2006年4月27日

コーチングとティーチング

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 8:45 PM

スキップのウェブサイト「出張スポーツ家庭教師」のページにで「長所や個性を伸ばす方法」として、「ティーチング」と「コーチング」の違いを説明しています。どう違うんでしょう?

ティーチングは答えを教え込む教育論、コーチングは答えを導き出す指導法と解釈しています。今までの(すべてがそうではないのですが)運動の教え方では根性論が主で、「体で教える」「体で身につけなさい」のようなニュアンスが多々ありました。

結局のところ体で覚えても予定外の流れになると対応できない→叱られる→失敗を恐れる→嫌い・・・。最悪なパターンです。根性も必要ですが使えなければ意味がありません。

そこに応用力が加わればどうなるでしょう?ボールが来たらすぐ蹴り返していた子もドリブル・シュート・パス・蹴り出す・待つなどのサッカーだけでもいろんな種類の発想が浮かび、それを瞬時に判断し行動におこす事が出来ます。

バスケット漫画「スラムダンク」で桜木花道はキャプテン赤木に徹底的に基礎を教え込まれます。しかし安西監督の発想力とアドバイスにより、シュート後も自ら捕る・リョータにパスをする・リバウンドに徹する事で、見る見る成長をしていきます。

ティーチングで基礎を教えてコーチングで応用力を引き出す。プレジャートレーニングの考え方の1つです。

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