2009年7月6日

壁キャッチ

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 9:18 PM

JEUGIAカルチャーセンター AquaWalk大垣にて。

児童コースは器械運動の特訓を終え、テニスボールを使ってバウンドキャッチをしました。
スロー ⇒ 1バウンド ⇒ キャッチ を目標に練習しているのですが、壁の当たり所によってバウンドに変化が生じ、ゴロで返ってきたり大バウンドになってしまったりと、なかなかキャッチに至りません。

壁キャッチボールであそぶというよりはボールにあそばれている感じが強いのですが、何度も何度も壁にぶつけては捕球の練習をしています。

よく休日にお父さんが息子さんとキャッチボールをしに公園へ出かけるも、やりとりが成立せず10分もしない頃にお互いが怒って帰ってくるという話をよく聞きます。キャッチボールをする前にバウンドキャッチでコントロールとキャッチングを何度となく行うことで、一連のリズムが確立されてきます。

壁との距離感覚・ボールの力加減や捕球に必要な連動感覚・リズム感覚が必要とされます。

今回も課題が一つできました。みんな頑張ろう。



2009年7月4日

押せば逃げる

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:11 PM

トライデントスポーツ医療科学専門学校 子どもスポーツインストラクター専攻の実技実習にて。

「うんどう療育学」4人目のクライアントは5歳の軽度発達障害が感じられるお子さん。

電車が大好きで物静かなお子さんですが足元に意識が弱く、歩きも不安定なために個人レッスンでは跳び箱登りや平均台渡りを中心に半年間進めています。

実習風景実習風景

カルテを参考に学生らはスクーターボードに座った状態で足で前に進ませることで、座面での姿勢保持でバランス感覚を養いながら脚力を付けさせようと考えました。

狙いは見事に的中。「アーバンライナー」「地下鉄」「本陣駅に着きました」などと声を出しながら楽しくサーキットを行っています。

が、普段のレッスンで厳しく行っている私と違い、学生らは優しすぎるために会員様は見事に「今日は自由にできそう」と見抜いて、電車あそびだけに“脱線”し始めました。

学生達は設定したレールに上手に流れていく事を願ってレッスンを進めていますが、会員様が脱線し始めるとあそびにルールが加わり規制し始めます。規制が入るとさらに脱線し始めます。

療育レッスンに限らず子ども達は道草をしたいものです。途中下車や乗り継ぎをあそびの中で考えながら行っているのです。その行為に反して特急に乗せようとしてもなかなか座席に座ってくれません。

軌道から外れたら分れ道をたくさん作ってあげるのも1つの手法です。最終的に終着駅に行くためにどのようなルートを考えればよいかを会員様の興味をもとに導く事が必要となってきます。

電車に例えましたが、一見“脱線”にみえる内容でも興味があるレッスンであれば幸いです。

子ども達の行動に無駄は1つもありません。



2009年7月3日

四苦八苦

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

四苦八苦。 

四苦は、生老病死(生きる・老いる・病む・死ぬ)の人間なら避けて通れない宿命を示し、八苦はさらに次の四苦を付け併せる事で、人間のあらゆる苦しみを表現しています。

愛別離苦(あいべつりく) 
親・友人など好きな人とも別れなければならない苦しみ。

怨憎会苦(おんぞうえく)
嫌いな人・恨みのある人とも会わなければならない苦しみ。

求不得苦|(ぐふとくく)
求めているものが得られない、欲しい物が手に入らない苦しみ。

五陰盛苦(ごおんじようく)
五陰と諸存在を構成する物質的・精神的五つの要素。色(しき)・受・想・行・識の5称。色は物質的存在、受は物事を感知する心の働き、想は何物を思いつく心の働き、行は心の意志的働き、識は識別・判断する心の働き)これらに執着することから生じる苦しみ。

要するに、四苦八苦とは仏教の教えで、人生は思い通りにはならない事ばかり。という意味です。

ここまでの解説内容では大げさすぎるくらいですが、人生楽ばかりではありません。逆上がりだって頑張らないとできません。バク転だって練習しないと習得できません。

でも、できるようになった時や先が見えた時、何かをつかんだ瞬間は、苦しみから解き放たれた気分になると思います。

たくさん苦しみを抱えてください。 それらを1つずつ打破していきましょう。

書きながら難しくしてしまった今日のブログでした。



2009年7月1日

あにばーさりー

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

昨日、6月30日はカミさんの誕生日でもあり私達の婚約記念日でもありましたが、2人とも仕事でお祝いどころではなかったので1日遅れの食事会を義父母が企画してくれました。

岐阜市宇佐のベーカリーレストラン「サンマルク」。ピアノの生演奏が和やかな雰囲気をかもし出し、食事はというとパンが食べ放題で価格もリーズナブルです。

事前予約で誕生日と伝えてあったので食後のデザートにキャンドルの演出がありました。

アニバーサリーこの歳になると誕生日を境に歳を重ねることに複雑な思いですが、記念日そのものはいつまでも大切にしていきたいと思います。

お誕生日おめでとう。これからも支えになって下さい。(ソファーで口を開けて寝ています・・・。)



2009年6月30日

不規則に並べる

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 12:44 AM

肋木を使ってはしご渡りをしてみました。

肋木渡り始めは板間に沿って規則正しく並べ渡りますが、慣れてきたら感覚を不規則に並べて渡ってもらいます。

同じリズムで歩いたり走ったりするのは慣れてくるにつれ、体が覚えても脳が無意識になりがちです。

不規則にすることで、体の慣れ+脳で意識する という運動に発展します。

徒競走よりも障害走、自由形よりも個人メドレーと、展開が変わる種目のほうが難しさが増します。

規則性と不規則性、強と弱、緊張と脱力、加重と抜重 を考えたトレーニングが子ども達の「あそび力」をさらに伸ばします。



2009年6月28日

会員様の声

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:01 PM

スポーツファクトリー スキップ のウェブサイトには「会員様の声」というページがあります。

皆様から寄せられたメールや手紙をスタッフの感想と共にアップしています。真の声を頂くことで我々自身励みになりますし、出来なかった課題を習得したことが伝わってくる手紙に出会った時は、会員様の苦労やスタッフの努力さえ感じます。

電話でお声を頂いてアップさせてもらう場合や、匿名やイニシャルで掲載させて頂く場合もございますが、今までの喜びの声の全てがスキップの財産です。

もし、体育家庭教師を依頼しようか迷っている方がいましたら、初めに「会員様の声」のページを覗いてみて下さい。そして同じ悩みでお困りでしたら早い時期に皆さんと同じお声のような現実に遭遇すると信じています。



2009年6月27日

勉強をするタイミング

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 5:38 PM

「学生時代にもっと勉強をしておけば良かった・・・。」 と思う人は多くいると思います。が、本当に学生時代に戻れたとしても誘惑(邪念)に負けて勉強はそっちのけでしょう。

当たり前ですがこの言葉は社会人になって仕事につまづいたり専門性の高い職種で技術が振るえない人が発することが多いでしょう。

学生時代にはその必要性はわからなくて当然で、社会に出てから重要性に気付くのです。決してそれからでも遅くはありません。後は自分自身がそのスイッチを押せるかどうかなのです。思い悩むことよりもまずは実践です。最適な勉強方法を見つけた時は凄まじい勢いでレベルアップをします。

先日のブログでも告知しましたが、5人のスタッフが金沢まで勉強に行っています。彼ら自身、勉強が必要と判断して休日返上で3日間缶詰になっています。そのスキルが発揮できるかは未知数ですが、会社命令で行く勉強会よりは数十倍も身につけてくることでしょう。

将来のスキップの財産として、子ども達のスキルアップの担い手として、一回り大きくなって帰ってくる事を期待しています。

寝るなよ!!



2009年6月26日

アナフィラキシー ショック

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 5:47 PM

アナフィラキシー ショック という言葉を知っていますか?

蜂に刺された後に抗体ができ、さらに指された後に抗体抗体反応を起こしショック症状になったり、蕎麦や卵のアレルギーなどで呼吸困難血圧低下めまい意識障害などを引き起こす症状のことです。

多くの場合は飲食や虫刺されで30分から1時間以内にジンマシンなどの皮膚症状が発現します。

中にはショック症状のないお子さんでも給食に含まれている甲殻類(エビ・カニ)や小麦が胃の中での消化途中に、体育の授業があった場合にそれらが原因で発作を起こす(食物依存性・運動誘発性アナフィラキー ショック)場合もあるそうで、食後の休憩は十分にとる事も必要です。

主なアレルゲン(原因物質)にはハチ毒食物(卵・牛乳・小麦製品・ソバ・ピーナツなど)薬物(ペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの鎮痛剤)天然ゴム運動寒冷刺激などもあり様々です。

詳しくはプレジャーアリーナ隣のNPO法人アレルギー支援ネットワーはにご相談下さい。



2009年6月25日

見守るのも大切

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

トライデントスポーツ医療科学専門学校・子どもスポーツインストラクター専攻の「うんどう療育学」実習にて。

高さにだんだん慣れてきたお子さん。通常レッスンでは運動機能の向上を主訴に作業療法的なレッスンを行っています。

お子さんにとってはいつものアリーナなのに大人がたくさんいる。池谷先生がいない。かなりの緊張だったと思います。

学生達と挨拶をした後にレッスン開始。

「準備体操で壁を登ろう!」

ウォールクライム左下の鈴を鳴らすのが課題。頑張って上には登ったものの平行移動が出来ません。

「一度降りてみる?」

「うん」

降りるほうが時間が当然かかるのですが、「もう一度やってみる」と果敢に攻めるお子さん。

20分ほどで鈴を鳴らし課題はクリア。この間、アドバイスはするものの学生達が手を出して補助をすることはありませんでした。

時間がかかるとどうしても次の事が気になり、課題を与えてながらも手伝ったり削除したがるものですが、子どもの可能性を引き出すために待つことの重要性もレッスンの中では必要です。

今回担当だった学生は子どもを可能性を信じて待つことが出来ました。教えることよりもこれが実は一番難しいのです。

ちなみにこの会員様。ウォールを登りきったことは今回が初めてで、お母様も感動しておられました。それを知った池谷が次の日の個人レッスンで登らせたら中腹で止まってしまったようです。

知らない大人の中でかなり緊張していたのでしょうね。



2009年6月24日

カミキリムシ

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 9:38 PM

田舎には自然がいっぱい。 おらが村「美濃市」はこの時期に多くの虫達と出会うことができます。

家の前に現れたのは「カミキリムシ」。

カミキリムシゴマダラカミキリ。ゴマの斑模様が目印。触覚が長く体長は3cmくらいでしょうか。

 

 

 

カミキリムシお顔はこんな感じ。悪そうな顔。鋭いあごを持っています。仮面ライダーに出てきそうな顔つきです。

カミキリムシの名前の由来はというと、まさにカミを切ります。

どんなカミ?

「髪」です。もし捕まえる事ができたら、髪の毛をあごに近づけてください。見事に切り落とします。

これからの季節は色々な生き物に会うことができます。またお目にかかったら撮影しますね。



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