2015年7月30日

大地の恵み

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 2:49 PM

自然とは本当に上手くできているもので、暑い時期にはみずみずしい野菜が食べて欲しいと言わんばかりに実を熟します。

トマト ・ キュウリ ・ ピーマン ・ ナス ・ スイカ ・ ゴーヤ・・・。

夏野菜は水分が多いので吸収がよく、体温を抑える効果もあります。

私の世代よりも前の先人達は、おやつもなく野菜を採っては食べたそうです。(私もやっていましたが・・・。)

熱中症予防にエアコンも大切ですが、夏バテ解消に季節の食べ物を十分に摂取するよう工夫が大切ですね。



2015年7月11日

平等な提供

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 1:42 PM

グループレッスンを途中退会された元会員様のからクレーム電話を頂きました。やり場の矛先がなくいてもたってもいられなかったのでしょう。

「みんなが5回やっているところをうちの子は3回しかやらせてもらえなかった。」

スタッフに話を聞くと「やれない」と拒絶をするのでみんなよりも少なくてもいいから頑張りなさい、と。

親御さんは、同額の月謝を払っているのだから平等に扱ってほしいと願っていたのに不平等だ、と怒りをあらわにしています。

見た目の回数で平等を図るのであれば、それは間違いです。フリードリンクでも同じこと。スタッフ達はお子さんの満足度を平等にレッスンを考えています。

5回挑戦した子はもっとやりたかったかもしれません。でもやりたくない子に関しては3回で逃れられたことに満足をしたはずです。

個人レッスンでしたらできないことに対して十分向き合うことが可能ですが、グループレッスンでは限界があります。その分満足度は全員にお腹いっぱい提供しています。

そこを理解してくださらなかった会員様ですから、レッスン料を払いたくないと今ももめています。

どうかご理解下さい。発達に遅れがあるお子さんも含めてスタッフ達は真剣にお子さんを預かっています。利益効率の悪い業務ですのでスタッフ達に給料も我慢してもらっている部分も多々あります。それでもこの仕事をしているスタッフ1人1人は、『何とかしてあげられないだろうか?』という思いと『ありがとう』の言葉に何回も助けられているからです。

意見やクレームは何なりと受け付けます。スタッフが個々の感性で子ども達全員が平等の満足度を提供できる環境を整えるために。



2015年7月6日

平等が子ども達をダメにする

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:31 PM

7月5日放送の 『ボクらの時代(動画添付)』 で討論をした 尾木直樹×泉谷閑示×乙武洋匡の3人のキーワードの1つ

『平等が子ども達をダメにする』

平等というより全部を同じ型にはめてしまうのが子どもをダメにすると思いました。

この子は可愛そう ⇒ だからみんな仲良くしよう。
給食 ⇒ 残さず全部食べましょう。
登校したら ⇒ 元気に挨拶しよう。
バレンタインチョコ ⇒ 絶対に学校に持ってこないように。

すべて規制になってしまっていることで子ども達は個性を失い、善悪の判断を失い、叱られる怖さも失い、良い子を演じる。

大人であれば公私混同はタブーな場合が多々あるが、子どもの頃はそうではない。顔や態度に出て当然です。

平等 ⇔ 型にはめてしまう  が日常化することによって、その枠に入りきれない子やその枠でくすぶっている子の爆発が起きてしまう気がします。

言いたい事があればとことん言って、相手の話もすべて聞いて、お互い考えよう。そうすれば 分かり合える。ではなく、相手と自分は違うんだということに気付く。

木村拓哉主演の朝倉内閣のドラマ 『CHANGE』 を思い出しました。

人類は法の下では平等ですが、力も学力も生き方も考え方も、型にはめてしまうのは問題のようです。

 



2015年6月12日

先生風をふかすな

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:53 PM

下関市の知的障害施設で、作業者に対しての暴言や脅し・暴力といった言動を録画した動画が元となって、職員が逮捕された。

何を学び、何を支援し、何を伝えたかったのかが皆目見当のつかない動画で、なぜ人を指示する立場で働けているのかが理解できませんでした。

スタッフ達には常に言い聞かせています。

『先生風をふかすな』

私達は先生と呼ばれる立場の仕事ですが、その言葉には不快は感じません。むしろ尊敬のまなざしで見られることがほとんどで、故に人間をダメにしてしまいます。

自分が行っているすべてが正しい。すべてが子どものために行っている。

こんな自惚れ発想が増幅して先生風をふかしてしまい、自分の思い通りにならなくなった時に、子ども達がわけもわからず叱られたり怒鳴られたり叩かれたりしてしまう。

世の先生達。今一度振り返ってみましょう。なぜ先生になったのか? そして、自分自身が先生として相応しいかどうかを。子ども達や親達に慕われているかどうかを。



2015年6月2日

またもや年金

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 5:13 PM

今朝の新聞で、日本年金機構の職員のパソコン端末への不正アクセスで、125万件分の年金に関する個人情報が外部に流出したようで、頭を下げている写真が1面に掲載されていた。

またもや年金か。と思った人がほとんどだろう。当然謝罪をすれば済むわけではなく、原因を追求して何度もこのようなことがないようにセキュリティの強化を願うのだが、国民は穏やかではないだろう。

国民である以上、半ば強制的に支払い老後のために蓄えるものの、受給年数は年を追うごとに引き上げられ、私達が還暦の頃には80歳まで、いやそれ以上、いやいや年金破たんも噂として流れてくる。

綺麗事だが、負担であっても安定した老後を過ごしたい。若い者に負担をかけさせたくない。願うところはそこだろうが、その真逆では歳をとることが恐ろしくもある。

1/125万件 であるのは間違いないが、そんなことよりも国や制度に対して 「ありがとう。日本に生まれてよかった」 と死ぬ間際に思えるような世であって欲しい。



2015年3月23日

乳幼児期の生活から考える

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 10:30 AM

この春も自転車の依頼や問い合わせが多く寄せられます。その大半が6年生や中学3年生。送り迎えから通学のための転換期がこの時期なのでしょうが、自転車に乗れるためのコツは後日アップ致します。

自転車や縄跳びなどの道具は、そもそも体の使い方が熟知しないと操作する事は不可能です。

例えば乳幼児期のお子さんを思い出してください。

食事をする時は、スプーンで食べさせていた頃から徐々に自分で食べようとしますが、箸やスプーンをうまく使えない頃は素手で口に運ぶでしょう。

お絵かきも筆や鉛筆を持つ前に、手をスタンプ代わりにしてペタペタ遊びをしたと思います。

この頃はお母さんも「道具を使うことは出来るわけがない」と思っているから介助を自然に行っていたと思いますが、成長するにつれ、不慣れながらも箸を持ち、ペンを持ち、ランドセルを背負い、靴紐を結び、自転車に乗る。

「出来るわけない」 が 「知らない間に出来るようになったね」が増えてくると、子どものウィークポイントを見落としがちになります。

成長したとしても初めての経験に関して「出来るわけがない」と思って無理なく取り組んだほうがうまくいく事が多々あります。

乳幼児期の成長過程を忘れずにお子様と向かい合ってください。



2015年3月5日

子どものケガについて

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:45 PM

本日行われた親子体操の際の質疑応答で、親御さんから「子ども達のケガは昔と比べて増えているのですか?」という質問がありました。

学校教育の教育制度や指導内容と比べ、保育園・幼稚園のそれは10年前と大きく変わったとは思えません。子ども達は登園してから元気にあそび、お給食を食べ、歌を歌ったりお遊戯をしたりしてお迎えを待つ。この流れは私が幼稚園だった頃と変わっていません。せいぜいお迎えの時間にビデオを見せてもらっている風景が現代のスタイルかなというところです。

家庭環境や休日の遊びのスタイルは明らかに変化してしまいましたので、それは無いものとして、保育園・幼稚園の学齢(3才から5才児)の園での生活スタイルがさほど変わっていないとすると昔も今もケガの頻度は変わりないと思います。

残念なことに、園内でのケガに対して大袈裟にしてしまう大人達は増えました。

神様は人間に痛みという感覚を平等に与えました。痛みを感じることも私は必要だと思います。その経緯についてどこまで大人が入り込むべきかをそれぞれが今一度考えてみてはいかがでしょうか。

子ども達なりに、お父さんお母さんに心配をかけてはいけないという思いはあると思います。そして自己解決しようとする力も備わっていると信じてあげたいです。

ケガから学ぶこともあるという事をわかってあげてください。



2015年3月2日

良い先生と出会えるかどうか

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:56 PM

授業を受けた記憶よりも先生が話してくれた余談の方が記憶に残っています。

部活でしごかれた記憶よりも厳しい顧問からあめ玉をもらった記憶の方がインパクトが強いです。

たんたんと授業を進める先生より熱心に教えてくれる先生の方が嫌な私目でも耳を傾けたくなります。

塾や習い事はどこにいくかではありません。 どんな先生に学ぶかです。

月謝や世間体など、親の都合ではなく子の成長を第1に考えて、良い先生に巡りあってください。



2015年1月28日

「○○だから」

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:06 PM

いろいろな現場の先生方と話をする中で、どうしても 「最近の若い人達は・・・」 という話になってしまいます。全部を一括りにしてしまってはいけませんが、若い人のことをいう歳にもなったのかな?とも思います。

そこで、「最近の若い人達は、すべてを言い切ってしまう傾向にある。」 たとえば、「今日は風邪をひいてしまったので会社を休みます。」 とか、「これは嫌いだから食べられません。」 など。

メールで一方的なやりとりではなく電話で思いを伝えるだけまだマシなのですが、言い切られてしまうと「あぁそうですか・・・。」 としか言えなくなってしまう。

良い意味で 「ーだから」 「ーだけれど」 が欠如しているのが惜しいのです。

「今日は風邪をひいてしまったので会社を休みます。だからここを補って頂けませんでしょうか?」  「これは苦手なので食べられません。だからこれだけにしていただけませんか?」 などのような接続詞がつくと目上の者も助けたくなります。

目上の者は目下の者の面倒が見たいのです。面倒を見なければならないのです。故に上手な日本語を話せる社会人になってほしいのです。

大人とは難しい生き物ですが、目上の人達の心を操れるように日々努力して下さい。自分のために。



2015年1月17日

安全神話

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 1:33 PM

近年の日本が狂い始めてきている。

食品内の異物混入・殺人や爆破などの予告・無料掲載動画サイトによる非常識な行動の投稿やSNSなどへの誹謗中傷の書き込み・・・。

世界中が認めている治安大国日本が崩れ始めてきている。

文明の進化により報道よりも先にスマートフォンによる情報発信がなされてしまう近年。良いも悪いも情報が全世界に瞬時に飛び込んでくる。

情報に振り回されることなく対応していかなければならないのと共に、安易に情報を発信しないようにする我慢も必要だ。

安全神話が崩壊しないためにもゲーム感覚の情報発信に対する対策と、それ以前の人間としての心の構築が必要なのでは。

人間力は家族との関係と社会の中で出会う人達との関係で成り立つ。テレビやパソコン・スマートフォンでは人間力は形成されないという事を、親として大人として知っておいて下さい。



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