2023年9月9日

運動会練習の悩み

Filed under: 保育・指導のツボ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 7:50 AM

2学期となり、幼稚園や保育園も一大イベントである運動会の練習に余念がない。

年長5歳児のリレーの練習の相談を担任から受けた。

速い子と遅い子のチームバランスを考えたが、1組と2組の差が歴然らしい。実際に走ってもらったところ、半周最上の開きがある。

運動会当日までに足が早くなるレッスン!なぞある訳もなく、リレー練習をすればするだけ遅いチームはヤル気が削げる。

そこで、走る子ども達も見ている観客も、より盛り上がり、尚且つ勝敗はつくものの負けたダメージが感じられない設定を提案してみました。固定概念からの脱却です。

採用するか否かは園で話し合うと思いますが、一つ言える事は、観ている人の為の運動会では決してあってはいけないという事。子ども達が楽しく練習に励み当日は大いに褒めてもらえる。勝ち負けにこだわったり園児がパフォーマンスの道具であってはいけない。

運動会後に子ども達はひと回り大きくなるのを毎年感じます。



2023年6月21日

畜生と思うだろうが

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 1:02 AM

軽度発達障がいの子ども達が通う運動療育グループには、感情がコントロールし難い子や人の思いが読み難い子が多く、しばしばトラブルが起きる。

トラブルは正義と正義のぶつかり合いで、どちらの主張も正しい場合もあるが、やはり先手があって後手がある。

今日も1人の子が私に叱られた。スキップのレッスンはほとんどの会場で親が見学をしており、みんなの目の前で叱られるという、現代ではナンセンスかもしれないが、全員がそのプロセスを見ている。問題はその叱り方で、場合によっては遠慮なく叱りつけてしまい、この歳になっても反省の日々である。

子ども達は『畜生』『先生なんか大嫌い』と思うだろうし、他人(えっぱら)からとんでもなく叱られた事に憤りさえ感じるだろう。

でも、こういうやり取りの繰り返しで社会の弱者にならない様に生き抜いてほしいと願うのみである。

学校教師ではなく教育業の人間だからこその公開説教をご理解下さい。



2023年6月16日

片栗粉プール

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:32 PM

福島市 ミライムキッズアカデミー 旭町教室(児童発達支援教室)にて

ん?

んん?

唐揚げか?

ふむふむ

んんん?

子ども達登場!

片栗粉と水を5:4の割合で混ぜると、走ったり跳んだりしている間は水の上に浮く事ができるそうです。



2022年7月29日

ぜんぶでいくつ? あわせていくつ?

Filed under: 先生、あのね。,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 3:50 PM

放課後児童クラブ補助員1日目。

宿題の時間に児童から 1年の『なつのとも』 がわからないと質問を受けました。

算数の文章題 『答えを書きましょう』
①カゴにみかんが3つ入っています。もう片方には2つ入っています。みかんはあわせていくつでしょう?
答え 5つ

②車が駐車場に5台停まっていました。後から3台やってきました。ぜんぶで何台でしょう?
答え 8台

『言葉を入れ、答えも書きましょう』
①カエルが3匹いました。そこに2匹がやってきました。( )何匹でしょう?

( )に入る言葉で困っています。
みかんはそもそもそこにあったから『あわせて』だけど、車は後から来たから『ぜんぶで』なので、カエルも『ぜんぶで』じゃないか?

言葉を数字に換えて計算する力を身につける文章題。考える力を身につけさせる意図もこの問題にあるかと感じますが、子ども達は、その場にある物と後から来た物で表現が異なるのではないかと質問をしてきたわけです。

放課後児童クラブとしては子ども達に答えを教えてはいけない。という立ち位置なので、答えを教えるわけにはいかず、最終的にジャンケンで決めよう。という事になりなした。

言葉表現の難しさと子ども達の着眼点や発想力に直面し、教え方・導き方・決めつけの発想の危険性を考えさせられました。

皆さんは(ぜんぶで)ですか?(あわせて))でしょうか?



2022年1月17日

タイムスリップ

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:09 PM

今日訪問した幼稚園で、駐車場に車を停め園に入ろうとすると1人の親御さんから声をかけられた。

「人違いではないと思うのですが・・・」と一冊のアルバムを出された。

私が前職だった頃のキャンプの写真。当時20代の私。まだブーメランパンツが似合っていた頃の貴重な写真。顔もイケメン。隣にいる少女は当時の親御さん。

キャンプやスキーの宿泊イベントに数回参加されただけで、その当時お会いしたのはほんの数日。でも私の記憶とイベントの楽しさは忘れられなかったそうで、20年も前の写真を大事に保管していたそうです。

何千人もの子ども達とかかわってきたので、この方の事は全く覚えてはいませんが、時を経てこんな形で出会うとは思ってもみませんでしたし、お母様は少女のような顔で懐かしそうに話をしてくれました。

オッサンになったなぁ。



2021年12月19日

ミライムキッズアカデミー えっぱら祭

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 2:27 PM

いつも講師として呼んでくださる福島市の放課後等デイサービス『ミライムキッズアカデミー』主催、『えっぱら祭』が開催されました。斬新なネーミングの祭にかなり小っ恥ずかしいのですが、8月訪問の時からプロジェクトされた20代社員全員による、がらくた工房すきっぷプロデュースのクラウンパフォーマンスを行いました。

ジャグリングやバルーン・一輪車など、やった事のないスタッフがほとんどで、長縄跳びも出来ない子がダブルダッジが出来て感動の涙を流したり、人前に立つ事がそもそも苦手なスタッフもいたようで、出来ない壁を見事に打ち破ってくれました。

業務の合間を縫っての極秘練習や不定期ながらSNSで動画を送りレクチャーするなど、今の時代にあった遠隔レッスンで行い、全く何もできないところから4ヶ月でよくぞここまで仕上げたな。と感動しました。

若い先生の変身ぶりとパフォーマンスの凄さに子ども達や父兄の方々も釘付けでした。他の職員や社長にも内緒だったので、みんな感動の涙を流し、大成功のイベントでした。



2021年10月14日

ようやく始動

Filed under: 子ども達との日々,未分類 — スキップ江原 @ 8:33 AM

外部講師として幼稚園や保育園に訪問してレッスンをする我々にとって、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言発令中は、レッスン休止を余儀なくされたケースも少なくなく、7月より3ヶ月もの間レッスンができなかった園もあります。

10月になって全国的に解除となり、ようやく園児達にお会いできた。とスタッフから報告にありましたが、今は運動会シーズン。レッスン休止中も保育はあったものの運動会に向けての練習は実施できず、プログラムそのものを変更せざるを得ず、園児にも先生方にも、親御さんにもご迷惑をおかけする事となってしまいました。

我々も、レッスンの休止は売り上げに直結しますので、世界的にワクチン接種が浸透して今まで通りの生活になる事を切に願います。

何より今が落ち着いていることに感謝。



2021年10月1日

こんなご時世ならではのサイエンス

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 6:53 PM

しばしばブログに登場するこの天才。緊急事態宣言中のレッスンとあって、プレジャーアリーナでは空気循環のためにエアトランポリン用のコンプレッサーを稼働させています。

コマの紐をつかって風力の計測をしています。彼は将来気象庁かウェザーニュース!?

するとすかさず遊びが始まります。

更にピンポン球で、

吸入口に吸い付く事に気がつきました。

送風口を手で塞ぐと?

ピンポン球が吸引力を失い堕ちてしまいます。

扇風機に向かって声を出すとビブラートがかかってずっと歌を歌っている経験は誰もがした事でしょうが、身近な物にも遊びから見つかる科学がたくさんあると思います。

形が変化したり様子が変わるだけでも夢中になれるのが子どもで、それについて深く探究するのが天才やマニアだと思います。



2021年9月22日

緊急事態宣言による現在の状況

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:10 AM

全国的な緊急事態宣言によりスキップも9月より一部会場を除いて、レッスンの完全ストップや自由参加の措置をとっております。

レッスンがストップしている地域にとっては子ども達やご家族のストレスが考えられ、長期化すると会員離れにもなり我々にもダメージを被ります。

名古屋本部・プレジャーアリーナでは、レッスン料を一時的にストップして自由参加としていますが、宣言中は参加を見合わせる方も少なくありません。

来月から緊急事態宣言が解除となり緩和される範囲が広がると予想されますので、子ども達が元気に戻ってきてくれる事を願いつつ、休んでいた期間を取り戻すくらいの楽しさを提供していきたいと考えています。

昨年同様厳しい運営を強いられていますが、皆様の期待に添えるようスタッフ共々乗り越えていきますので、引き続きのご支援ご協力を宜しくお願い致します。



2021年9月8日

火起こし

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 7:57 AM

イベントの予行練習のために自宅の車庫でコッソリと石焼き芋を焼こうとしたら、近所の中学生が応援に来てくれました。

保育園レッスンで遊んでくれた園児がもう中学生。他人の成長の速さと共に自身の老も(お芋とかけている)感じられます。

私の中で普通に使っているマッチでの着火があまりにも珍しかったようで、やってもらいました。

マッチ自体が10年以上経過しているので着きにくさもありましたが、見事に火が着きました。持ち方も使い方も合格点。

おかげで美味しいお芋が出来あがりました。

丸いのは種子島産の安納芋。大きいのはスーパーで売っていた紅あずま。

どれも美味しく頂きました。



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