2007年8月28日

なりたい職業 なれた職業

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 10:26 PM

私がなりたかった職業。

幼稚園の頃はウルトラマン。

小学1年生はバキュームカーの運転手。(給料がいいといわれて)

小学4年生は家業。(板前)

中学2年は旅行業。(電車お宅だった)

高校1年は青年海外協力隊。(社会の先生に勧められて真剣に説明を聞きにいく)

高校3年生は幼稚園の先生。(3者面談であきられる)

そして・・・

大学に全滅し保育専門学校の夜間に通うが、教育実習で女の社会を見てしまい夢敗れ、昼間に勤めていた体育指導者派遣会社にそのまま就職。

12年お世話になった会社も退職し、身体障害児施設に数年。 その時に「1対1でのレッスン」「体育指導」を思いつき、スキップを起業。

思えばウルトラマンからの大変身である。これからもスキップでの業務を徐々に成長させていくであろう。

私でもこれだけ思いが変わり未だに模索中であるのだから、今を生きる子ども達はもっともっと将来について模索をしていくのでしょう。

スポーツが得意だからといって将来スポーツ選手になるとは限りません。

勉強ができるからといって学者になるとは限りません。

しかし、できる事が多かれば多いだけ選択余地が広がります。 

経験が多ければ多いだけ可能なものが見えてきます。

そして、夢を持てば持っただけ目標となります。

夢は見るもの。目標は果たす為に練るもの。 



2007年8月27日

我が子の把握

Filed under: プレジャートレーニング,わからなカン — スキップ江原 @ 11:43 PM

学齢に応じたレッスン内容をスタッフ達は常に考えています。

ケンケン・両足ジャンプ・両足着地・ぶら下り・片足立ち・スキップ・・・。

上記は子ども達があそびの中で普段から行なっていると思われる行動ですが、本当にできていますか?

大人たちは「出来て当たり前」「普通は出来るでしょ?」と思われる事も、子ども達にとってはかなりハードルの高い事なのです。

バランス感覚・リズム感覚・身体図面(身体部位の把握)など、身体の構造や経験などが備わって初めて獲得していくのです。

基礎(あそび)できて応用(運動)ができるのです。

お子様の「何ができるか?」を日常生活からチェックしてみてください。



2007年8月14日

高所平気症

Filed under: プレジャートレーニング,わからなカン — スキップ江原 @ 8:53 AM

昨日、高校時代の同級生4人と思いつき企画で食事をすることとなりました。

年令を重ねるとともになかなか会う事もままならない為、このメンバーとは思いついた日にあう事に決めている。

このメンバーはビジネス的にも頑張っており、床の内装で起業した者・PT(理学療法士)・専門学校の講師。成田で空輸を取り扱っている通関士と、先日結婚したもうすぐ売れる役者は今回欠席。

会話も弾むにつれて、講師とPTの席ではいつも教育・療育の話になってしまう。

そこで不思議な言葉を聞きました。

「高所平気症」

子どもは立体的なものに対する感覚が未発達で、自分が高層マンションに住んでいても高いところにいるという意識があまりない。また高層マンションで育つ子供は、高所に慣れる傾向があるため、高さについての恐怖心が薄くなる「高所平気症」になりやすい。

原因とは一概には言えないものの、下を覗き込んだりしているうちに誤って転落してしまうケースもあるとのこと。

ブランコや滑り台など、外で遊ぶことが重要とされています。

地に足がついているようで、地面に足がついていない現代の生活事情。

あそびの中での高さに対する恐怖体験も必要なのかもしれません。

脚立でのトレーニングや跳び箱からのジャンプで重力を感じるレッスンを多く取り入れています。

降りることも大切ですが、「登る」行為があってこその「降りる」だから、そのレッスンが成り立っているのです。

高層マンションにお住みの方。やはり階段使いましょうよ。心も体も鍛えられますよ。

(参考文献 Sannkei web )

PS タツコー、大ちゃん、ブーちゃん。昨日はお疲れ様でした。



2007年7月12日

迷った時は “1つ”

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,わからなカン — スキップ江原 @ 7:29 PM

スラムダンク 27巻

山王工業戦でベンチに下げられた花道は、安西監督から「オフェンスリバウンドを捕ることが出来れば、君が追い上げの切り札になる。」と言われ、優々とコートに出て行った。

「ヤマオーはオレが倒す!! by天才・桜木!」

やるべきことが1つに絞られ、頼られた時には、仕事や任務を受けた側にとっては快く遂行するでしょう。

その人の能力を引き出しつつ、複数を要求せずピンポイントに指示をする。

お子さんにお使いを頼む時でも、欲張ると失敗をしてしまいお互いがいい思いをしません。

中途半端にこなした10よりも完璧に近いくらいの9の方が価値があると思いますよ。



2007年7月9日

いいとこ探し。明るいとこ探し。

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

子どもは常に失敗をするもの。失敗経験からいろいろと育っていきます。

「しっかりしなさい」 「なにやってるの」 「本当にダメな子なんだから」 などのマイナスの言葉は何も生みません。

そんな言葉で育った子どもは 「お前キライ」 「向こう行け」 「仲間に入れてやらない」 などの言葉を平気で発する事が考えられます。

明るいとこ探し(粗探し)をせずに、いいとこ探しをしましょう。 その時には気づかなかった事が見えてくるでしょう。

誉めてやりましょう。 もっとあなたが変われます。



2007年6月8日

花木の様に

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:55 PM

公園や学校、歩道にも、意識をすればあちらこちらに生息している木々。

華やかに鮮やかに咲き誇る花や、青々とした葉。力強く伸びる枝。

どれ木々も立派に成長しています。

そこに至るまでには何十年の歳月を費やし、目に見えない根は、枝葉と同じくらい地中に伸びています。

花木を生き方に例えると、立派な木になる為には見えない力も必要なのです。

「あそび力」という根っこをしっかりと成長させる土壌があれば、立派な幹となり花が咲きます。

鉢植えのように四方をさえぎり家に閉じ込めてしまったり温室育ちでは、見た目に鮮やかでも大きく育ちません。

お子さんがスクスク育つ土壌は皆さんの環境にありますか?

見えるところだけにとらわれていませんか?



2007年6月4日

聞こえる

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:09 PM

指示が通りにくいお子さんがいるとしましょう。

「早くしなさい!」「こっちにおいで」「宿題やったの?」etc

言う事を聞かずについつい叱ってしまいます。

人間は常に五感を研ぎ澄まして生活をしていますが、雑然とした環境に慣れてしまった時に意識から無意識に変わります。 いわゆる習慣というものです。

見るでも説明しましたが、生活の知恵がついてくると自分に都合のいい映像や音声しか受容しないものです。

そこで、指示の通りにくいお子さんは実際はどうなのでしょう?

実は名前を呼ばれていることには気づいていないのかもしれません。 
気づいてはいるものの他のものに興味があり後回しにしているのかもしれません。 
呼ばれることが習慣化されているため気にしていないのかもしれません。 
聞こえていても情報として処理されていないのかもしれません。

他にもいろいろなケースはあると思いますが、生活力を高めるためにいろんな事をしてみましょう。

絵本の読み聞かせ。 紙芝居。 ごっこあそび。 楽器あそび。 しりとりなどの言葉あそび。 歌あそび・・・。

唇の動きや相手の目を見れるようになることが第1ステップです。

療育の領域でもあり難しいのですが、聞くことへの楽しみをたくさん増やすことで良い方向に好転することがあります。

決して言う事を聞く子やうなづく子が、聞こえているということではないのです。

皆さんのお子様はどうですか?



2007年5月27日

ジッと見る

Filed under: プレジャーアリーナ,わからなカン — スキップ江原 @ 7:05 PM

答えを出すのは簡単ですが、答えを導き出すまで待つことも大切。

今日のアリーナ・個人レッスンで1人の会員様が、それぞれタイヤチューブのスイング遊具を天井に吊り下げる作業をしました。

「これを吊り下げれたらあそべるよ!」 「ほんとに?」

ルールはアリーナ内にあるものを全て使用OK。 但し、自分1人でやること。

パンダブランコパイプ椅子の上に木の椅子を置いてみたり、跳び箱の上に平均台を置いてみたりと作戦はさまざま。でも、2人の会員様がそれぞれ足場の組み方が不安定なだけに、見ているスタッフ・ご父兄様の方が、ヒヤヒヤです。

どちらの会員様も転落することなく設置ができあそべましたが、1時間のレッスンに15分はその時間。

答えを出すのは簡単。ジッと待つのは我らもレッスンです。できることは取り上げてはいけません。



2007年5月21日

会員様の満足度

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:20 PM

週末の個人レッスンで、スタッフの一人が会員様から多大なる評価を受け、「食事をしたいから先生も来なさい!」と会員様のお父様のお招きで、スタッフ林と私はご馳走となる事に。

このお父様。毎回レッスンを見学され、時には一緒になって走ったり特訓を受けたりと、体を張って会員様にメッセージを伝えている熱血者。

その成果もあって、会員様の成長も目にみえるほど向上しており、運動会や持久走大会・サッカーイベントに向けた事前レッスンも甘えながらも乗り切っています。

食事中の会話は林の指導っぷりに花が咲き、「えっぱら先生よりも厳しくていいかも。」と話せるほど、レッスンに満足されたご様子。

その会話の中にも「子どもが「今日のレッスンも楽しかった」と言っても、ボクと妻が満足しないと納得できないからね。高いお金を払っているんだから。」と釘を刺され、改めて個人レッスンを受けている会員様の思いを知らされたような気がします。

どんな仕事でもそうですが、サービス・商品を提供して、いい仕事をした!と満足したとしても、ユーザーが疑問を感じたり不満を抱いたり、損をしたと思った時点で、生産者(販売者)と消費者との関係に溝ができ、いずれは途絶えます。

スタッフ・会員様・親御さんの三角関係が共に満たされるレッスンを引き続き行なっていけるように、常に勉強の毎日です。



2007年5月16日

子どもの笑顔が輝く時

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:51 PM

「子どもとあそんでいるだけじゃないか?」とよく言われますが、不思議と会員様には言われません。

確かにあそんでいるだけと捉えられても仕方ありません。真剣にあそんでいるのですから。

1時間のレッスンが終了してからの子ども達の顔を見て下さい。

みんなニコニコして、時には「もっとやりたい」と言ってくれます。言わせる自信があります。

たとえできなかったとしても、子ども達の顔はそれぞれ輝いています。

あそびの中から育つ運動の基礎が幼児・児童には必要なのです。

もし、スキップのプレジャートレーニングを「あそんでいるだけじゃないの?」と思われた方は、一度、真剣になってお子さんと1時間遊んでみて下さい。それを週1時間・1ケ月続いたとしたら、スキップの必要はありません。

本来、スキップのサービスは親御さんが担うべきサービスなのです。

我々は真剣に「あそび」を考える集団です。



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