2015年3月2日

良い先生と出会えるかどうか

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:56 PM

授業を受けた記憶よりも先生が話してくれた余談の方が記憶に残っています。

部活でしごかれた記憶よりも厳しい顧問からあめ玉をもらった記憶の方がインパクトが強いです。

たんたんと授業を進める先生より熱心に教えてくれる先生の方が嫌な私目でも耳を傾けたくなります。

塾や習い事はどこにいくかではありません。 どんな先生に学ぶかです。

月謝や世間体など、親の都合ではなく子の成長を第1に考えて、良い先生に巡りあってください。



2015年1月28日

「○○だから」

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:06 PM

いろいろな現場の先生方と話をする中で、どうしても 「最近の若い人達は・・・」 という話になってしまいます。全部を一括りにしてしまってはいけませんが、若い人のことをいう歳にもなったのかな?とも思います。

そこで、「最近の若い人達は、すべてを言い切ってしまう傾向にある。」 たとえば、「今日は風邪をひいてしまったので会社を休みます。」 とか、「これは嫌いだから食べられません。」 など。

メールで一方的なやりとりではなく電話で思いを伝えるだけまだマシなのですが、言い切られてしまうと「あぁそうですか・・・。」 としか言えなくなってしまう。

良い意味で 「ーだから」 「ーだけれど」 が欠如しているのが惜しいのです。

「今日は風邪をひいてしまったので会社を休みます。だからここを補って頂けませんでしょうか?」  「これは苦手なので食べられません。だからこれだけにしていただけませんか?」 などのような接続詞がつくと目上の者も助けたくなります。

目上の者は目下の者の面倒が見たいのです。面倒を見なければならないのです。故に上手な日本語を話せる社会人になってほしいのです。

大人とは難しい生き物ですが、目上の人達の心を操れるように日々努力して下さい。自分のために。



2015年1月17日

安全神話

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 1:33 PM

近年の日本が狂い始めてきている。

食品内の異物混入・殺人や爆破などの予告・無料掲載動画サイトによる非常識な行動の投稿やSNSなどへの誹謗中傷の書き込み・・・。

世界中が認めている治安大国日本が崩れ始めてきている。

文明の進化により報道よりも先にスマートフォンによる情報発信がなされてしまう近年。良いも悪いも情報が全世界に瞬時に飛び込んでくる。

情報に振り回されることなく対応していかなければならないのと共に、安易に情報を発信しないようにする我慢も必要だ。

安全神話が崩壊しないためにもゲーム感覚の情報発信に対する対策と、それ以前の人間としての心の構築が必要なのでは。

人間力は家族との関係と社会の中で出会う人達との関係で成り立つ。テレビやパソコン・スマートフォンでは人間力は形成されないという事を、親として大人として知っておいて下さい。



2015年1月7日

写す

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:33 PM

スタッフとの打ち合わせ中の出来事。今日の出向先の住所と地図が書かれてある書類を渡し、メモを取るようにと指示をしたところ、その書面をスマートフォンのカメラで撮影していました。

私の中で書類をカメラで写すという発想がなかったので少しビックリしてしまいましたが、よくよく考えれば今のスマートフォンの画像は拡大して文字が潰れるような事がないので、書き写すよりは確実なのでしょうが、これも時代なのでしょうか。

そんな事を思っていた矢先にその出向先の療育センターの先生との話の中で、まさに同じ内容の話となりました。

「子どもが高校に進学し、「携帯電話はいらないよ」と言っていたが、黒板に張られた掲示物を先生が「写メッておけ」と言った瞬間にほぼ全員が携帯でパシャパシャしたのにショックで、登校1日目にして泣きついた。」 と。

学校側も学生はみんなが携帯電話を持っているものという前提で、「書き写す」のではなく「機械で写す」ことを指示する時代なのです。

便利さが故に 更にペンを持つ必要性がなくなるのではと感じた話でした。

古い人間が如何に今の時代を理解し、順応し、若者と付き合っていくか。しかし、便利に染まることなく苦労を忘れさせないようにどう伝えていくか。

黒板をノートに取る時代も無くなってしまうのでしょうね。



2014年12月15日

どうかわる?

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:07 AM

昨日の衆議院議員選挙はあっけなく自民党の圧勝。野党はあまりにも突然の解散にどうにも太刀打ちが出来ず、選挙前には党の解散や党の代表・最高顧問まで落選という何ともお粗末な結果。

で、問題なのは景気回復と消費税先送りに対する子育て支援。

高笑いを続けるのは政治家や大手企業と株の投資家などといわれ、円高や株の高騰などで輸入品が値上がりし一般庶民には給料も上がらず生活が苦しくなるばかり。

2%の上乗せで当てられていた子育て支援への割り振りも、新年度の1月から新体制で開始されるものの消費税は先送り。これでは現場と子を持つ家庭をいじめているようなものだ。

東日本大震災のの復興支援も風化されつつある状態で自民党は新たな体制でこの1年間の政治運営を任されたと言い放つだろう。

若者を含め、政治に関係がなく投票所に足を運ばなかった国民も悪いのではあるが、そのような人々が1人でも多く1票を投じたくなる様なウキウキワクワクする様な政治運営は出来ないものだろうか?

決まってしまったものは何を言っても覆りはしない。自民党に国の行く末を任せるしかない。

自民党さん。選挙の時だけお願いをするのではなく、日々嘆いている国民のお願いを少しでも聞いて下さい。



2014年11月26日

世論調査

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:07 AM

先ほど音声ガイダンスによる選挙に関する世論調査につき合いました。無作為に発信された番号で・・・。という事でしたがこのような類の電話での調査に結構ヒットしているので本当に無作為なのか疑いはありますが、嫌いではないのでついつい最後まで付き合ってしまいます。

内容は、支持政党はあるか? どの党に票を投じるか? 政権交代を願うか? 消費税10%の先送りをどう評価するか? 生活必需品の軽減税率を導入すべきか? などでした。

政権公約が当選するための誘い文句で終わってしまっては困ります。子ども達ですら約束は守るように親からきつく言われて育っています。

財源がないのではなく使い方が下手糞なのです。今回の選挙にも推定700億円の税金が使われます。子ども達ですら限られたお小遣いの中でやりくりするように考えながら使っています。

景気が良くなったかが実感できません。現首相の名前をもじった経済政策のお陰か、株価は値を上げ円安が一気に加速し、輸出元や大手企業・株主らは大笑いまではいかないものの景気の上向きを感じているでしょうが、中小零細企業・家庭・主婦は変化を感じ取れぬまま3%のやりくりをしてきたように思います。子ども達は8%の計算に強くなったことがせいぜいプラスポイントでしょうか。

先生方は一気に地方に散らばり遊説活動。長いものに巻かれている先生方とは対照的に長いものに巻かれたい先生方は大慌ての選挙戦が始まったのかなと1本の電話で感じました。

一時のばら撒き景気ではなく20年後の若者達も安定した暮らしが送れる国営であってほしいと思います。10%のほとんどを背負っていかなければいけないのは生まれた時から消費税を支払ってきた今の子ども達なのですから。

12月14日。さまざまな子どもイベントで迷惑を被っている方々には大変気の毒ではありますが、無駄な700億にならないように紙切れ2枚に思いをこめて投入しに行きましょう。



2014年11月6日

口を挟むな!

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:23 PM

今日は久しぶりに愚痴のようなブログでスミマセン。

どこの世界にもいるんです。体を動かさず口を挟んでくる奴。その者のおかげでどれだけの若い下々が苦労をしているか。

企画が出来あがった頃に「こうしなさい!」 ということがどれだけやる気を殺ぐかわからないから上に立つものは馬鹿が多い。

「こうしなさい」 というのは非常に簡単だが、そのプロセスで若い者達と一緒に話をし、共通理解の元で積み上げていけばそんな言葉は出ないはずだ。

若い者達に任せたのであれば口を挟むな。口を挟むのであれば1から10まで一緒に行動をしろ。若い者の責任が取れないのであれば上に立つな。

生きてきた時代が違うということは理解しにくいものである。バブルの時とは時代が違う。ゆとり教育で育った者達の方がどれだけ厳しい社会を体感しているかなんて、経験者しかわからないであろう。しかしながら今若い者達の力を頼らないでどうする。育てるのが下手な目上の者が多すぎやしないか。

久々にそんな人と出会い口論しそうになったので、ぼやいてしまいました。 はー、すっきりした。



2014年10月29日

保育園・幼稚園の危機

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:19 AM

昨日の朝の報道番組で「待機児童と園の状況」の特集をしていました。

東京都世田谷区では待機児童0を目指して今後10箇所の特定保育所を建設・設置予定だそうですが、ビルの一室や空き家などを利用して運営するがあまり、園児たちの声が 「騒音」 ととられ、近隣住民から反対意見が出ているそうです。

既存の保育園や幼稚園でも外あそびをしている園児の声が問題で裁判沙汰になっている案件も少なくないようです。

訪問した園の園長先生にこのお話しをしたところ、同市の他園では夏祭り(夕涼み)が苦情により廃止となってしまったそうです。

近隣住民にしてみれば毎日子ども達の泣き声や奇声が轟けばたまったもんじゃないかもしれませんが、園も対策は練っているはずです。生活時間を工夫してみるなど、住民側も何らかの対策を練ることでお互い住やすい地域が出来上がるのではないでしょうか。

1つの園では、園外活動(散歩や地域のごみ拾い)などを積極果敢に取り入れて、園児たちはまず「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をすることで、苦情が極端に少なくなったそうです。

人と人とのつき合いですからトラブルもあるでしょうが、心が通じ合えば分かり合えたり協力してくれたりと体育に対する理解も増すのではと思います。

今後の日本を背負って立つのは間違いなく今の子ども達です。その子達を育む場所を取り上げないでください。



2014年10月13日

三つ子の魂 百まで

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:08 PM

「三つ子の魂 百まで」 幼い時に得た性格は、年をとっても変わらない ということ。

人の性質や性格の多くの部分は乳幼児期に形成されます。見た目には寝てばかりいる乳児の赤ちゃんでさえ、メモリー機能が白紙の状態から「音」「光」「におい」「温度」「味」などを五感で感じ、毎日フル活動で獲得しようとしています。中学生が受験勉強で覚える力の何十倍も人間としての学習をしているのです。

あそび力(運動の基礎)は10歳まで、人格形成は3歳まで。 単純にはこういうことです。

子育ては手を抜かず、お子さんと共に学んでいこうとする姿勢があれば100歳まで安心できると思います。

先人の知恵を参考に愛情をたくさん注いであげてください。



2014年3月13日

あそび嫌いは学校嫌い?

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:11 PM

体育の家庭教師を立ち上げてから親御さんの様々な相談や悩みを聞いてきました。幸いにもSKIPで個人レッスンを受けているお子さんに不登校はいないのですが、不登校準備軍は多くいます。

・学者の方々や育児相談をする人などは「たくさんあそんで下さい」というアドバイスをしますが、どのようなあそびをすればいいのかがわからない。

・我が子なのにどのようにあそんであげたら良いのかがわからない。

・テレビやゲームから離れられない。

習い事は目的があるため子ども達も進んで参加もし楽しく取り組む事ができるますが、学校は目的が多すぎるため集中しづらいという背景もあり、楽しい事とそうでない事のギャップが激しいようです。

放課後に友達とあそぶ事ができる子はそれだけでも学校に行きたくなる目的となりますが、集団あそびが苦手な子は教室にこもりがちになり友達との関係も不安定になる可能性が高くなるようです。

先生や友達とのかかわり(コミュニケーション)が左右すると考えるとすれば、学校好きになるためにも、ボールあそびやカードあそび・砂あそび・あやとり・鬼ごっこなど、ディスプレイのないあそびであそびきれる意識と力をつけてほしいと思います。

新学期に向けて今から準備して下さい。



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