2021年1月26日

夜行列車

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:42 AM

小学5年生から高校生まで電車オタクだった私は、長期休みの度に全国を乗り回っていました。周遊券や青春18きっぷを駆使して始発から終電までをいかに効率よく乗り継いで1日の移動距離を長くできるか。そんな事ばかりを時刻表を見ながら妄想に浸り、電車に揺られていました。

新幹線網の発展により寝台特急ブルートレインが廃止となり夜行列車がなくなる中で、東京・大垣間を運行する鈍行『345M』(ムーンライトながら)がとうとう廃止となってしまった。

当然利用したわけで、国鉄最後の日の謝恩フリーきっぷ(6,000円)を青春18きっぷと連日使い、東北の路線を縫うように乗って行きました。

謝恩きっぷは自由席なら新幹線や特急の自由席も利用でき、更に日付を跨げば終点まで利用できたため、最終日に大垣行き『345M』に乗り、国鉄からJRに移行する瞬間のアナウンスを聞きながら情に浸っていました。

スピード化の時代に夜行列車はナンセンスとなったのでしょうが、北海道・東北・九州でも夜行列車を利用して色々な思い出を作ってきましたが、またひとつ昭和がなくなりました。

電車オタクの呟きでした。



2021年1月24日

離れているからわかる

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:53 AM

近い関係。例えば家族や同じクラスの友達、会社内の従業員など、ほぼ毎日顔を合わせている人は、変化・進化・退化が意外とわからないもので、離れている人が気付く事もあります。

例えば、1年ぶりに実家に戻ると、孫の成長におじいちゃん・おばあちゃんが喜ぶのがそうです。

先日、ホームページ管理会社と会う機会がありビジネスの話になった様で、アドバイスをされた様です。

体育レッスンは一級品。でも通常業務は時として、流れ作業・反射行動となってしまい、頭を使わない仕事となってしまいがちです。

弊社のホームページはほぼ毎日更新をしていますが、これがマンネリになると更新の意味もなくなってきます。意味のある仕事、価値のある仕事をする事で喜ばれたり助けたりしており、それに気づかせてくれる大半は後方支援してくれる社外の契約者だったりするものです。

新聞屋・ガス屋・電気屋・宅配業なども、直接会話はしないものも生活を見守ってくれており、助けてくれる存在だと思います。

私達も、毎週お会いできる子より月1回やお久しぶりのお子さんの方が成長に気が付ける事が多々あります。

遠慮なくアドバイスしますので、遠慮なくご指摘下さい。



2021年1月20日

日頃の業務の高評価に感謝

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:20 PM

弊社は訪問営業を一切しません。スタッフは体育指導者として雇用しており営業マンとして雇っている訳ではないので、彼らにも営業は禁じています。かと言って営業マンが1人もいません。

幼稚園・保育園・課外教室で、良い仕事をしていれば必ず誰かが良い評価をしてくださり、自ずと宣伝をしたり、利用したいと問い合わせをしたりしてくれると信じています。

普段の仕事が宣伝効果となり、スタッフがそれぞれ営業マンとなっているのです。

契約園からの紹介で保育園から体育レッスンの問い合わせがあり、来月プレゼンを行います。

4年連続で1園ずつではありますが評価を頂き契約させて頂いており、来年度も契約園が増える見込みです。

契約料は決して安くありません。むしろ同業他社より1番高いと思います。が、保育免許・教育免許を所有したプロ集団が弊社の売りです。

こんな小っぽけなチームを高評価して下さる幼稚園・保育園に感謝致します。



2021年1月15日

カップラーメンが食べられるように

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:26 AM

私のカミさんは看護師をしており、看護師不足からほぼ夜勤シフトのために私とは入れ替わり生活の家庭内別居状態がずっと続いています。故に夕食を食卓で食べることも少ないのですが、そんな食事時は会話もはずみます。

コロナ病棟ではないのですが、大病院からの転院搬送で患者が多く、日中は患者も動くため看護師も多く大忙し。夜勤は患者に寝ていただく時間なので看護師が少ないのですが、患者が徘徊したり急変するので、逆に忙しいようです。

「業務中にカップラーメンが食べられるなんてありえない」という言葉をよく聞く。

昼夜問わずナースコールが鳴り止まない病棟。カップラーメンにお湯を注いでも食べられる時にはのびのび。逆に食べられる病院は、不人気病院か看護師が普通以上に充実している優秀な病院。

コロナのお陰で病院は逼迫しています。医療行為だけでなく、問い合わせやクレーム対応、急患の受け入れ、おしもの世話(糞尿のチェック)、そんな状況でも新薬や器具が導入されれば勉強会に参加しなければならず、休みも休みではない時がザラです。

お子さんの疾病に病院に行くのは当然ですが、フロアが空いているとはいえ『付き添いは1名だけ』。家族に会いたいからとはいえ『面会は極力お控え下さい』。そんな案内が掲示してあるにもかかわらず家族総出でやってくる方々に物腰優しく怒らせないように説明をし理解させるのも看護師の仕事。

ナースにはなれませんが、患者やその家族になる可能性は常にあります。

医療従事者がカップラーメンを食べるチャンスを私達が作る事ができるように配慮していきましょう。



2020年12月13日

選択

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:45 PM

人は1日100以上の選択をしているそうだ。

点滅信号を渡ろうか否か?
言おうか言うのをやめようか?
どっちのメニューにしようか?

日常の簡単な選択から人生最大の選択もあるかと思いますが、全ての選択が本人にとって納得のいく間違いのない道です。

自分で選んだ人生。失敗もまた人生。後悔もまた人生。



2020年12月12日

その年どしの仕事の仕方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:49 AM

若い時は家にお金もろくろく入れず、先生ズラをして、遊ぶ為に仕事をしていました。当然貯金は無し。

貯金が無い反面、たくさんの人と出会い可愛がられ様々な経験をしました。

25くらいから子どもだけではなく親御さんとも真剣に向き合うようになり、相談にも乗るようになりました。

30を過ぎたあたりから将来を考える様になり、会社員としての体育指導者を辞めました。「10歳上の先輩を見てその3割疲れた姿が10年後」という助言が決定打でした。

34で独立。楽しみ・崖っぷち・感謝・責任など様々なエネルギーで1日の睡眠時間が3時間程度という日が1年ほど続きましたが、会社員時代のストレスは全くなく、若い時の勢いが再度押し寄せてきました。

名古屋に事務所を構え、結婚もし、スタッフにも恵まれ、今では体に爆弾を抱えながらほとんど口だけレッスン。

若い時は勢い。脂が乗り始めた頃から努力。ある程度の年齢になると知恵。最後は良いも悪いも口。

ただ、年齢に関係なく、必要としてくれる人が多ければ多いほど、助けてもらえる事もあります。

顔を売る事に年齢は関係なしです。



2020年12月4日

試合に勝って勝負に負ける

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:55 PM

先日、ひょんな事から原告となり人生初の簡易裁判を経験しました。お金が絡むことでもあり許してはいけないという思いから司法に判断を委ね、やりたくもない決意をしたのですが、その日に至るまで、事が大きくなるまで、なぜ約束を守ってくれなかったのか?と、憤りの日々でした。

裁判当日。変な緊張感もなくむしろワクワク感の私は丸腰で1人での出廷。被告側は弁護士付き。事前に知ってはいたものの『ここまで証拠をそろえているのだが、どうなれば敗訴になるのか?』というある意味そこが楽しみでもありました。

法廷(と言っても会議室)には裁判官と司法委員という司会進行兼聴取係のような方と原告と被告。それぞれの言い分を別室で司法委員の方が聞き取り、お互いに和解案を提案し、裁判官が結審します。

結論としては勝訴なのですが、被告はそもそも敗訴を前提で少ない被害額で出廷してきている事に後々気付き、こちらの裁判費用を含めた要求金額には到底及ばない額での即日納付を要求しそれを飲んだ形となりました。

私が要求を拒否した場合、こちらの要求額で結審したとしても振込みが滞ったり自己破産されると0円という最悪な場合があり、再審となると弁護士は徹底的に勝つための策を練ってくる可能性さえあります。

結局は弁護士のシナリオ通りで、私は納得せざるを得ななかったという裁判トラップ。勝敗に長けた弁護士の負け方とはこういうものなのかという戦略を学ばせてもらいました。

試合に勝って勝負に負けた。経験できない社会勉強授業料として受け止めます。

被告が反省しているとは到底思えませんが、嘘を嘘で上乗りしている組織ですのでいつか天罰が下ると思い、綺麗さっぱり終わりにしたいと思います。



2020年11月21日

15周年感謝祭

Filed under: ちょっといい話,プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 11:36 AM

2005年4月に立ち上げた スポーツファクトリー スキップ が 『15周年感謝祭』を迎えることが出来ました。 これもひとえに皆様のおかげと感謝申し上げます。

 

午前だけでも20組35人の子ども達が遊びに来てくれました。午後から何人来るのかな?

次は16周年感謝祭が出来るよう、スタッフ共々頑張ります!!

 



2020年11月18日

良いチームです

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:41 AM

月に1回ではありますがスタッフミーティングをしています。とはいうもののコロナの影響とモバイルの進歩により自宅でリモート会議を採用しています。

弊社はスタッフ各々が現場に直行直帰のため、同じ空間に全員集合したのは3月に開催した緊急企画の学童保育以降、1度もありません。

会う事がなくてもそれぞれが責任を持って仕事をしてくれているのでモデル企業として着目して欲しいくらいです。

以前勤めていた同業の会社はほぼ毎日、レッスン後に帰社していたため、全員が集まるのは遅い時は21時過ぎ。家に帰るのは日付が変わっている事が普通でした。

これを反面教師に今があるのですが、今の時代は人間関係を重んじる業種ながら、会う事が少ない方が長続きするのかもしれませんね。



2020年11月16日

神様は不公平?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:34 PM

親御さんとの会話で「『天は二物を与えず。』って言うけどそうそんな事ないよねぇ」という内容になりました。

確かに、パーフェクトな人もお金持ちな人もいれば、見た目にダサい人や頭の悪い人もいるでしょう。

でも、いわゆる『3高』と言われる人も並々ならぬ努力やプレッシャーがあるはずで、万年平社員の人はその逆に気分的自由があるのかもしれません。

「先生は子供と遊ぶのが仕事だから幸せそうで良いよね。」

はい。幸せです。週に1回1時間、お子さんと遊ぶ事を仕事にしています。小憎らしい子も成長の早い子も平等にお相手しています。

でも、見た目とは逆に、人気商売ではあるが故のリスクも多々あります。

収入や容姿など、同じ比較対象だと当然差があり隣の芝は青く映りますが、視点を変えると自分の方が良い面ってたくさんあると思います。

所詮他人にはなれないのですから、自分と自分に置かれている環境・才能を十分楽しんだもの勝ちです。



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