2019年10月25日

負傷して気がつく事

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:03 PM

カルチャーセンターで体育教室の契約を数カ所しており、スタッフ不足から私も一箇所担当をしている。

レッスン後は次の講座と入れ替わるため大急ぎで片付けをする。するとその講座の先生が松葉杖で登場してきた。いつも元気な先生なので「なかなか面白い入場の仕方ですねぇ」とあえてジョークから入っていった。

2ヶ月で驚異的にギプスが取れて歩いてくるようになったが、「骨折してから駅のエレベーターがホームの端にあり、足の不自由な人には意外にも優しくない。という事を実感した。」

ここにも障がい者途上国の壁が。

ショッピングモールでもエレベーターはあるが台数が少なかったり不便なところに設置してあったり。

公共建造物を作る際にデザインも当然だが、障がい者をプロジェクトに参加させたらもっと発展するのでは?と感じた会話でした。



2019年9月13日

運動会症候群

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:48 AM

小学校・幼稚園・保育園は秋の運動会に向けてほぼ毎日練習をしていることでしょう。

昨日のレッスンで燃焼の親御さんから「登園直後に部屋にも入らず金切り声を出したり他児を叩いたりする」と相談を受けました。

夏休みが終わってまだまだ水遊びをしたい日差しの中で運動会練習。子ども達はやりたい事を我慢してお遊戯やかけっこの練習がストレスなのではないかと考えます。

待っている時間や説明を受けている時間の方が長いんです。頭に入りません。

練習しないとできない運動会ではなく当日に簡単な説明でできる運動会に移行できませんか?もしくはもっと時期をずらしませんか?



2019年9月9日

平常心ではない と思わないといけないのでは?

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:09 AM

あおり運転の報道や、野良ネコ・野犬にエサを与える報道を見ない事がない昨今、常識では考えられないアンビリーバボな事が目に映ってしまう。

子どもの行動ならまだしも大人が堂々と行う。

昨日、久しぶりの休みを利用してバイクに乗ったが、無理な追い越しをしてきた車が障害者マークをつけていたり、自称90歳のお父さんが1人でドライブしていると話しかけてきた。

ハンドルを握ると、どうしても気が大きくなったり運転が上手と思ってしまったりする。それは老若男女、健常障害関係なくみなぎる感情なのでしょう。

自分が引き下がるのも身を守る術の1つと考えなければならないのでしょうね。



2019年9月7日

悲しいかな 資格社会

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:25 PM

例えば国会議員。たとえ中卒であったとしても地域住民や国民に対する知名度・貢献度があり票が集まれば当選して晴れて政治の仕事ができます。

第64代 内閣総理大臣 田中角栄 は中卒です。

って考えるとほとんどの職種が給料に差はあれど学歴は関係ないのです。

が、教員・医師・薬剤師 など国家資格や各種資格がないと就けない仕事は、残念な事にある程度の学歴がない事にはできる仕事ではありません。

医師家系の元会員のお母様から相談電話がありました。中学になったのですが学校にしばらく行っていません。あそび相手でも良いので以前のようにご指導いただけないでしょうか?と。

親の期待に応えなければというプレッシャーは生まれた時から背負っているとは思いますが、仕事を継ぎたいと思うタイミングが遅れると高校受験や大検のタイミングも遅れてしまいます。

会える機会に話を聞きたいと思いますが、資格が必要な仕事に就けれる事前準備として高校までは順調に進んで欲しいものです。



2019年8月29日

わかってあげる努力

Filed under: がらくた工房 すきっぷ,わからなカン — スキップ江原 @ 10:45 PM

クラウン(道化師)派遣『がらくた工房すきっぷ』主宰でもある私は、色々な人達が吸着してくる経験が多い。「ピエロになりたいです。」と訪ねてくる人達の9割は、やはり何処かがおかしい。いい意味でも変な意味でも。

彼らは持っている性格上、人に対する恐怖があったり、急に言葉が出なくなったり、放浪癖があったり、辞め癖があったり、自傷行為があったり、責任感という縛りがなかったり、打ち合わせ通りの事をやった試しがなかったり・・・。書き出せばきりがない。

いわゆるまともじゃないメンバーをマネジメントしている。

その反面、練習熱心(決めた事はやり抜く)だったり、一般の人では出来ないような技を兼ね備えていたり、もする。

メイクをする事で普段の自分ではなくなる為、自然に笑顔も出て、人から握手を求められ、脚光をあびる事が心地よくもなってくる。

電話の受け答えができなかったり領収証すら書けなかったりする大人が人の役に立っている。

自分基準は通用しない。できないとわかった時点で わかってあげられる努力を上のものがしない限り、育つどころか組織の崩壊は目前です。

こう言う私も、子どもだから我慢できるものの大人となると自分の器を試されます。

気長に気長に。



2019年8月21日

そういう世界もある。という事を把握する。

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:02 PM

個人レッスンの会員様には1時間のレッスン料として5,800円(税込)を頂いております。

逆上がりができなくて困っている子。運動会が近いからかけっこトレーニング。運動全般を補って欲しい。etc。

子どもにかける養育費としては当然高額で、できれば子どもの悩みも財布の事情も早期解決したいのは当然でしょう。

でも中には、その程度であれば と毎週予約される方もいます。

『ミリオネアにはなれないが、そんな子どもと関わることができ、そこから何かの学びを得なさい。」とよくスタッフに言います。

考え方・発想・価値観・接し方・言葉遣い etc。

育ちも違えば環境も違い、その地位になれる確率は非常に低くても、助けて欲しいとお願いされて出会ったわけですから、我々も全力で受け止めて全力で投げて返してあげないといけません。

高所得の方々を参考にできる事はしっかり吸収し、仕事として教えるべき事は体育以外の事でもしっかりと教える。子にも親にも。

スタッフ達よ。せめて内面だけは高品質を目指していこう。



2019年8月15日

悔いのないように

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:12 AM

元会員のお母様より春ごろに悩み相談を受けました。小学2年生だった会員様ももう高校生。経験のない事には頑なにフリーズしマイナス思考の強いお子さんでしたので、親御さんとしては出来ない事を伸ばしてほしい!という要望ですが、実際のレッスンはスタッフによってはご機嫌とりが続いていました。

「高校に入学して拘りが強いためイジメにあっているので時間が合えば個人レッスンを再開してほしい。」と。

小学生くらいの『出来ないから教えて欲しい』とは違い、中高生になると自分が困らない限り『こんな奴を呼びやがって』となるのは当然で、「話し相手でも良いのでお兄ちゃん先生はいませんか?」と言われてもなかなか予定が合わない。

本人は勉強でイジメを見返してやる!との事で学校帰りに9時過ぎまで塾に通っているようだが、その流れは崩せないらしい。

お母様と3時間くらいお話をしました。突然スタッフが訪問してもかえって逆効果。塾から親身になってくれる家庭教師に切り替えて勉強の合間に外に連れ出し悩みを聞いてあげる。クラスメイトを見返す為の勉強は社会には通用しない。社会人になっても永遠にこの悩みは続く。etc

運動療育で強い拘りが和らぐかどうかは未知数で、今までずっと続けていたとしても性格までは変えようがないのですが、信頼関係からの打開策が見つかったかもしれません。通わなかった中学の3年間の穴が大きかったとかなり後悔をされていました。

結局お母様は本人にスキップの事を告げることもなくレッスンの再開を断念されましたが、子ども自身も自分の性格を十分把握して多人数と関わらない仕事に就けば立派に稼ぐことが出来るとだけ告げました。幸いにも勉強は嫌いではないので悔いのない人生を送って欲しいと思います。



2019年6月1日

今時の若者は・・・

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:39 AM

今時の若者は  ってよく言うけど、

今時の若者は世間が言うほどでもなく、頑張っているよ。

じゃなきゃ教育職なんて、根拠のないモンスター達に滅ぼされてしまっている。

いつの時代も若い力は必要なんだよ。

ちょっとの根性が足りないだけ。

そうさせたのは彼らじゃなくそう言っている大人達の世代なのだから仕方ない。

そう言わせないためにも入園前からスマホ見せんなよ。

若者よ。目にものを見せてくれ!

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2019年3月11日

ママ友に振り回されないように

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:48 PM

季節柄、退会者が多くなります。

入学や進級を機に違う習い事に、送り迎えが困難な為、など様々な理由がありますが、ごくたまに『あの子が辞めるから』という退会理由があります。

ママ友の悪しき組織がそうさせているのであれば、それは非常に危険です。

出来ない事を補うため、やりたい事に挑戦するため、の習い事であり、他人に合わせる必要はないのです。

過去に、卒園を迎えていた4組の仲良し会員がいて、私から見てもわかるママボスが卒園を機に退会を申請してきたのですが、その後に「次はスイミングを習わせませんか?」と教室内でママ友に勧誘していました。

そのグループの1人の子どもが「こんな楽しい体育クラブを◯◯君のママは辞めるの?」と割って入って話していました。

結局2人は継続。ボスママともう1人は退会したのですが、夏休み明けにその1人が戻ってきて更には運動会後にボスママも再入会してきました。理由は『体育についていけないから』。

やりたい事、やらせたい事は家族内で決める事であり、他人のママ同士で決める事でないのです。

お母さんも強い気持ちを持ってくださいね。



2019年2月14日

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 4:31 PM

今日の保育園でハンデのある園児のお母様から3年間の御礼をされました。

職員室の応接室で先生方に許可を得て小一時間ほどお話をさせて頂きました。

親や保育士ではできない事を体育指導者という立場から何でも体験させる。時には鉄棒逆上がり。時にはおんぶをしてでもジャングルジム登り。時には25mプールの飛び込み台からダイブ。

持ち前の明るさが園児だけではなく大人達をも和ませてくれました。

しかしながらお母様の悩みは根が深く、その子が中心になってしまうがあまり兄弟が全部我慢させられる。たとえお母さんとお姉ちゃんとで2日間のディズニーで遊んだとしても、かえって来た瞬間お母さんを捕られた気になってしまう。

この子はハンデがあるが故に社会が守ってくれるが、お姉ちゃんはそうではない。大人になったら働いて稼がなければならない。

比較的社交的で外にも情報発信をしたりお出かけを惜しまない家族のようですので、楽しかった出来事を良く話したり園や小学校であった事をご家庭でも行うそうですが、兄弟のストレス(うつ・反抗など)が来てしまうのではないかと。

今を楽しく。でも健常・障がい関係なく、全て助けてもらえるわけではない。僕が損で私が得。ではなく、この家に育って兄弟である事が素敵に感じる時が来れば。とおっしゃってくれました。

卒園してしまうが故に私に出来る事は半分以下になってしまいますが、改めて関わりがもてる様になった時には今まで通り、楽しく厳しく接したいと思っています。



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