サバイバル生活と現代生活
今回の1泊キャンプでは参加者1人1人の生活力の高さを感じました。
実は行きの車内でテント生活での夕食のカレーと朝食の味噌汁の内容を子ども達と話し合いました。
「カレーの具材はねぎ・にんじん・ジャガイモ・豚肉・・・。」
「サラダもつけよう。ドレッシングはゴマがいい。」
「味噌汁の中に豚肉も入れていい?」
「デザートに何が食べたい。」
いろんな意見が出ました。
キャンプ場についてテント設営後に海であそんでから、子ども達の本領発揮。車内での意見をまとめて全員が買い出しに行きます。その間スタッフは一切口出し無用。
危なっかしい手つきながら自分達で役割を決めて初日の夜のカレーが出来あがって行きます。
オリジナルの野菜サラダも子ども達のアイデアで完成。カレーライスはスライスチーズまでトッピングでまきました。
小学3年生でここまでの調理実習はまだしていないと思いますが、食卓でのお手伝いやお母さんの姿を見て、見よう見まねでここまでの事が出来ました。正直すごいと感じました。
2日目の夕食はというと旅館での豪華メニュー。トンカツ・ハマチの刺身・サザエのつぼ焼きなど、当然美味しい食事ばかり。
子ども達が自分達で苦労して作ったカレーの美味しさと、上げ膳据え膳で苦労無く食べるご馳走の美味しさを知ってもらいたく、今回のプログラムを企画・運営しました。
食育をキャンプから学ぶことで、食べる事や作る事の楽しさとお世話をしてくれる宿の方の感謝などが、子ども達なりに感じてくれたらと思います。