2008年8月18日

インストラクターとして、この1週間の使い方

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

スキップスタッフの一部は盆休みを終え、今日から通常レッスンが再会。 残暑の中、運動会のレッスンや短期水泳など子ども達の苦手分野の「あと少し」をサポートする為にレッスンに従事する事でしょう。

しかし、スタッフも生身の人間。乗る時もあれば乗り切らない時もあるでしょう。 ほとんどの会員様はこの2週間で夏休みは終了です。ここで、2学期の準備のためにロースタートの依頼内容もあれば、仕上げや運動会の為にと急ピッチの会員様もいます。

1日に多い時は4、5件訪問するスタッフもいますが、自分の体調管理とともにレッスンのペースが単調にならないように、この1週間を「調整」の期間として会員様と関わっていきましょう。

(業務連絡のようなブログですみません。)



2008年8月16日

調整力

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:28 PM

調整力 = 左右の力を均等に保つ感覚や能力。

鉄棒の跳びつき・跳び箱の着手・縄跳びの前跳び・側転などなど。 左右の腕のバランスが均等に保てないと、片方に力が入りすぎてしまいバランスを崩してしまいます。

普段の生活の中で調整力を意識してみましょう。

三輪車(自転車)をこいで真っ直ぐに進む。 
お盆に置いたお茶をこぼさない様に運ぶ。 
お風呂のお湯を桶に汲んでお父さんの背中にかける。 
椅子を持ちあげて運ぶ。 
買い物カゴを運ぶ・・・。

左右のバランス配分が整えば、両足ジャンプやマットの前回り、連動感覚(体を上手に動かす感覚)が備わってくればクロール、2重跳び、バスケットボールの両手シュートにも繋がってきます。

ご自宅でも「調整力」。試してみて下さい。



2008年8月4日

五領域

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

幼稚園・保育園の手引書とも言える、幼稚園教育綱領(幼稚園)及び、保育所保育指針(保育園)内の、「ねらい」と「内容」の項目に、「五領域」といわれるものがあります。

健康 、 表現 、 言葉 、 人間関係 、 環境 。

これらはすべて、保育士及び幼稚園教諭がテーマとして掲げているものですが、社会規模で崩れている事さえ感じられます。

モバイルの普及や近所付き合いの薄さ、人的・物的環境の変化、食の安全・・・。

幼児用にまとめた手引きを、大人の手引書として活用した方がいい項目がほとんどです。

幼児から学ぶ事の方が多いのではないでしょうか?



2008年8月3日

ワザと配置する

Filed under: 保育・指導のツボ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

当たり前の配置から少し危険でもワザと難しい配置にしたり、いつもと違う構造にする事で、少し構えるものの好奇心が駆り立てられやる気が出たり、時間がかかっても獲得する事がよくある。

中川区・冨田教室にて。

幼児コースは毎回といっていいほど準備体操に、舞台によじ登り飛び降りるあそびを繰り返し行っている。

「登る」 = 跳びつきのタイミング、指・手・腕・時には頭をも使って登りきる連動感覚(体の使い方)、登りきった時の達成感・・・。

「飛び降りる」 = 高さに対する恐怖心の克服、降りた時の重力不安の鍛錬、着地した時の膝の使い方やバランス感覚・・・。

飛びつき1この時は跳びつく事を意識させ、ワザと舞台より離れた所に跳び箱を置きました。

右斜め前方の舞台に跳びつかなければいけません。

 

 

飛びつき2手は届くものの、跳びつくタイミングがなかなかつかめません。

斜めに跳ぶ事が普段の生活には出てこないために、両足の跳躍配分が難しいと思います。

 

 

飛びつき3跳びつけても落ちないように登りきらなければなりません。

見ていると簡単な動作でも、子ども達なりに距離感覚・バランス感覚・リズム感覚・連動感覚を駆使しています。



2008年7月24日

日本幼児教育研究会 神戸大会2

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

7月23・24日の日本幼児教育研究会 実技セミナー 神戸大会の模様です。

右手先生右手(うて)先生の小芝居講座。

単なる読み聞かせではありません。声色・表情・場面の移り変わりなど、学ぶところは盛りだくさんです。

 

 

本田先生本田先生の鼓隊演奏。

子どもにわかりやすいサインや子どもに合わせた隊形移動を教えてくれます。

 

 

先生上野先生のグランドアーツ。

運動会やお遊戯で使えそうな演技をポンポンやタンバリン・フラッグを使って行ないます。

毎年の事ながら、講師である私が学ぶ事が多いです。



2008年7月23日

日本幼児教育研究会 神戸大会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:59 PM

今年も日本幼児教育研究会実技セミナーが始まりました。初回は神戸大会。会場は阪神御影駅正面の御影クラッセ。

初日の今日は 江原のゲームあそび。右手(うて)先生の指芝居。本田先生のレコード鼓隊の1つの講座でした。

私自身、あがってしまい飛んでしまった場面もあり、講座に参加された受講生の先生方にはお粗末な一面もあり申し訳ございませんでした。

明日も楽しい講座がありますので画像をアップできたらと思います。



2008年7月13日

フットワーク

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

スポーツにおいて「フットワーク」という言葉をよく耳にします。 辞書では「球技・ボクシングなどで、足の運び方。足さばき。」となっています。

バランス・リズム・連動(体を巧みに操る)など、のプレジャー感覚が必要となってきます。

ボクシングに例えてみましょう。

3分間を戦うためのスタミナはロードワークで蓄えますが、足踏みやパンチを出すための踏み込みやジャブの連打などは「リズム」。

横・前・後ろなどにステップを踏む時に必要な「バランス」。

相手にパンチを正確にミートさせる「連動」。

思わぬところからパンチが出た時に瞬時の判断で避ける「切替」。 相手との間合いを保つ「距離」。

など、これ以上にもあげられ「感覚」は様々です。

フットワークはゲーム的要素の強いあそびや競技には必要不可欠で、子ども達のあそびの代表としては「鬼ごっこ」。TV番組では「サスケ」や「東京フレンドパーク」などがあげられるでしょう。

谷越え山越え中川区・冨田教室にて。

マットと跳び箱を置いて溝に落ちないように走り抜ける設定をしました。

子ども達は自分のスピードに合わせながら次の目的地まで「距離」を測りジャンプします。走りながら踏み切り足を調節(リズムを合わせて)してジャンプ(連動)し、着地(バランス)後に次への目的地まで走ります(切替)。

フットワーは少し跳び箱をずらすと跳び箱のトップではなく横を蹴ってすばやく次へ駆け抜けます。

この発想ができるとTV番組に似てきますよね。

何も言わなくても子ども達は色々な失敗経験や成功経験から進化を遂げていきます。

これらに飛んできたボールを避ける。高いとこにあるタンブリンをたたく。などの付加価値を付け加えるとさらにフットワークの練習になりますよ。



2008年7月12日

大人が首を傾けるレッスン

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:57 PM

子どもを引きつける前に、まずは大人から。

大人は運動やスポーツとなると足取りが重くなります。 しかし、我が子には運動やスポーツがある程度できるようになって欲しいと願っていると思います。

手あそび今日も大垣市 AQUA WALK 特設会場にてイベントを行ないました。

今回の私のテーマは「大人を巻き込む」。

得意の手あそびを通りがかりの若者にも声をかけて行ってもらいました。 見る見る足は止まり私に釘付け。子ども達には少々難しいあそびですが、見事に大人たちは私の策略にはまり混乱をし始めました。

簡単そうな手あそびでも大人でさえ首を傾ける。 「あそび」は難しいので。

簡単なあそびや運動は見向きもしないでしょう。少し難しいから謎を解こうとします。

指導者の皆さん。親御さんに少しだけ難しいトレーニングをしてみて下さい。意外と子ども達はいとも簡単に行ってしまうものです。



2008年6月24日

あそびの分析 2

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

☆社会関係から見たあそび。

〈ひとりあそび〉
・8ケ月から2、3歳児
・他児と関係なくひとりであそび、他児がいても周囲には無関係を示す。

〈傍観あそび〉
・2、3歳
・他児のあそびに関係を持ち始め、言葉をかけたり、じっと見ていたりするがあそびに加わったりしない。これによってあそび方を理解し、だんだん真似てあそぶようになる。

〈並行あそび〉
・4歳頃
・幼児が同じ場所で他児と同じような行動をしているが、お互いに関係なくバラバラにあそんでいる事を示す。

〈連合あそび〉
・幼児期
・他児と一緒にあそぶが、あそびの役割がはっきりせず役割分担がなされていない。連帯感がある。

〈協同あそび〉
・幼児期終りから思春期
・ルールや役割を決め、共通の目的を持ってあそぶ。野球や共同制作などがある。3歳を過ぎると急に増える。

子どもの生活には「あそび」が必要であり、身体発育や情緒・社会性に必要なく味をもっています。

ひとりあそびが必要な時期、他児と関わる時期、刺激を受けることが必要な時期、見て学ぶ時期、などなど、学齢によって子ども達は日々成長しています。



2008年6月23日

あそびの分析 1

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:06 PM

スキップが考える「あそび力」は粗大運動を中心としたプレジャートレーニングを実施する事で、本来子ども達が行なうべきあそびや動きを個人レッスンで伸ばしています。

「あそび力」を伸ばす事で「生活力」「応用力(いたずら心)」をも育て、個人レッスンでは運動能力や技術の向上だけではなく、幼稚園や小学校などの集団生活に適応できるや発想力・想像力も身につけばと考えております。

その「あそび」についていくつかのパターンがあり、成長によって変化していきます。

今回はその1。

☆心身の発達からみたあそび。

〈感覚あそび〉
・生後1ヶ月前後からみられ、6・7歳まで続く。 
・感覚を働かせ楽しみを呼び起こすあそびから自分で動かしたり色や音の変化を楽しむ。 
・ガラガラ オルゴール いないいないバー

〈運動あそび〉
・乳児期から学童期
・手足や身体の運動が楽しみをもたらすあそび。成長により内容が変わり、立ったり投げたりと変化していく。
・にぎにぎ 滑り ブランコ 三輪車 押し車

〈模倣あそび(ごっこあそび)〉
・4、5歳
・周囲の様々な生活や自然な事を真似する事によって楽しむあそび。
・お店屋さんごっこ ままごと 電車ごっこ

(受容あそび)
・2、3歳ころ
・絵本やテレビを見たりお話を聞いたりと受身になって受け取るあそび。
・絵本 テレビ

(構成あそび)
・6歳、学童期
・色々なものを組み立てたり、作り出すことに楽しみを感じるあそび。年齢とともに盛んになり、内容も豊かになる。
・積み木 粘土 折り紙 ぬり絵

 

参考文献  REVIUW BOOK for nurse 看護士国家試験受験のための合格必勝問題集 医療情報私学研究所 編集



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