2009年3月13日

指先を使う操作感覚

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

池谷のアリーナレッスンで洗濯バサミを使った操作感覚のレッスンをしていました。

洗濯バサミ指先の圧を使ったテコの原理(支点・力点・作用点)を利用した身近な道具です。紙を切るハサミは、切る時(仕事をする時)に力を入れるので、仕事と力が同じ動作になりますが、洗濯バサミは力と仕事が逆になり、開く時につまみ、つまむ時に力を緩めなければいけません。

脳の切替が必要となるわけです。

今回のレッスンはビー玉とおはじきが共存している器の中から、おはじきをつまんで別のお皿に移すというレッスン。

さー。上手につまむことはできたでしょうか?



2009年3月12日

前頭前脳を使おう

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

JEUGIAカルチャースクール アクアウォーク大垣にて

ホワイトボードに好きな言葉を書き込み、それぞれのひらがなを組み合わせて言葉を作りましょう。但し、スキップのプレジャートレーニングは当然「運動しながら」です。

サーキットトレーニングをしながら考える子、順番待ちで考える子、鉄棒をしながら考える子。

いつもは賑やかな室内も今日はみんなホワイトボードに釘付け。

カナを組み合わせて新しい言葉を作ることで前頭前脳が活発化し、社会性が豊かになるそうです。

みんなはいくつ言葉が見つかるかな?

ことば取りことば取り



2009年3月11日

操作感覚を養う遊具

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

名古屋市内の会員様との個人レッスン。 普段は池谷が担当をしていますが、会員様のご指名で月1回のペースで私が担当しています。

この会員様、子どもの発達の把握と共に、スキップの考える「プレジャートレーニング理論」を十分に把握されており、今重要なあそびの力をいろいろな先生といろいろな場所で教えてほしいという要望があり、アリーナも含めほぼ毎週レッスンを受けています。

今日のレッスン会場は港区の「とだがわこどもらんど」。この公園は私も初めてだったので気持ちもウキウキ。実に充実したあそび施設で、アリーナに持って帰りたいくらいです。

一通りのレッスンを終え、お別れの挨拶の時に砂場で面白い遊具を発見。

クレーンパワーショベルです。

左がアームの部分、右がショベル(スコップ)の部分を操作し、砂を取ります。これがなかなか難しい。

道具を器用に使いこなす「操作感覚」は、手先や指先を見ていては上手く使いこなせません。目標となるものを見続け、いわばイメージで操作します。

縄跳びでも持つを持っては跳べませんし、車の運転でもハンドルを持つ手やアクセルを踏む足を見ていては事故につながります。

操作する物と機械の構造を把握し、力加減を調整し、構造にあった仕事をこなす。生活の中では道具を使うことがほとんどですが道具を使う唯一の動物として器用に使いのなす必要があります。

少し複雑構造な遊具であそんでみると、見た目は単純な繰り返しあそびでも長時間持続できると思います。



2009年1月27日

狙い撃ち 2

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 9:43 PM

以前に紹介したボールを使っての「狙い撃ち」。的との距離感覚、体を上手に使いこなす連動感覚、コントロールや球威などボールを上手く使いこなす操作感覚などが、必要となってきます。

木や屋根などにひっかかったものを石や物を使って打ち落とすことは、あそびの中でよく出会うシーンではありますが、レッスンでは立ち位置より下にあるものをボールを使って狙い撃ち。

狙い撃ち手を離すタイミング、腕や手首のしなり、上体と下腿の重心やバランスなどから見ても、高いところから下へ狙い打つことは難しいようです。

勢い良く投げるとバランスを崩して跳び箱から落ちてしまいますし、消極的な投球ではボールが届きません。

狙い撃ちさー、彼は上手に打ちぬくことが出来たのでしょうか?



2009年1月23日

マット縄跳び

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

中川区 富田教室にて

縄跳びがある程度跳べるようになったらマットの上で縄跳びを跳んでみましょう。

マット縄跳び床で跳び続けるのとは違って、地面が着地の際の体重を吸収してしまうので、次へのジャンプがとても負担になります。

10回跳び続けるのが必死な中、子ども達は10回の課題に挑戦。

低反発マットや厚手の座布団があればご自宅でもレッスンが出来ます。お尻や太もも・ふくらはぎにすぐ反応が感じられますので、親御さんもご一緒に「マット縄跳び」いかがですか?



2008年12月12日

微調整

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

例えばボーリング。投球後にボールが右にそれてしまう人はヘッドピンにあてる為にレーンの左側に立つなどの工夫をするでしょう。

長繩でも飛びながら横へ動いてしまう子も、跳びながら中心に戻ろうとします。

最近私もゴルフを始めたのですが、遠くへ飛ばすために立ち位置を変えてみたり、グリーンに乗せるためにスイングの振りに強弱をつけたりします。

マットや跳び箱・鉄棒や縄跳びなどの体育種目でも、子ども達は基礎を覚えた上で更に上手に仕上げる為に微調整をし続けています。

10回の挑戦はすべてが同じではありません。1回目の失敗を繰り返さないように常に微調整をしています。

結果が出るまでには時間がかかるかもしれませんが、ほんの些細な力や角度、操作や連動の使い方で悩んでいるだけであり、そこをサポートし続けています。

微調整機能があるから人間は機能動物なのです。



2008年11月26日

関市立板取中学校 家庭教育学級

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:40 PM

本日、関市立板取中学校にて家庭教育学級の一環として親子体操のレッスンをしました。

板取中学校板取は関市の北部に位置し、自然に囲まれた中にスイス風な校舎がひときわ目立ちます。先週降った雪がまだ少し残っていました。

 

 

板取中学校板取中学校

 

 

 

 

板取中学校板取中学校

 

 

 

 

昨年板取小学校で6年生だった子らが1年生となって再会でき、覚えてくれていたことに少し嬉しかったです。

全校生徒40人弱と人数は少ないものの、男女間や学年の壁を越えた生徒全体の結束力を感じました。

また来年お会いできることを楽しみにしています。



2008年11月23日

飛びつきブランコ

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

高いところに飛びつく。スポーツや体育で言えば垂直跳びやバスケットのダンクシュート。

目標となるものを目測し、飛びつき、成し遂げる。

飛びつきブランコあそびの経験から、どういう勢いで腕を降り足を曲げれば、また、どれぐらいの助走をすれば狙いであるものに到達するかがわかってきます。その時点で距離感覚が養われており、体を巧みに操る連動感覚へとつないでいます。

 

 

 

 

飛びつきブランコ自分のリズム感覚と飛びつくための反応感覚がミックスされて、みごとに鉄棒にぶら下がれました。

飛びついた瞬間の手の動き。実際手のすぐ近くに目は存在しませんので手と目の間に腕1つ分の距離と微妙なタイムラグがあるはずですが、鉄棒に到達する一瞬に指を握るためにそれを計算ししっかりと目測をしており、体を両手で支えるために肩や腕の筋肉で体全体を支えています。簡単そうに見えて適度な運動をあそびの中で宿しています。

霊長目は長年木の上に生活をしていたと考えられます。ということは、ぶら下がることが得意だった生き物だったのではないかと考えます。

たくさんぶら下がってみんなサルになりましょう!! (ウキッ!!)



2008年11月22日

マット脱出

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:33 PM

3歳5ヶ月の会員様のアリーナレッスン。 まだまだ母子分離が不安定で泣きを見せる時もありますが、最近は落ち着いて課題に取り組めるようになりました。

今日のテーマはマット。 腕の力と腹筋が弱いと感じられるので腹筋力・背筋力・腕力などを補うトレーニングをしてみました。

マット12枚重ねのマット。

 

 

 

マット2ムクムクッ。

 

 

 

マット3ムクムクムクーッ。

 

 

 

マット4腕立てふせのような姿勢で腕を突っ張りマットから脱出します。腕支持で上体を起こす行為は実は子どももなかなか辛いのですが、マットが乗っている状態で持ちあげるのはさらに至難の業。

 

 

マット5ズボンが脱げることなくなんとか脱出成功!

ハイハイで移動する時期に十分にハイハイをさせてあげれるスペースがあると上腕や大腿の筋肉が発達してきます。ご家庭でも脱出ゲームいかがですか?



2008年11月21日

マッサージ前回り

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 8:03 PM

毎週金曜日は中川区・冨田体操教室。 トライデントスポーツ医療科学専門学校・チャイルドスポーツインストラクター専攻2年の実習場所でもあります。

後期の授業は学生らがメニューを作成しての実技レッスンです。

幼児コースでは前回りの練習。でもマットがありません。そこで・・・。

前回り1お兄ちゃん先生・お姉ちゃん先生の背中で前回りをすることに。

前回りをする為には頭と足を抱え込むように丸くしなければいけませんが、マットとは違い幅は狭く凹凸もある為、左右への対応が必要となってきます。

 

前回り2回転感覚に加え、調整力(左右均等に力を配分する)も養えます。

上手に回ることができるかな?

 

 

前回り3あららっ。横に落ちちゃった。

お父さんお母さんもお子様の前回りに一役買ってください。 マッサージ器みたいで結構気持ちいですよ。



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