2007年11月29日

逆上がりの練習

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:43 PM

トライデント スポーツ医療科学専門学校 幼教1年のうんどうあそびの授業の始まり。

お天気が良かったので、たまには裏の公園で鉄棒の授業となりました。

最終的に逆上がりが出来たら合格! 苦手な生徒には酷な話。 しかし努力は必要。

逆上がり体得の3要素 1.腕を曲げる 2.膝を伸ばす 3.顔を引く

しかしいざ挑戦するとこの3要素がすべて反対・・・。 できない人はスキップにお申し込みをっ!^^)

さて、逆上がりが出来て天狗になっている学生達に、鉄棒ができるようになる試練を1つ。

それは・・・。

ボールを挟んでの逆上がり。足での勢いを制限する為に懸垂逆上がりしか出来ません。

かにバサミ1手前の女の子は腕は曲がっているのですが、膝を曲げてしまい顔も上がっています。

残念。

 

 

卵が産まれるー奥の男の子は卵が産まれそう。

これまた残念。

 

 

ボール飛ばし見事にテニスボールが飛んでしまっています。

オーバーヘッドキック!

 

 

かにバサミこれはお見事!!

と思いきや、次の瞬間に遠くの大樹までドッヂボールが飛んでいきました。

実は私も久しぶりの懸垂逆上がりに上半身筋肉痛です。

早春日和のひと時でした。



2007年11月27日

操作感覚

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 2:02 PM

スキップが唱えるプレジャートレーニングの中に「操作感覚」があります。

道具の特性を把握しうまく使いこなす感覚です。

例えばハサミ。指を入れて握り、かみ合わせることで紙を切る。持つのが初めてのお子さんにハサミを使いこなす事はなかなか難しい事ですが、上手に操作する事ができると、洗濯バサミやホチキスなども互換性があり、それらをも上手く使いこなす事さえできます。

さて、先日のアリーナ。小学3年生の男の子との個人レッスン。

スイング平均台平均台にロープを結び、天井から吊り下げてお寺の鐘突き堂のようにしました。

不安定な平均台の上に立ち、真ん中から垂れ下がっているロープを握り、重心を連動させながら平均台を前後にスイングします。

ロープの手繰り、膝の使い(屈伸運動)、前後左右のバランス、揺れに対する立位でのバランスなどがスイングを成立させます。

 

スイング平均台 2目標はバランスボールを突いて落とすこと。

よほどのスイングをしないとボールに当たりません。

この運動で、簡単なところでは立位でのブランコやターザンロープ。応用が生かせればスノーボードやサーフィン。ウインドサーフィンはまさにこの動きと酷似していると思います。

スキップではたくさんの道具を変化させ、色々な操作感覚を養っています。



2007年11月20日

中部地区スポーツ少年団認定研修会

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:56 PM

長野県辰野町 親子体操に引き続き、岐阜県郡上市にて中部地区スポーツ少年団認定研修会に招かれ、講師を務めてまいりました。

郡上市 講演会「成長期のスポーツ活動 -ジュニア期のスポーツ活動指導について」というテーマで、中部エリア(郡上市・関市・美濃市)の少年団関係者や教育委員会関係者の方々と共に、子ども達の指導のあり方を考えてまいりました。

チームとしてどうあるべきか? 個人を伸ばす為に何が必要か? 今の子ども達の現状はどうなのか? など、指導に携わる先生方は常に思い悩む事だと思います。

平成24年開催の岐阜国体をも視野に入れて活動している団体もあるので、開催県として特に力が入っているようです。

今後もよりよい健全育成にご尽力頂き、地域活性の為に頑張っていただきたいと微力ながら応援致します。

郡上市教育委員会の武藤様。連絡足らずで色々ご迷惑をおかけ致しましたが今後とも宜しくお願い致します。



2007年11月10日

日本幼児教育研究会 講師の旅(長野編)

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

本日は日本幼児教育研究会からの出向で、長野市・NPO法人ながのこどものいきいきプロジェクト主催による「子育て支援リーダー研修」の「親子で楽しめるリズム・手遊び」担当で、長野市もんぜんぷらざまで行ってまいりました。

この建物。もともと大型スーパーが入っていたらしいのですが、撤退後に長野市が購入をし、市民活動の機会と場所の提供や、その活動支援をする拠点として生まれ変わったそうです。

今現在スキップが入居している地域密着型ビジネス支援施設と似たような経緯に、ご縁を感じました。

始発の特急「しなの」が大幅に遅れて13時の開演ギリギリに到着するというハプニングもありましたが、子育て支援に携わっている方や、学生さん、同施設内の「じゃん・けん・ぽん」の方々と、そのお子さん方で2時間の有意義な時間を共有できました。

テーマとは少し離れた感じもしますが、体で感じるリズムを中心に、手あそびややりとりあそびを行い、皆さん汗だくでした。

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9ながのこどもの顔いきいきプロジェクトの方々、参加者のみなさん、4人のわんぱくキッズ。

今日はお疲れ様でした。



2007年10月23日

バランス感覚

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:47 PM

プレジャートレーニングの要素の一つとしてバランス感覚があげられます。

当たり前に行っている「立つ」という行為ですが、無意識の中でもの凄くバランスを保っているのです。

親子体操で、四つ這いになったお父さんの背中の上にお子さんが立つという事をよくします。

子ども達は自分で背中まで登り、足場を確かめながらゆっくり立ちあがります。

背中でバランス不安定な場所で立ちあがることで足の裏には前後左右にバランスを保つ為の微妙な重心移動が絶えず行なわれ、それを背中で感じ取る事が出来ます。

波状路・砂利道・上り坂・下り坂・当然平地でも、立ったり歩いたり走ったりする時には無意識にバランスを保とうとしているのです。

椅子に座って食事などをする場合も座位でのバランス感覚を保とうとしていますし、あぐらで座ってテレビを見ているときにおでこを押してつき飛ばすと、テレビに注視しているので平衡感覚を保とうとする為に体は転がっても首だけは地面に垂直に立とうとするでしょう。

もし平地でつまづいたとしても、転ぶまいと姿勢保持するのもバランス感覚が必要です。

バランス感覚は目が重要な役割を果たし、耳の内部にある三半規管が中枢といわれていますが、意識的に視界をさえぎり姿勢保持をするする事で、更に研ぎ澄まされます。

歩道ブロックをわたる・片目や両目を閉じて片足立ちをする・お風呂で床に手をつきお尻を上げ湯舟に浸かる、など普段の生活でバランス感覚を養うあそびをいろいろ見つけてあそび力を高めてみてください。



2007年9月29日

アクロバット逆上がり

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:24 PM

中川区・冨田教室にて。

年中さんのケント君とコンビでの実技。

空中逆上がり1構えてっ!

 

 

 

 

 

 

空中逆上がり2ジャンプ!!

 

 

 

 

 

 

空中逆上がり3逆上がりからの肩車。

決まった!!

 

 

 

 

 



2007年9月24日

跳び込み前転

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 3:55 PM

中川区・冨田教室にて。

マットの淵に勇気ある少年数人が等間隔に立って、リズム良く跳びこみ前転。

踏みつけたりしてはいけませんよ。

跳びこみ前転リズム感覚や距離感覚を意識して、前の友達にも横になっている友達にも接触しないように前回りをしなければいけません。

飛び込むたびに「ウォー」「ヒーー」などの声が轟きました。

小学生はまずまずの出来。10月から後期の授業が始まる学生達はうまく出来るかな?



2007年8月31日

パラドックス

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:55 PM

夏休み中はプールレッスン、お盆明けからはかけっこレッスンと、おかげさまでスタッフ総出で対応しています。

ここ最近のレッスンでかけっこに対してもプールレッスンに対してもまったく逆のことをしています。

「なかなか走るのが遅いのですが・・・。」= 後ろ向きに走りましょう。

「浮くことが出来ないのですが・・・。」= 潜って泳ぎましょう。

同じレッスンを繰り返すのも1つの手ですが、真逆のことをすることで何かヒントが得られないかと考えます。

後ろ向きに走ればスピードに対応できず転びそうになる。なら、足を早く出せないだろうか? ボディバランスを整えれないだろうか?

水が好きだけど浮くことが出来ない。なら、潜る楽しみをもっと練習すれば肺活量が高くならないだろうか? 浮くのともぐるのはどちらが早く泳げるのだろうか?

常識なことをやってダメならむしろ非常な逆説で伸びないかと常々考えます。

今年のこの挑戦はうまく行くのであろうか・・・?



2007年8月27日

我が子の把握

Filed under: プレジャートレーニング,わからなカン — スキップ江原 @ 11:43 PM

学齢に応じたレッスン内容をスタッフ達は常に考えています。

ケンケン・両足ジャンプ・両足着地・ぶら下り・片足立ち・スキップ・・・。

上記は子ども達があそびの中で普段から行なっていると思われる行動ですが、本当にできていますか?

大人たちは「出来て当たり前」「普通は出来るでしょ?」と思われる事も、子ども達にとってはかなりハードルの高い事なのです。

バランス感覚・リズム感覚・身体図面(身体部位の把握)など、身体の構造や経験などが備わって初めて獲得していくのです。

基礎(あそび)できて応用(運動)ができるのです。

お子様の「何ができるか?」を日常生活からチェックしてみてください。



2007年8月26日

お昼寝もプレジャートレーニング

Filed under: プレジャートレーニング,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 10:01 AM

保育園では8月いっぱい午睡(お昼寝)をするところが多く、午前中に思いっきりプールあそびをし、お給食を頂いた後で、ホールや教室でお昼寝の用意をします。

各自お昼寝セットが用意されており、子ども達は自分ですきな所に運び、上手に布団を敷きます。

風呂敷に包まれたお昼寝セット。まずは背くらいある布団の束を運ばなければなりません。

担ぎ方によっては前がまったく見えません。両手がふさがれ前方が見えない中で、耳で周りの状況を感じ、イメージで前に進む。

平均台渡りでよく物を持たせて障害をまたいだり、床においてあるボールを拾いながら前に進ませますが、足元・視覚・両手バランスの制限をした状態でどのように目的を果たすかが普段の生活で表れています。

好きな場所まで到達したら難く結んだ風呂敷をほどきます。

風呂敷結んである状態を把握して指先の末端に力を入れてほどいていく。

引っ張るだけではほどけません。

縄跳びの単元では跳ぶ事よりも、結ぶ・ほどく事に時間をかける事があります。

お昼寝1つをとってもプレジャートレーニング(あそび力・生活力)要素がたくさん備わっています。



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