2017年11月24日

真面目に不真面目

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:21 PM

よくスタッフ達に「仕事は『真面目に不真面目』で行いなさい。」と言います。これは非常に難しい。私は子どもの頃からふざけた性格だったので締めるところは締めるが普段はどうみても不真面目に見られ、でもそれが幼児体育指導者には向いていると思っています。

仕事をふざけてはいけませんが、真面目要素よりはちょっと砕けた雰囲気を見せた方が、話しやすかったり頼みやすかったりするものです。

「ちゃんとやれよ!」と言われそうな雰囲気でも、ちゃんとやるべき仕事はやりこなし尚且つノルマ以上の出来高や評価があれば、そちらの方が重宝がられるものです。

芸能人 スポーツ選手 飲食店など仕事はたくさんありますが、どれも人相手の人気商売です。愛想悪い顔よりは愛想がいい顔。話しにくいよりは話しやすい。生真面目よりは不真面目くらいが好かれるものです。

要は真剣にバカができたら一人前。出来て損なしです。

 



2017年11月17日

考えさせる問いかけ方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:25 PM

縄跳びレッスンで、このような条件で100回を跳ばせます。

①前跳びでも後ろ跳びでもなんでもOK      ②引っかかったら続きから数える  ③自分で数える

一斉スタートで各自が目標の100回に向けて跳びますが、50回を過ぎてミスをした子に、「いま何回跳んだかな?」と聞くと「68回」などと答えます。

次に引っかかった時には「あと何回?」と聞きます。

いま何回? は、数えていた数を伝えれば問題ないのですが、あと何回? は、100ー跳べた数 の引き算をしなければなりません。

10や20からの引き算ならまだしも、100から50オーバーの引き算は2年生くらいから習うのではないでしょうか。それも不意打ちで聞かれ さらに暗算。

子ども達は、身体も頭も使っています。  大人達も身体と頭を使う楽しいトレーニングや勉強法を意識してみて下さい。



2017年11月12日

迷惑

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:55 PM

人は直接的にも間接的にも人の役に立っています。逆に生きている以上、人に迷惑もかけるものです。

グループレッスン、特に発達障がい児の運動療育グループレッスンで、体験レッスンを行った方が入会を迷ってしまう事がよくあります。

『みんなに迷惑をかけてしまうのではないか。』

親御さんは我が子の成長も大事ですが、それ以上に我が子がその環境に加わる事でレッスンが成立しないのではないか?子ども達に嫌な思いをさせるのではないか? そう思いがちです。

心配しないでください。

グループレッスンである以上、みんながみんなの役に立ち、また、全員が迷惑をかけ、全員が迷惑を被っています。

出会うべくして出会った縁。迷惑などと思わず気軽に受講してください。

全国どこを探しても、発達に遅れのある子達にとんでもないレッスンをしているのは『スキップ』しかないと自負しています。



2017年10月29日

コネクション

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:23 AM

先日のスタッフミーティング後の雑談で、人とのつながりの話になりました。

スタッフの松木に「良い知り合いを作ることで僕はたくさん良い思いをしてきた。『お金持ち』 にはなかなかなれないけれど 『おこね持ち』って大切。」と話していた。

『おこね持ち』 要するにコネクション、人とのつながりです。

人とのつながりは福をもたらします。 誕生日 結婚式 七五三 パーティー 行く末はお葬式・・・。

良い事をしていれば人は集まり、会話に花が咲き、信頼関係が生まれ、更に良い人を呼び込んで、大きな輪が生まれる。

目先の損得勘定ではなく、人と人とのつながりで恩恵を受けた経験が多いならではの言葉でした。

皆さんは良い人付き合いをしていますか?



2017年10月19日

ケラ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 3:40 PM

天気のいい日に庭の花壇をいじっていたら『ケラ』が姿を現しました。

オケラ と一般的に呼ばれるバッタの仲間。モグラのようなトンネルを掘るのに最適なカギヅメを備えているのが特徴。

image1

20年前くらいに「『僕らはみんな生きている』のうたを歌わせているが、オケラ とアメンボ を見たことがない子が多すぎる」と相談を受けて、幼稚園までオケラを届けた事があるのを思い出した。

私もそれ以来のご無沙汰ですが、我が家の庭にオケラがいたことに、自然が生きている事の喜びを得ました。

都市では土が少なくなり絶滅危惧種も増えてきているのではと思いますが、機会があればぜひ土を掘り返してみてください。



2017年8月31日

この夏休みは納得できたか?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 3:25 PM

プール三昧だった子も、部活ばかりだった子も、受験のための夏期講習だった子も、習い事で忙しかった子も、遠征に明け暮れていた子も、出張ばかりだった人も、

この夏休みは納得できましたか?

1ヶ月もの休みはもう来年まで訪れませんが、今年の夏休みという時間を納得できた過ごし方であれば、それが将来の笑い話になったり生き方になったりするはずです。

ほとんどの学校で明日から始業式が始まると思います。子どもも大人も8月から9月にシフトチェンジしましょう。



2017年8月17日

読書感想文の書き方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:41 PM

当時は大嫌い。今だ大嫌いな言葉が「読書感想文」。

夏休みの悪魔の代名詞。

普段の授業から絵本の感想や紙芝居の感想を発言したりまとめたりする授業があれば少しは本を読んでやろうと思ったのですが、夏休みに入っていきなり「読書感想文」という未経験のキーワードに意味もわからず、あとがきだけを書いて提出した年もありました。

そんな「読書感想文」が大嫌いな私から、ちょっとだけアドバイス。

まずは本選び。どうせ本読みが嫌いな子が夏休み中苦しむのだから、少しでも興味のある本を選びましょう。

そして、本屋もしくは図書館に行った経緯や、本を選んだ理由、表紙の絵を見た第一印象を書くだけで二枚の原稿用紙のノルマの1/3以上を埋めてしまいましょう。

「読書が嫌いな僕ですが嫌々本を見つけにお母さんと行った本屋で、マンガコーナーで好きな本を眺めていたらお母さんに注意され、読書感想文コーナーでちょっとだけおもしろそうな本を見つけたのがこの本でした。僕は、読書感想文コーナーなんて本当は消えてなくなってしまえばいいのに。」

こんな書き出しでも結構マスが埋まりますよね。

あとはひたすら(イヤイヤ)読んで、

「本が嫌いな僕でもページをめくるたびにどうなるんだろうとドキドキワクワクして、楽しくてたまりませんでした。」

なんて書けば内容とは関係なく書く事ができます。

冒頭にも書いてありますが、今でも読書感想文が大嫌いな私のアドバイスですので、参考にするか否かは本人の責任でお願い致します。

お父さん お母さんが代弁する夏となると思いますが、残りの半月を頑張ってください。



2017年8月16日

表情を追求する

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:38 AM

道化師の団体も運営しているのですが、表情の仕方についてスタッフと話し込みをしました。

私はレッスン中でも表情は意識をしており、できれば叱りたくないために、声を出す前に怖い顔でアピールします。当然嬉しい時や達成した瞬間などは自分事のように大喜びをします。

仕事柄、表現力は豊富ではないといけないのですが、一般業務の人達でも同様に表現の仕方ひとつで仕事がスムーズに処理できたりチームが1つになったりするはずです。

ゲームやネットの普及を理由にはしたくないのですが、顔の表情が乏しい人が多くなったように感じます。楽しいのか 嬉しいのか 辛いのか。顔を見てもわかりかねる若者をよく目にします。

思春期は反発力もあるため意図的にツンツンしていると思いますが、子どもの頃から「おいしい」「おもしろい」「くやしい」「きれい」「すごい」などの経験を多くさせ、それに見あった表現ができるように育てていってほしいと思います。



2017年8月13日

おもしろい宿題

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:31 AM

私がある意味崇拝する幼児体育の先輩で、名古屋市内で副園長をなされている方と、以前飲んだくれたときの話です。

その方は園内で小学生にサッカーを教えており、「夏休み中に 『バラ』 と 『レモン』 を漢字で書けるようにしなさい」という宿題を出しました。その宿題は夏休み明けに答え合わせをするのではなく、冬休み明けになされたそうです。

まず、覚えている子 と 忘れてしまった子。 その時点でアンテナの高さがわかります。

やる子 と やらない子。  調べることをするか? 怠け心が出ないか?

覚えている子 と 忘れてしまう子。  書く事はしても、それを覚えているかどうか?

意識できる子 と 意識できない子。  その出題がいつ発表なのかを待ち遠しく待てるかどうか?

サッカーだけではなく、長い人生において、登用された時にいかに実力を発揮できるかである。見ていないところで忘れないように反復をする意識と努力ができるかどうかである。

好きな事は多少苦しくても自発的にやり続ける事ができます。経験のない事や嫌いな事、今の生活に関係のない事を要求され、慌てるのが人生です。

この宿題は漢字が書ける事が目的ではなく、こんな出題をする人に出会うなんて人生の中で1~2回くらいでしょう。いかに多くの経験をし、即発揮できるかである。

必要ないものが重宝がられるものです。



2017年8月11日

山の日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:29 AM

今日は『山の日』

子ども達にとっては夏休み中ですので昨日と変わりない今日でしょうが、カレンダー通りの勤務をなされている社会人の方々には貴重な一日なのではないのでしょうか。

ハッピーマンデーや国民の休日のように、記念日ではなく経済効果を狙って祝日を制定するという、よくよく考えると変な発想ですが、お陰で「休みがとれる」「お客で賑わう」と喜んでいる人達も当然いるわけで、8月初の祝日は朝から渋滞情報がひっきりなしです。

世のお父さんは仕事から家族サービスにシフトチェンジ。ハンドルもしくは買い物カートを操りながらお母さんと子ども達の指示に徹する、仕事よりも気づかれするお盆休みの初日かもしれません。

山の事故も毎年報道されますので、登山される方はくれぐれもお気をつけください。

皆さん、お盆休みを十分楽しんでください。  私は仕事です。トホホッ



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