世界自然遺産探訪 〜上陸編〜
乗船4日目にしてそろそろ船揺れにも飽きて上陸したい気分。見えてまいりました。 父島。
定期航路では東京から丸1日かけて人や物資を運ぶそうですが、今回はそれを遥かに3倍かけてやってきました。
ぱしふぃっくびーなす は船体が大きいため港まで寄せることができず、現地の漁師さんたちの協力で大型船専用のブイに係留され、漁船とタグボートで父島まで向かいます。
海の男達はかっこいい!!
朝9時に父島上陸。ぱしふぃっくびーなす をバックにパチリ!
父島滞在時間8時間。11時には定期船『おがさわら丸』が300人を乗せて来るらしく、島民200人・ぱしふぃっくびーなす400人・と合わせて1,000人が島を埋め尽くし、島民はバタバタしています。
お土産は先に買ってしまった方が良いという判断で、午前は散策と買い物。午後は私の希望で戦跡めぐりをしました。
東京都とは言ってもさすがは南国。ハイビスカスやデイゴが咲いています。
父島小・中学校。島民の数は年々増えているようです。山の裏に高校もあり、母島の学生は寮生活をするそうですが、日本に返還される前までは高校はグアムだったそうです。
至る所に遺品やトーチカがあります。
かなり立派な建造物ですが砲弾の痕がしっかり残っています。建築半ばで終戦を迎えたそうです。
入り江には 『濱江丸(ひんこうまる)』 という沈没船がありました。今となっては魚達の住処なのでしょうね。
あっという間の父島散策は時間切れ。島の人たちは見送るときに 「いってらっしゃい」 と見送ってくれました。 「また来るよ~」 と叫んでいた隣のお父さんは本当だろうか??
島と船とをつないでくれた漁船が出航と共にボートレースの様に度ハデなお見送り。これには乗船客も大興奮。こんな島の人情に感動です。
まだまだ続くな。こりゃ。
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