2009年11月5日

Hawaii の小学校を覗いて

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:53 PM

ホノルル動物園の向かいに Jefferson Elementary School(ジェファーソン小学校)があります。アポイントをとって教育現場の風景を見てみたいところでしたが、そんな身分でもないために Kapafhulu Ave.(カパフル・アベニュー)から覗いていると、校内や校庭であそんでいる子ども達や体育の授業風景を見ることができました。

大きなバスケットコートは舗装されていましたが、それ以外の校庭は全てが芝で覆われて、担任の先生が子ども達にかけっこを教えていました。

年中気候が安定していることと足に優しい校庭に恵まれて、楽しそうに走っている子もいればイヤイヤの子もおり、アメリカでも日本でも運動の好き嫌いがあるのは同じだなと感じました。

日本の学校体育では整列から始まり挨拶、準備体操を行ってから課題である単元に移るといった流れがありますが、ここでは単元はあるもののいかにも自由。走るのが遅い子は先生に「何でこんなことをさせるの?」と言っているような言い争いをしている様にも見え、国民性の違いを感じました。

どちらが正しいかといえばどちらも正しい。子ども達の表情も豊かでみんな頑張っている顔に表れました。

Hawaii で体育家庭教師の展開は難しいでしょうが、こんな場所で子ども達と向かい合うことができたらと一瞬でも思わせるところがこの国の良さなのかもしれませんね。

大人たちは出勤前にビーチで波乗りをし、ボードを担いでまた家に帰っていきます。仕事の前にあそび。あそびあっての仕事。こんなところからもカルチャーショックを受けます。

この地に来たからといって決してボケてしまってはいけませんが、こんな心のゆとりも取り入れられたらと正直思いました。



2009年10月11日

山県市立 桜尾保育園

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 10:07 PM

10月10日(土)に山県市立桜尾保育園にて親子体操の依頼を受け出向してまいりました。

桜尾保育園 062台風が過ぎて清清しい秋空のもと、初めて会う子ども達と元気に活動ができました。

 

 

 

桜尾保育園 004桜尾保育園 006

まずは、腕のトンネル通れるかな?

桜尾保育園 041両足ジャンプで跳んでみよう。足を踏まないでね。

 

 

 

桜尾保育園 029お母さんと子ども達の力比べ。どっちも頑張れ。

 

 

 

桜尾保育園 047ジャンケン大会。立ち膝で勝負をするのが今日のテーマ。

 

 

 

桜尾保育園 050騎馬戦? いえいえ仲間集めです。

どれもこれもご家庭でできる親子あそびばかりを紹介しました。運動の私ですので、お休みの時に10分でもお子様と触れ合っていただければ幸いです。



2009年10月3日

意識改革

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 10:56 PM

今日は私が担当する保育園の運動会でした。

天気予報で午前中の降水確率が高かったために前日の時点で午後開催の連絡がありましたが、起きてみると朝から運動会日和。この時期の天気はわかりにくいですね。

今年の運動会は少し趣向を凝らし、運動会のために練習をする発表会的なものから、普段からの体育あそびの様子や練習がなくてもみんなが楽しめる運動会ということで、先生方が意識改革をした初の試みでした。

1003 さゆり運動会 005未満児さんの親子お遊戯。

 

 

 

1003 さゆり運動会 006年長5歳児・年中4歳児による「チャレンジ」。

 

 

 

1003 さゆり運動会 008父親によるリレー。アンカーは毎年私と園長先生。

保育園が我々のプレジャートレーニングを理解していただけ、運動会の本来の意味を先生方がみんなで話し合った事に感謝しております。

お母さん・お父さん・おじいちゃん・おばあちゃん・園児達も本日は1日お疲れ様でした。

私はというと普段の運動不足からブログを書きながらプチ筋肉痛です。



2009年9月24日

連休明けは運動会練習で始まり

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:43 PM

5日間の連休が終わり、気持ちも切り替え再来週に行われる運動会の練習一色です。

アンドスローアンドキャッチ 010組み立て体操の練習が終わってからのリレー練習。

ただ単純にバトンを持ってトラックを走るだけとお思いでしょうが、どこの園の運動会も一番盛り上がりを見せるのがリレーです。

思わず総立ちになり大声の歓声と拍手。当日はすごい盛り上がりに子ども達も実力以上の力を発揮するのではないでしょうか。

毎日の練習で子ども達も先生方も大変でしょうが、当日まで気を抜かずに頑張って下さいね。



2009年9月15日

この時期に限って

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 6:59 PM

毎年の悩み。この時期に限って私雨前線や台風が悪さをする。幼稚園・保育園の運動会の練習が足踏みとなってしまう。また、計ったかのように7日周期で訪れる。

先日のブログでも書いたように今年に限っては5連休もあるため、できる限り子ども達には負担をかけたくはないのだが、なんとか天気だけは持って欲しいものである。

運動会までは平日の降雨は禁止! お願い!!



2009年7月10日

先生達の試み

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:59 PM

体育レッスンで訪問している岐阜市のさゆり保育園では、レッスン後に年少組の教室で食事を頂いています。

いつもは先生がパンにジャムをつけているのですが、今日は初の試み。

チョコレート子ども達がパッケージの開封から挑戦をしていました。

「先生、開けられないー。」と訴える子ども達がほとんどでしたが、「自分で考えてみよう。」と先生は挑戦させようと突き放します。

 

チョコレート切り口を見つけ出し、その切り口を引き裂くことにいきついた子だけが晴れてパンにチョコレートを塗ることができます。

 

 

 

チョコレート当然手はこのようにベタベタ。

保育園の先生方が今年になってから意識改革をしようと頑張っています。

・子どもができることを徐々に増やしてやしていこう。
・勉強が0点でも挨拶などの社会性がしっかりしていれば100点をあげよう。

給食も食育の観点から見ると勉強そのものです。食べる意欲、食事マナー、素材の恵み、食べることができる有難み・・・。

そんな中で先生にとって今回は、掃除も大変・スモックもチョコレートだらけ・口の周りが泥棒のようにお見事、と大変なことは承知での試みでしたが、いつか乗り越えなければいけない壁に挑戦できた子ども達の笑顔は、真っ赤でしたが輝いていました。

先生方ご苦労様。



2009年7月9日

並ぶ

Filed under: ちょっといい話,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:30 PM

保育園の運動レッスンでは、運動ができることや技術が向上することも必要なことですが、社会性を身につけることもレッスン中に身につけていきたい要素の1つです。

保育園レッスンこの時期の年少児は体育あそびをする事で他児への意識が強くなり、「順番を抜かす」「○○ちゃんが押した」などの、「順番に並ぶ」事に対するモラルが1人1人に芽生えてきました。

レッスンとしては、みんな一緒に「よーいどん」で行える単元のほうがこのような問題は起こりませんが、並ばないとできないことを行うことで種目そのもののやる気が高揚していき、習得への近道につながります。

その中での順番抜かしや人を押す行為は、「並ぶ」という行動が確立されつつある第一歩ですあり人間として身につけてなければならない大切な社会性です。

天変地異が起きた時などに炊き出しや援助物資の配給で並ぶことができるのは日本人の特徴。と聞いたことがあります。他の国では暴動や襲撃が先に起きてしまう事からも、幼児期から「並ぶ」という集団行動を日常生活で行っている良い習慣なのでしょう。

保育園レッスン年中・年長児も技術の向上やおしゃべりはさておき、「並んで順番を待つ」「前の子が終わったら行う」「終わったら好きな種目の最後尾に並ぶ」の体育あそびでの約束事が しっかりと身につきました。それができて初めて説明の理解やアドバイスに対する情報処理が行えると思い、レッスンを進めています。



2009年6月19日

レッスン中に行われた社会実験

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:59 PM

契約園でちょっと面白い社会実験をしてみました。

人は一度通った道をインプットすると無意識に同じところを通ってしまう。というもの。

縄張りの原理やアリのフェロモンにも似ていますが、一度見た情報を瞬時に記憶すると、2回目・3回目は同じような行動ができる(してしまう)、人の本性なのでしょうね。

ラダートンネル写真の通り、平均台のトンネルの次にラダー(はしご)のトンネルを潜って元に戻りましょう。というルール。競争ではありません。平均台の入り口は2箇所。ラダーの入り口は数箇所。さー、どこを通る?

先生達には誰か1人を着目して1回目に通った道を2回目も通るか?と伝えました。

子ども達の半数以上、約8割が平均台・ラダーとも1回目と同じトンネルを潜っていました。

このメカニズムは今後調べて研究しますが、子ども達に感謝。



2009年5月20日

巧技台(こうぎだい)

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 8:33 PM

今年度より契約をしていただけた保育園での初レッスン。 近藤が月2回訪問させていただきます。

倉庫にあったのは「巧技台」。これは跳び箱のような積み重ねる箱をベースに、はしごや鉄棒、すべり台、当然跳び箱も設定できるという代物。

巧技台今回、近藤は思い切って倉庫の肥やしになっていた巧技台を思い切って全部出して遊園地を作っていました。

当然子ども達は楽しそう。

平衡感覚・距離感覚・連動(体を巧みに操る)感覚・バランス感覚・・・。様々な感覚を研ぎ澄ましながら、子ども達は初めてのあそびに何度も繰り返し行っていました。

巧技台担任の先生もたまらず挑戦しています。

園長先生の一存でこの巧技台はホールにそのままの状態で設置となりました。毎日先生とのあそびの中で活用されるようです。

次回の訪問の時にはもっと過激な設定になっていたりして。



2009年5月19日

息を合わせる

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:58 PM

保育園でのマット運動。

テーマは「息を合わせる」。

前回、模倣あそびで「クモ歩き」や「カンガルージャンプ」を覚えた年少3歳児。 今日は捻転(ねんてん)運動に挑戦。

乳児の首が据わってまず初めに行う運動が捻転。寝返りです。首を反らせてブリッジのような状態になり足や手を駆使しながらうつ這いになります。

捻転運動が出来るようになると赤ちゃんは一気に行動範囲が広がります。

おイモゴロゴロ今日の年少さんは1人抱き合ったままでのおイモゴロゴロ。決して取っ組み合いをしているのではありません。慌てすぎるとマットからはみ出たりお友達を置き去りにしてしまうので気をつけて。

 

 

手つなく前回り年長5歳児は手つなく前回りに挑戦。

1)手はつま先のすぐ前。
2)おへそを見る。
3)お尻を上げる。

手をつないでの前回りは、自分のタイミングだけではいけませんよ。

保育園・幼稚園での集団生活の中で子ども達はそれぞれ、他児を意識しながら舞に津を過ごしています。1人あそびからごっこあそびへ、傍観あそびから関わりあそびへ。

年中4歳児頃から盛んに認知されたい、見ていてほしい、という大人へのPR合戦が始まります。そんな時から体育教室では備品の搬入・搬出をお願いしています。

マット・跳び箱などをみんなで協力して運んでいます。

他児を意識できる学齢から徐々に「息を合わせる」事も学習させていきます。



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