無言の圧力
私が考えるレッスンの到達点は「喋らないレッスン」です。無言で引きつけるためにあらゆる作戦を練り続けています。
その一例として、注意をする時。
いくら子ども達が喧しく騒いでいても、大声で怒鳴りつければ返って逆効果。
それならいっそ黙って子ども達を見ていれば静かになるものです。
いけない事をした時に「どうしてそんなことをするの?!」と叱り飛ばすより、ジロッと見つめれば、次回からこちらの目をうかがいながら行動をするようになります。
ある意味条件漬けですが、叱ってばかりではエネルギーも消耗しますし、気分もイライラします。
1日レッスンをするためには指導者は疲れないこと。疲れないような指導をするために「それ以上の事をしたら叱っちゃうぞ」という無言のオーラを出すのも必要です。