2023年3月31日

資格も重要だが

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 5:55 PM

例えば保育園。保育士免許がないと子どもを預かる業務ができません。

例えば教員。教員免許がないと学校で教える事はできません。

例えば医師。医師免許がないと患者を診る事ができません。

専門職には国や地方が認可する資格があり、試験を受けて取得する必要があります。取得しないとその仕事としての採用ができないからです。

先日、放課後等デイサービスの社長とお話をした時に資格の話になりました。放課後等デイサービスは『児童発達支援管理責任者』という資格所有者がいないとお店を開く事ができません。故にこの資格保有者が喉から手が出るほど欲しいのですが、全員が満足に仕事をするかというと、若者が辞めていく原因のキーパーソンだったり、免許にあぐらをかいて仕事が不十分だったりと、給料に見合った存在ではないケースも少なからずあるそうです。

当然評判が悪くなると子どもの数は減り、かき回すだけかき回して辞めていくという最悪なパターンもよく聞きます。

免許が無かったとしても人柄で採用して、実務経験を積んで、研修を受けさせて、免許を取得させ責任ある仕事をさせるまで育てるのが、時間と金はかかるが確実に企業として成長する。と仰っていました。

資格も重要ですが、その業務に対する資質までは資格試験では合否判定できないので、人材確保は永遠のテーマのようです。



2023年3月4日

苦情 承ります

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:19 PM

高評価も嬉しいのですが、苦情や意見を頂いた時はその場ではかなり凹みますが深い記憶として刻まれ、返ってありがたいと思えるのです。

苦情や意見がない限り、私達のオリジナルでレッスンを進めていくでしょう。特にグループレッスンはみんなをまとめなければいけない!との思いでスタッフらは様々な事を考え、準備しながら毎日取り組んでいます。しかし、それらが子ども達や親御さん達の要求と違っていたら、レッスン料を払う側として破損した気分になるはずです。

理不尽な苦情は却下しますが、スタッフ達との歩み寄りの中で出た問題点や意見・要望・苦情は、しっかり受け止めます。

お気軽にどうぞ。



2022年9月13日

園バス事故から思う事

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 8:27 AM

子どもを預かるという事は、成長の手助けをすると共に子どもの命を預かるという事です。

高価な置物を預かるのとは訳が違い、動いたり騒いだりして手を焼く時もありますが、それが時に癒しであったり学びであったりします。

福岡に次いで静岡でも園バスによる置き去り死亡事故が起きてしまいました。運転手は園児を無事に園まで送る。交通事故の無いように運転する。そこだけの意識だったのでしょう。

園バスやスイミングバスは送迎協力費というお金を貰っていますが、営業目的では無いので白タク扱いです。中型免許(限定解除)があれば業務に携わる事ができます。故に安全上の運行前点検(車の下に園児は潜っていないか? 空気圧やオイル点検など)や運行後点検(車内点検など)を怠る要因でもあります。

第一線を退いた方や園長・理事長などの役職の方が運転手兼任でハンドルを握るケースが多く、判断力や認知力の欠如も疑問視されている一方で、若い人を雇うまでの資金的な問題から、今後もドライバーのあり方は変わらないでしょう。

親には有難い送迎サービスですが、毎日無事に帰ってくる事が当たり前が故に、今回の幾重にも重なった失態の連鎖に憤りを感じてやみません。

保育園・幼稚園も正直言って業務が手一杯です。保育は無償化されても職員の給料は本当に乏しいもので、限られた予算でやりくりする限界も背景にあると思います。職員の給与面やゆとり面での充実と共に業務の負担減となる児童福祉予算の見直しも真剣に考えてほしいものです。



2022年6月28日

20年先を見る

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 7:05 AM

先日、近所の奉仕活動で草刈りがあり、その後に毎回の如く若者(まだ若者・・・)達家族でBBQ会をしました。

コロナ禍で2年ぶりの開催。我が家のガレージは大盛り上がり。そこへ自治会長さんが飛び入り参加してくださり、村の行末の話へ。

いつもBBQで集まるメンバーには小中学生のお子さんがおり、それ以外の村の人々は田畑を守る農家さんがほとんどで、息子さん達は村から離れていったために、草刈りの時だけ遠方(名古屋や京都)から帰ってくるか、息子にはやらせれないと頑張る人生の先輩方も。

隣の振興住宅でさえ空き家が目立つ昨今、本村では年に2回の農業用水の草刈りをめぐる担い手問題、強いては田畑の維持・家の後継問題にも発展していく。

田舎に住んで10年。草刈りや神事(本当に多い)のお陰で横の繋がりができ、新参者の私としては有り難いきっかけではあるが、この先も元気に参加できるかと問われると、猛暑の中での作業は限度がある。何代も住み続けている私以外の人達にしてみると生まれた時からのテーマなのでしょう。

住む地域の維持。高齢化の問題。すぐに答えは出る事は無いのですが、今のままではいけないと思った時から、都会や田舎に関係なく、自分のため・子孫のため・地域のために、文句ではなく意見討論が必要で、その地域に住む人一人ひとりが抱える20年先をどう受け入れるか?

その土地に住むという事は、実は簡単じゃ無いのです。



2022年6月3日

義務の後の快楽

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 7:20 AM

人にはそれぞれ趣味やコレクションがあり、そこには時間やお金が必要です。

お酒を飲むのが好きな人。
週末のスポーツが楽しみな人。
毎日のジョギングを日課としている人。
車や時計をコレクションとしている人。
チョットの合間に座って飲むコーヒーが生きがいという人。
etc

楽しみ方はそれぞれで、次への活力のために気分的にも肉体的にも癒される行為です。

当然、次への活力。義務・仕事・収入があっての余暇ですので、大人達はまずは生活のために日々頑張っています。

子ども達にとっては学校の授業であり宿題。学校が定時であれば宿題は残業や持ち込みでしょうか。

宿題については、先が見えないから嫌だ。逆にここまでやらなきゃいけないのかぁ。とあれこれボヤきながら集中力が途切れ、ダラダラと時間だけが過ぎていく。そんなお子さんも多いのではないでしょうか。でもその後の開放感はハッピーな気分で、ゲームやおもちゃに没頭できます。

遊びたいなら頑張る。終わらせた後に楽しい事が待っている。この習慣は大事に身につけないといけませんね。



2022年4月17日

汗だくになるまで

Filed under: ちょっといい話,やらなカン — スキップ江原 @ 6:14 AM

汗だくになるまで遊べば、運動機能や心肺機能・神経伝達系・思考回路など、ありとあらゆる面において、十分な成長が促されます。

遊びのカテゴリーは何でもいいんです。

ただトランポリンを跳び続ける
ひたすらサッカー
公園遊び

単純な遊びに見えていても、本人にとっては、頭で考え、体を動かし、心拍数は増し、神経が研ぎ澄まされ、更にうまくやろうと工夫する。

ルールは無用。汗だくになるまで遊ぶ事が基本です。



2022年1月22日

子育ての危険な誤り

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 8:26 AM

わかっているのについつい言ってしまう言葉。自分自身も言われて嫌だったワード。親子共々盛り上がってしまうタブレット etc

下記に記載した事は、親としての勘違いと子育てに対する手抜きである。このブログを読んだ人だけドキッとしてくれればそれで良い。

誤り①:「勉強しなさい」という促し方

 勉強をしない子供によく母親が口うるさく発する言葉が、「勉強しなさい」だ。誰もが子供の頃、母親のこの一言に耳を痛めていたのではないだろうか。
 この一言が、かえって子供の勉強意欲を削いでしまうことが多々ある。ただ言うのではなく、共に勉強をする時間をとることが、最も有効なのだ。さらに、同性の親が子供の勉強に付き合うことで、苦手科目の克服に繋がるという研究結果も出ている。

誤り②:ゲームが子供に与える悪影響について

 近年、ゲームが子供の脳に与える悪影響に対して、敏感な親が多い。「犯罪者を生み出す」とまで、考えている人も実は少なくないようだ。しかし、実際は1日1時間程度であれば、子供に与える悪影響はさほど大きいものではない。ただし、2時間を超えると悪影響は飛躍的に増大するため、要注意であることは変わらない。

誤り③:優秀な友達と仲良くなれば、自然と勉強に身が入る

 時々、子供に対して、「付き合う友人を選べ」と教育する親を見る。しかし、必ずしも勉強のできる友達と仲良くすれば、勉強に身が入るとは限らないのだ。
 その優秀な友達との学力差が大きければ大きいほど、逆に勉強する意欲は削がれてしまう。しかし、平均的に学力の高い集団に所属することで、子供の学力が向上する傾向にある。

※文献より引用



2022年1月12日

習い事は、子どもの為。の前に?

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 11:28 AM

療育に限らず、お子さんの運動面や学習面で遅れを感じたり苦手意識を感じたりした際に、学習塾や運動塾に通う事になると思いますが、近くに習い事が無かったり良い評判では無かった場合、無理をしてでもちょっと足を運んで納得のいく施設を探すと思います。

私が小学生の時代は毎日のように自分達でそろばん塾や英語塾に通っていたものですが、時代の流れと共にセキュリティ面から親同伴で通う事が多くなりました。

お子さんのレベルアップの為に習わせる習い事ですが、金銭面もさることながら送り迎えをする親御さんの負担が極力少ない事が第1条件となってきます。

ご飯の準備や兄弟の習い事の兼ね合い、仕事の就業時間など、主に送迎をするお母さんの負担は計り知れません。

レッスン時間・距離・ペースなど、親御さんの都合に合わせて上手な子育てを計画して下さい。



2021年8月22日

子どもへの期待

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 7:14 AM

たびたび登場するこのお子さん。えっぱらブログに登場したくて仕方がない年長さんで、2年でずいぶん成長しました。

「いつも雨が降っているけど、お空には何杯バケツがあるのかなぁ?」

と問いかけると

「雲は粒子でできていて、それが落ちてきて雨になるんだよ」
「土星と木星はガスで出来ているんだよ」

などと年長とは思えない答えが返ってきた。

お父さん曰く「図鑑が大好きで天体や気象に興味があるのですが、どんな天体望遠鏡を買ってあげれば良いかを迷っている」との事でした。

すぐ飽きるだろうとオモチャ程度の物を買うのも、土星の輪が見えるくらいのプロ仕様の物を与えるのも、個々の経済的余裕と育児ヘの考え方で決まってきます。

人生は無駄の繰り返しで成長します。

タブレットの世界に没頭し過ぎて心を奪われるくらいであれば、良い体験をして良い知識を得られれば、良い物を与えるのは人生のプラスでありそれ以上の可能性が得られるチャンスでもあります。

高い物を買った分だけお父さんはお仕事を頑張る事でしょう。

ちなみに「宇宙飛行士になったら?」との質問には「プールで潜るのが嫌いだからヤダ」と却下されました。



2021年8月10日

ニーズに対して、できる事とできない事

Filed under: ちょっといい話,やらなカン — スキップ江原 @ 11:51 AM

どの仕事でも言える事ですが、「どうしてもここのサービスを受けたい」というお客様に対して、店側としても「そこまで言うなら」と答えてあげたい。

しかしながら、受け入れキャパや従業員数などの理由でお断りしないといけないケースは多々あるでしょう。

弊社もイベントやグループレッスンによっては、キャンセル待ちとなるケースが増えてきました。

有難い事ではありますが、利益追求型顧客第一主義ではなく、起業当初からスタッフ第一主義の運営方針が故に多くのチャンスを取りこぼしていますが、今の会員様に価格以上のサービスを提供した上で、お待ち頂いている方についてもなんとかサービス提供できるように整備を進めています。

このテーマは永遠の課題です。



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