復興イベントの真相
今年もご縁があって福島県南相馬市へ伺うことができました。
被災にあった経験のない私達にしてみれば震災以降、被災者の方々の生活・仕事・人間関係など様々な変化と様々な苦労は知りえることはできません。そんな場所でのイベント開催。
イベントといえば人がたくさん賑わい活気だっているもの。しかしここでは圧倒的にお客さんの数が少ないです。それでも関係者の方々は口々に「大成功」と喜んでいます。
観客動員数が多いことが成功の1つと思い込んでいた私が気づかされたことは、被災地域ではまず開催をしてみること。そして、急の避難を余儀なくされた住民に戻ってくるきっかけを作ってあげること。「生きている」 「久しぶりに家に戻ってきた」 「心も体も戻る事ができた」 そんなきっかけであるイベント開催でした。
他地域の人間にできること。それは、地元に人に少しでも楽しんでいただくこと。そして、要請があった時にいつでもいける健康な体を維持すること。
来年もご縁があればと思います。
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