2010年2月17日

三重県保育所職員研修会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:20 PM

社会福祉法人 三重県社会福祉協議会 主催、平成21年度業種別研修 保育所職員研修会の講師に招かれ、「あそび力トレーニング」をテーマに行ってきました。

三重県内の体育所職員の先生方約60名が、津市にお集まり頂けました。

三重県保育士研修会 005午前2時間の講義とお昼をはさんで午後2時間半の実技。久々の長丁場に事前の資料作りから力も入りました。

 

 

 

三重県保育士研修会 009昼からの実技は先生方全員が「わらべ心」に返っていただき、終始歓声が上がっていました。

皆さん前向きな先生方ばかりで、熱心に聴いている姿勢がとても印象でした。座学は一般的に眠たくなることが多いのですが、今日の参加者は皆さん二重まぶたで 逆に私も勉強になりました。

ご参加頂いた先生方、本日は大変お疲れ様でした。 三重県社会福祉協議会 サービス担当部の方におかれましては本日までのご尽力に大変感謝致します。



2010年2月11日

レッスン内容を理解してもらうために

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

個人レッスンでは見学をしている親御さんに対して、レッスン中やレッスン後に解説や内容の意図を説明しております。

主訴とは全くかけ離れた「あそび」をしている時は特にそうで、見ている親御さんからすると、そんな事をして何の意味があるの?とまず思うに違いありません。

解説や指導者の意図をわかりやすく分析しながらお伝えすることで、ほとんどの方が理解をしてくださります。

スタッフ達はお子様の身の丈に合わせ、興味をそそるトレーニングの中にも主訴の獲得により近くなるようなメニューを常に考えています。



2010年2月7日

山県市 放課後児童健全育成事業指導者研修会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

2月1日(月)に 山県市保健福祉ふれあいセンターにて、放課後児童健全育成事業指導者研修会 の講師を勤めてきました。

IMG_3252参加された方々は、放課後児童クラブ指導員・児童館職員・子育て支援関係者の方々で、毎日子どもの育成に従事する中で、年1回の勉強会を開催しているそうです。

 

 

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今回はボールを使って、眼球運動や反射神経リズム感覚などが、子ども達のあそびの中から培われているという事を体験してもらいました。

皆さん毎日子ども達と触れ合っているだけあって、とても良い表情でした。



2010年1月21日

0 ⇒ 1

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:07 PM

初めての事を行う時に、必ず「本番」というものがあります。野球でもドラフトで選ばれた選手がしのしのぎを削って練習でアピールをし、いざ本番。結果が出せても打たれても0から1になる瞬間は、大きい瞬間だと思います。

さきの 021スキップのスタッフもサブの上積みを重ねて、1時間というレッスン時間を会員様の依頼に基づきデビューをする瞬間が、ある日突然訪れます。

将来、学校の先生を目指している学生スタッフにとって、会員様とのレッスンは「あそび」であり「あそび」ではいけません。

我々もヒントやレッスンでのアドバイスはできても、答えは出しません。答えは自分達が会員様と接する中で、会員様から教えてもらわなければなりません。

大なり小なり 0から1を挑戦するシーンがこれからもありますが、決して逃げずにむしろ楽しんでください。



2010年1月8日

村道場になりうる種目とそうでない種目

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

「スキップとタイアップをしてバレーボールのクラブチームを作りたい」という方から問合せメールを頂き、電話で30分ほど話をしました。

大手同業ですと見向きももしない問い合わせでしょうが、話を聞いてみるとバレーボールに対する熱くは強くコーチとしての経歴も十分あるようです。

が、少年団で地域のお父さんお母さんらがボランティアで教える印象の強い種目にとって、有料でチームを作るには、監督やコーチがかなりの著名人かプロ養成機関ではないと、よほどの事がない限り人は集まりにくく、仮に集まったとしても同学年でチームを編成するのは難しいと伝えました。

営利目的で体育館やグランドを貸してくれる施設も多くないのも現状で、貸し出し許可が出たとしても通常使用の10倍くらいは当たり前にかかるので、室内スポーツは施設面からも展開がしにくいのが現状です。

剣道や柔道は未だ師範代が昔ながらの村道場で営んでいるケースもありますし、フィギュアスケートや体操競技などの特化した種目、テニスやスキーなどの趣味を兼ねた生涯スポーツ、サッカーや野球・水泳などのポピュラーなスポーツは、施設さえ整っていれば有料で営みやすいスポーツではあります。

NPO法人や一部クラブチームとしてバレーボールやバスケットボールを有料で行っている団体もあるとは思いますが、地域性やチームの方向性などの面からもニーズを得られるまでには十分な時間が必要でしょう。

その方には費用対効果の面から難しいとお伝えはしましたが、逆にバレーのクラブチームは少ないケースだけに、ヒットすると大きい市場になるかもしれません。

私の努力不足で申し訳ございませんが、ぜひ村道場を作り上げてほしいものです。



2009年12月15日

小学生のスポーツ事情

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

先日の岐阜地区スポーツ少年団指導者研修会で受講された先生方と何人かに話を聞いたところ、各種目において団員(小学生)の受け入れ年齢が1年生まで下がってきているようです。

少子化に伴い同学年でのチーム編成が難しいことや、3年生以上での縦割りチームでも人数が集まらないようです。

低学年から育てて高学年になったら即戦力で起用する。理想な構図ですが、1・2年ではまだまだスポーツの本質がわからずに、上手くプレーもできません。なにより「あそび力」が身につきはじめる基礎の時期に特化した応用は無理な話です。

低学年でも楽しくできそうなローカルルールの設定。
例えば野球でしたらテニスラケットで打ったり、空振りは3つまでOKなど。
剣道でも防具をつけなくても安全なチャンバラ要素の採用。
バスケットならトラベリングやダブルドリブルは何度でもOK。など。

まずはやった気になることが重要です。心から楽しめばハンディがあるお子さんでも平等に楽しめます。

そのルールには難しい取り決めはナシ。そこに監督の罵声やパワハラは一切ナシ。

終わった後に「楽しかった」とみんなが常に言う環境設定をすれば、長続きもします。

子ども達のスポーツ事情は、地域・種目などで様々でしょうし、高学年になってから始める方や、種目を変えて今からやり直しというお子さんもいるでしょう。
低学年に限らず、初心者が楽しめるチーム作りを指導者が目指してほしいと思います。



2009年12月14日

勝ちにこだわるが故の崩壊

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

金平監督率いる豊玉高校バスケット部は、北野 前監督からチームを引き継ぐも、ディフェンス重視のチームに作り変え、選手との温度差が高まってしまう。

南や岸本は北野監督のプレースタイル 「オフェンス・ディフェンス」 に憧れて豊玉高校に入学しバスケットボール部に入部したが、現実は学園サイドの勝ちの低迷による北野監督の更迭で好きなプレースタイルのバスケットができなくなり、爆発寸前。

勝てば官軍ではあるが、勝ちにこだわり過ぎると肝心な足元が見えなくなる。選手の心理ややる気を無視した指導は監督や組織のエゴに過ぎない。

上手い選手ばかりを試合に出せば当然勝つ確率は下がる。プロなら当然のことではある。高校バスケでも同じようなことは言えるのかもしれません。が、小学校の時期に楽しいバスケを教えたいと北野監督はあえてミニバスケットの監督に成り下がった。

先日、岐阜県スポーツ少年団の指導者研修会に講師で招かれ、会長と話をした。私と同じ考えであった。「小学校のスポーツで勝ちにこだわってどうするの。」

スポーツの楽しみは勝つ楽しみでもある。が、勝利が義務になると本質そのものが楽しくなくなる。

花道がバスケットにのめり込み実力をつけてきたのは、勝ちへの執念もさることながら、バスケットが好きになり、2万本の特訓で好きなシュートが思う存分打ち込めたからだと思います。

それも実は監督の戦術なのでしょうね。



2009年12月12日

平成21年度 岐阜地区スポーツ少年団連絡協議会 指導者研修会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:39 PM

少年団研修 002本日、岐阜市東部コミュニティセンターにて平成21年度 岐阜地区スポーツ少年団連絡協議会 指導者研修会の講師を務めてまいりました。

岐阜市を中心に羽島・各務原・瑞穂・山県・本巣などの少年団に携わる本部長・団長・指導者の方々80名ほどが熱心に受講していました。

実技研修会の質疑応答では子ども達への指導法への難しさや昔とのギャップなど、現場ならではの悩みを聞くことができました。

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私が伝えたことはあくまでも指導法の1つにすぎず、こんな考え方もある。という選択肢にすぎませんが、現場指導の先生方が子どもの目線まで下がって一緒に考えるきっかけとなれば幸いです。

岐阜地区スポーツ少年団連絡協議会 事務局の先生におかれましては、準備から当日の運営に至るまで大変お世話になり心より感謝申し上げます。



2009年11月27日

成績を上げるための要素

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

プロの選手はとくに、成績が低迷してきた時には今までのやり方を温めつつも新しいやり方や手法を導入しなければならない。

新しいやり方、とくにフォームの改造や意識改革は選手にとってある意味ハイリスクであろう。

本当にこれで結果が出るのだろうか? さらに低調にならないだろうか? それより何より今まで染みついたものが簡単に変わるのだろうか? 

指揮者が変われば戦術が変わる。勝つためにはそれに沿って行わなければならない。そのためには順応できる選手でなければならない。

我流では限界があり、癖がつく前にレクチャーを受けた方がよい場合が多くある。レクチャーを受けていたとしても常に微妙な改造が必要であろう。

トップアスリートの中で、指揮者に対して「素直」になれる選手がオリンピックでメダルを取れやすいそうだ。

ひねくれた私が言うのもなんですが、勉強も運動も社会でも成績を上げるための最大要素は「素直さ」なのでしょうね。



2009年11月25日

人の意見から自分を知る

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:58 PM

この仕事をしていると、時として自分がやっていることが「絶対」と思ってしまうことがある。

しかしながら世の中に絶対があるわけはなく、私が教えていることが絶対ではないことに気付かせてくれる「メシア」の存在が必要である。

下でぶら下っていた時は上司がよく叱ってくれたものですが、起業したら指摘をしてくれる人がいないのではないかと思っていました。が、この1年で更なる「メシア」が本当に多く現れました。

実は本日、スキップが入居している旧・本陣小学校の月に1度のより合いがあり、その時間をお借りして新事業のプレゼンをさせていただきました。

あそびやプレジャートレーニングの理論を体験していただき、それについての意見を頂く。

ほとんどダメだしでした。しかし、入居者の方々も多方面のスペシャリスト。着眼点が私より肥えており、よい意見をたくさん頂きました。

真剣に考えてくださり意見を述べてくださる人たちがいることに、本当に感謝です。

皆さんの回りに、真剣に物事について意見を言ってくれる人がいたとしたら、皆さんは幸せです。



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