2007年5月27日

ジッと見る

Filed under: プレジャーアリーナ,わからなカン — スキップ江原 @ 7:05 PM

答えを出すのは簡単ですが、答えを導き出すまで待つことも大切。

今日のアリーナ・個人レッスンで1人の会員様が、それぞれタイヤチューブのスイング遊具を天井に吊り下げる作業をしました。

「これを吊り下げれたらあそべるよ!」 「ほんとに?」

ルールはアリーナ内にあるものを全て使用OK。 但し、自分1人でやること。

パンダブランコパイプ椅子の上に木の椅子を置いてみたり、跳び箱の上に平均台を置いてみたりと作戦はさまざま。でも、2人の会員様がそれぞれ足場の組み方が不安定なだけに、見ているスタッフ・ご父兄様の方が、ヒヤヒヤです。

どちらの会員様も転落することなく設置ができあそべましたが、1時間のレッスンに15分はその時間。

答えを出すのは簡単。ジッと待つのは我らもレッスンです。できることは取り上げてはいけません。



2007年5月21日

会員様の満足度

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:20 PM

週末の個人レッスンで、スタッフの一人が会員様から多大なる評価を受け、「食事をしたいから先生も来なさい!」と会員様のお父様のお招きで、スタッフ林と私はご馳走となる事に。

このお父様。毎回レッスンを見学され、時には一緒になって走ったり特訓を受けたりと、体を張って会員様にメッセージを伝えている熱血者。

その成果もあって、会員様の成長も目にみえるほど向上しており、運動会や持久走大会・サッカーイベントに向けた事前レッスンも甘えながらも乗り切っています。

食事中の会話は林の指導っぷりに花が咲き、「えっぱら先生よりも厳しくていいかも。」と話せるほど、レッスンに満足されたご様子。

その会話の中にも「子どもが「今日のレッスンも楽しかった」と言っても、ボクと妻が満足しないと納得できないからね。高いお金を払っているんだから。」と釘を刺され、改めて個人レッスンを受けている会員様の思いを知らされたような気がします。

どんな仕事でもそうですが、サービス・商品を提供して、いい仕事をした!と満足したとしても、ユーザーが疑問を感じたり不満を抱いたり、損をしたと思った時点で、生産者(販売者)と消費者との関係に溝ができ、いずれは途絶えます。

スタッフ・会員様・親御さんの三角関係が共に満たされるレッスンを引き続き行なっていけるように、常に勉強の毎日です。



2007年5月16日

子どもの笑顔が輝く時

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:51 PM

「子どもとあそんでいるだけじゃないか?」とよく言われますが、不思議と会員様には言われません。

確かにあそんでいるだけと捉えられても仕方ありません。真剣にあそんでいるのですから。

1時間のレッスンが終了してからの子ども達の顔を見て下さい。

みんなニコニコして、時には「もっとやりたい」と言ってくれます。言わせる自信があります。

たとえできなかったとしても、子ども達の顔はそれぞれ輝いています。

あそびの中から育つ運動の基礎が幼児・児童には必要なのです。

もし、スキップのプレジャートレーニングを「あそんでいるだけじゃないの?」と思われた方は、一度、真剣になってお子さんと1時間遊んでみて下さい。それを週1時間・1ケ月続いたとしたら、スキップの必要はありません。

本来、スキップのサービスは親御さんが担うべきサービスなのです。

我々は真剣に「あそび」を考える集団です。



2007年4月18日

進級試験の恐ろしさ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 2:42 PM

そろばんやスイミングスクールなどの習い事をさせるきっかけとして、

「学力を伸ばしたい」「基礎体力をつけ丈夫な体にさせたい」「お隣さんが通いだしたから」 

など、いろいろな理由があると思います。

ただ、進級試験のようにランクがある習い事や、少年団のように出場人数が限られているスポーツでは、続けていくうちに当初の目的と違ってくる場合が多々あります。

親さんの思いは「楽しければ・・・。」「今のうちに慣れさせておけば・・・。」のような親心から、「絶対に頑張りなさい!」「レギュラーとらないと恥ずかしいでしょ!」などのように、権力や義務になってしまっては子どももたまったものではありません。

自動車学校のように自主的に卒業・ライセンス取得を目的とする学校に入校するならば、落第や補修も納得はできますが、

できない ⇒ みんなに遅れをとった ⇒ 嫌になる ⇒ 親子は喧嘩になりギクシャク・・・。

目にみえた結果です。

「みんなが通いだしたから」という安易な理由は、子どものやる気を不鮮明にさせる場合もある。ということを知っておくことが大切です。



2007年4月8日

おかしくなっていく日本語

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:06 PM

いわゆる「造語」。 略語なんでしょうね。 

一昔前は「チョベリグ」「チョーMM」。 

今では「ウザい」「キモい」「キレる」などでしょう。

また、「この味、超ヤバい。」 まずい訳じゃなく、凄く美味しい訳である。

「全然いい。これ。」 打ち消し・否定ではなく、凄くいいのである。

やめましょ。こんな日本語。

決して私も正しい日本語使っていませんよ。名古屋弁丸出しですから。

でもね。みんな可愛い顔を見たかったのだから、言葉で質を落とすことはないですよ。



2007年4月7日

信頼を売る

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:27 PM

この1週間ほどで、教育者がらみの事件が2件も起きてしまいました。

1件は外国人英会話講師の殺人事件。もう1件は塾講師による児童連れまわし。

以前、塾講師が学習塾で小学3年生の女子児童を殺害した事件の時にも、ストレートに「スキップは大丈夫ですか?」と、会員様に聞かれました。

このような事件が起きるたびに子どもを預ける親御さんのガードが固くなるのは当然で、塾・家庭教師などの関係者に更なる対応と信頼を求められます。

我々も当然のことながら例外ではありません。

個人レッスンなので、なおさら情が入りやすくなりますが、会員様もスタッフも一線を越えてはいけません。

ルールがあるからが故の信頼関係です。

他人事で悩まされない業界ですので、スタッフ共々、気をさらに引き締めてレッスンに従事させて頂きます。



2007年3月17日

結果を求めたがる方へ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:57 PM

「何回くらいで逆上がりが出来ますか?」

「何時間くらいで一輪車が乗れますでしょうか?」

「何回先生が来ればバタフライが泳げますか?」

こちらが逆に知りたいです。

スキップのレッスンは、お子様自身「やろう!」と思う興味がおきない限り、何時間もあそばせてもらいます。

そのあそびの中からお子様自身がスイッチを押す事、きっかけ作りが我々の第1の目的で、興味をもてばレッスン中でなくても1人で練習すれば早く修得するでしょう。

できる事が目的ではなく、どうして出来ないから依頼したのか(依頼しようとするのか)を、考えてみてください。

回数や時間で聞いてくる方へ。

あなたがまず練習をしてみなさい! お子様の気持ちがすぐわかります。



2007年3月9日

反抗期

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:24 PM

人間誰しも手に負えなくて困った時期、そう、反抗期というものが来るのです。

平均して5、6年の第1反抗期と中学生の第2反抗期。

反抗の度合いは様々で、言葉での抵抗・部屋に閉じこもる(篭る)・暴力など。

でも、これが無いと人間は成長しません。

いつか両親に勝てるんじゃないか? 

ひとりで生きていけるんじゃないか?

両親の言葉は聞きたくない。

友達と遊んでいたほうがすっきりする。

思春期になるにつれて子どもと大人の間に立たされ、甘えたい反面、背伸びも反面の状況で、みんな自分を探しているのです。

おうちの方にしてみると、なかなか大変な時期ではありますが、その本人も困らせた経験があるがゆえに、親と子が向き合える真剣勝負の時期に決して逃げずに立ち向かってください。



2007年3月7日

子どもの目線

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:33 PM

子どもの目線に下りてみましょう。

大人では見えていないのもが見えるかもしれません。

子どもの目の動きに合わせてみましょう。

大人とは見ているものが違うかもしれません。

時には大人と同じ目線やそれ以上の目線を体験させてやりましょう。

怖がったり、せがんだり、緊張したり、ぼーっと眺めたり、とそれぞれ反応が確かめれます。

目の前にあるのに見えていない。 明らかに映っているのに興味がない。 意外なものに興味を示す。 

子ども達には初めての映像を毎日たくさん認識して・記憶して遊びにつなげていきます。

暖かい日が続きます。

子どもの目線まで下りてもう一度、わらべ心に戻ってみては。

普段見逃していたものが見えてきますよ。



2007年2月10日

理想と現実

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:43 PM

育児や教育に対する参考文献は無限とある中で、我が子に合った文献を探すのはなかなか難しい。

このブログもそうかもしれないが、やっぱりイイ事しか書いてないのが現実。

そんな事を聞きたいんじゃない! 今のこの子の状態や現状を知りたいのよ! と思われている方は多いだろう。

私自身、子ども達と付き合っていく中で、真実を見つめ、イイ事しか話してないようにも思えるが、実は、本当に悩み苦しんでいる方には、実例を個人情報を伏せた状態で、赤裸々に話すこともある。

イイか悪いかは別として、それが現実。

明日は岐阜市の依頼で、60人もの少年団や部活のコーチ陣を相手に講演をするが、表向き講演。でも実際に参加された方々の生の声を元に進めていく事で、青二才の講師の役割が果たせるのかな?とも思う。

実際、現場と演目は違いがあるのだから・・・。



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