につながります。

夏がとても楽しみです。



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