仕掛け保育
今日お邪魔した保育園は月に1回のレッスン契約のため、技術の向上と言うよりはあそびを通じて運動の面白さを伝えていく。といったレッスンを行っています。故に、普段の先生達の運動に対する意識と、子ども達の私に対する認められたいという思いが、子ども達の成長を左右させます。
朝、門扉を抜けて園に入るや否や子ども達が待ち構えており 「えっぱら先生、見てて見てて。」とせがんできます。走っていった先にはジャングルジム。園児達は私にジャングルジムの最上段まで上れる事を披露したかったのです。
運動レベルはさほど高くはない保育園。ですのでジャングルジムなどの固定遊具もあそばなければただのオブジェです。前回の体育レッスンではジャングルジムの最上階まで登れなかった子が多くおり、先生達には 「やれ! という指示は一切せずに毎日固定遊具であそぶ時間を設定して下さい。」 園児達には 「今度えっぱら先生が来るまでにみんながジャングルジムを得意になっているように。」 とだけ伝えておきました。
その意識が働いたのか、子ども達は私に認められたい一心で頑張っていたのだと思います。
子ども達はちゃんと話を聞いています。そして、目標に向かって頑張るのです。
誘導の仕方1つで保育はもっと楽しくなり、もっと子ども達が育って生きます。いかに仕掛けるかが保育だと思います。
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