2010年11月22日

ルールの多様化

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:07 PM

トライデントスポーツ医療看護専門学校 生涯スポーツ実技 にて。

スポーツはある一線を越えるとアスリート性が強くなり、勝負にこだわるようになってしまいます。老若男女、誰でもでき、それであって楽しい競技を、サッカー・野球・バスケットの1つをベースに学生達に考えてもらい、そのルールに基づいて実施してもらいました。

ルール今回はサッカー。ルールも女の子に優しくそれであって参加しやすいもの。

 

 

 

 

サッカー    みんな声が出ています。みんな参加できています。

逆にルールが多くなってしまっている要素もありますが、改良の余地有りです。

授業内で生涯スポーツを開発できるといいですね。



2010年11月13日

山県市 放課後児童クラブ指導者研修

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:27 PM

昨年に引き続き、山県市 放課後児童クラブ指導者の方々に対する研修会の講師を承り、高富児童館にお邪魔致しました。

今年度より高富児童館が移転し、子ども達がのびのびとあそべる広いスペースとなり、まだ新築の匂いが漂っていました。

前半の発達障害の講習に引き続き、私は後半の部として「あそび力」の講義を担当。プロジェクターで少し難しいことを説明しながらも、あそびを取り入れて脳と体の熟成の違いを学習していただきました。

放課後児童クラブ指導者研修 放課後児童クラブ指導者研修

昨年は「60分が短かった」との意見が受講生の先生方から多かったらしく、今年は90分の時間を頂きましたが、ご満足いただけましたでしょうか!?

また来年もお声をかけていただければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。



2010年11月12日

体育指導者としての思い

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 1:42 PM

ご父兄様よりメッセージがあり、やりとりをしていました。

「子どもが「縄跳びが欲しい」?とせがんで来たのですが、保育参観で体育レッスンを見てその気持ちがわかりました。」

保育園の企画で毎年夏休み中に行っていた保育参観を今年は秋に実施し、普段の運動レッスンを見てもらえました。

私達体育指導者がお子さんにしてやれることとして、技術の向上やできない事をできるように指導する事がクローズアップされがちです。

確かにそれが最終到達点ですが、私達が子ども達に投げかけている無言のメッセージとして、できないけれどやってみようと思う意欲を湧き出させる事と、提供したあそびの1つ1つに興味を持たせる事を常々考えています。

その日にやったことがその時間で終わり。ではなく、家に帰っても、1人あそびの時でも、学校でも、もちろん親子・兄弟でも、一緒になって行った事を披露しながら成長してもらえれば、幸いです。

ある意味レッスン中は、習得の時間ではなく普段からがんばった成果を発表する場なのかもしれませんね。



2010年10月28日

リスクはあれど・・・。

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

親子体操や運動レッスンで、スキップの代表である私が先陣を切って、運動器具を本来の使用方法とは異なった使い方をする事が多々あります。

すべり台例えばこれはすべり台。未就園児の親子体操で作ってしまいました。手すりがないので危ないです。ましてや長机はこんな使い方ではありません。

 

 

 

跳び箱迷路さらにこれは跳び箱をバラバラにして格子の上を歩く迷路。踏み外して転んだとしたら大変です。

誤った使用方法は本来指導者が教えてはいけないものです。でもあえて行います。当然親御さんや関係者に必要性と安全面の配慮を十分に理解してもらってのうえです。

興味が沸いてくるとスリルを求めたくなるものです。でも慣れてきた時や調子付いた時に事故が起こりやすくなります。そこを指導者・保護者・関係者が言葉や補助でサポートをする必要があります。

実はこのようなあそび。普段はやらないだけあって、また、絶対に禁止されるだけあって、子ども達は喜んで何回でも挑戦するんです。

ダメと言われて禁止されることだからが故にやりたくなるのでしょうね。

賛否両論でしょうが、時には大人の責任の上でリスクのある事に挑戦させる事も必要かと思います。



2010年10月7日

自分に無い性格を理解する

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

私に無い性格の人を理解することは本当に困難なことで、備わっていないだけに100%を受け入れることは無理なんですが、何とか努力をしなければいけません。

例えば「人見知り」。 私の中には存在せず、誰とでも気軽に話せてしまうだけに、人見知りの人を理解することができず、「無愛想な人だなー」と勘違いをしてしまうことが多々ありました。

逆に私の正確を理解しようとすると、相当なテンションと不真面目さが必要なのでしょうね。

10人いれば10通りの個性や表情・癖・テンションがあって当然です。全部を受け入れることは無理としても、自分の型にはめずに相手を理解していくことが上に立つものとして必要となってきます。

まずは身近な人の性格を理解することから努めて行けばいいのではないのでしょうか。



2010年8月19日

心の隙(すき)

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:00 PM

私達、スポーツファクトリー スキップ は、体育家庭教師として運動やスポーツ全般の、あと少しを手助けしています。しかしながら、あと少しにも到達しないお子さんにおいては、あそび力を高める独自理論のプレジャートレーニングを行なっています。

いわば、1時間あそんでるのです。

そのあそびの中には主訴に必要な力を引き出したり、感覚を養ったりと、スタッフが日々研究し、週1回スタッフミーティングを設けて議論しています。

ある日、注意の電話を受けました。

「あそびの理論はわかるけど、先生があそんでいるよね。」

会員と同じ感動を得るように先頭になってあそべ! と指導している私にとって、レッスン中に何か失礼なことでもあったのかと伺いただすと、「子どもにやらせておいて先生はお手玉をしている。」と。

これは明らかにあそんでいます。 私も含めてお手玉であそぶスタッフは数名しかいないので厳重注意です。

私達も人間であるが故に時として心に隙が出来る場合がありますので、そんな時は何なりとお申し付け下さい。

ご指摘ありがとうございました。



2010年7月23日

子どもが納得する答え

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

スキップを巣立った元スタッフが本部にあそびに来てくれて、食事をしている時に面白い内容の話になりました。

「四角の線から出てはいけない鬼ごっこでA君はその四角からはみ出して逃げていってしまい、B君はそれを批判しています。先生ならどのようにB君を納得させますか?」

保育園部会の研究授業で、他園の先生の発想に皆が感動した答えとして「A君は線がわからなくなるくらい頑張って走っていたんだよ」だったそうです。

もちろん正解はないのですが、その答えに私個人としては疑問。大人受けはするかもしれませんが果たしてB君は納得するでしょうか?

線がわからなくなったくらい頑張ったA君の気持ちは伝えたとして、B君が納得する決め手にはなっていません。故にどう設定しなければならないのか?

あそびを発展させるのか? ルールを緩和するのか? はてまた違う設定をするのか? そのルールをやりきるのか?

保育園・幼稚園・小学校は実は、こんなレベルの話? と思われることについて真剣に考えているのです。先生達はじつはクタクタです。ただあそんでいるわけではありません。あそびを真剣に考えています。ルールや約束事が守れるくらいなら困ったりはしません。1人1人を真剣に考えています。

元スタッフが話してくれたその質問は更に奥が深い。A君も叱れない。B君も叱れない。2人ともあそびに真剣だから。

私なりの答えを元スタッフには答えましたが、皆さんならどんな答えをB君に投げかけますか?



2010年7月22日

大垣市保育研究会 3歳児研修

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:45 PM

7月21日(水)に大垣市保育研究会主催の3歳児研修に招かれ、講師を務めてきました。

受講生の先生方は通常業務を終えてからの参加のため、さぞお疲れでしょうが、17時からの90分を熱心に受講してくださいました。

大垣市保育研究会 大垣市保育研究会

大垣市保育研究会 大垣市保育研究会

大垣市保育研究会 大垣市保育研究会

3歳児の運動あそびを紹介する中で、子ども達の発育や発達を把握しながら模倣あそびや鬼ごっこ・ボールあそび・器械運動の疑似体験をして頂き、先生方みんなで考えていきました。

すぐに使えるあそびを提供する反面、大人向けのあそびも織り交ぜたために合点が合わなかったかもしれませんが、子ども達の動きの全てに無駄な動きはないと感じていただき、保育を楽しんでほしいと思います。

保育園の先生におかれましては、連絡の不備で大変ご迷惑をおかけしましたが、当日に至るまでの準備に感謝申し上げます。



2010年7月5日

指導する側・受ける側

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:45 PM

先週の週末も親子体操の依頼があり、私と近藤は新しい出会いをしてまいりました。近藤に関しては逆指名で先週も先々週も引っ張りだこです。彼は休みが取れず嬉しい悲鳴です。

私はというと、午前は指導者として親子体操の現場へ、午後からは受講生としてレクリエーション講座の会場へ。

昨年まで専門学校で生徒だった卒業生の高田君が岐阜レクリエーション協会の職員で、私を教えるという、彼にとってもやりにくい状態ながらも私としては「勉強」が今になって新鮮です。

教える側としての話し方や気の引き方、レッスンの構成などが改めて受講することで勉強になり、早速覚えたことを子どもや親達に疲労したネタさえあります。

期待していないイベントでも終わった時にはついついわらべ心に戻ってあそんでしまった。 期待していたイベントだから行ってよかった。 そんな言葉がいつでも頂ける様に、レパートリーの引き出しをさらに増やしたいと、この年でも考えています。

近藤や他のスタッフに追い越されないように・・・。



2010年7月1日

スタッフ達に脱帽

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

レッスンに没頭しすぎると自分の世界に入り込んでしまい、気配り目配りができにくくなります。これは指導者1年目のスタッフに限ることではなく、私でさえ未だに大きい課題です。

そんな時に子どもやレッスンそのものから少し距離を置き、他のスタッフのレッスンを眺めるようにしています。スタッフとしては「代表が見ているからやりにくい」と思っているかもしれませんが、そこはゴメンナサイネ。

なかなか全員のスタッフのレッスンを各会場まで同行して見ることは難しいのですが、できればそのようにしないといけない事は常に思うことで、今後の私の中のテーマです。

体操クラブ アリーナレッスンでは、体操クラブが少人数ながらも活気があり、バク転倒立など、子どもにとっては難易度の高い技の習得に集中して取り組んでいる姿が毎回見受けられます。
個人レッスンや他の会場のグループレッスンについて考えていたり、スタッフ間で相談している姿、相談を持ちかけられる時には、指導者レベルの高さを実感します。

常に子どものスキルアップを無理なく楽しくしていこうかと考えているスタッフに、脱帽です。



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