イメージの通りに
3歳児のレッスンで用いる方法のひとつに 「背景イメージ通り」があります。
「ここは動物が住む森。みんなで探検しよう!」 という始まりでマットを川に見立てて跳び越えたり、平均台を一本橋に見立てて渡ったりします。
「クマが出たっ!」 というとみんなは震えながら横たわります。
「リンゴがなってるよ!」 というと嬉しそうな顔で食べるフリをします。
「ウサギになってかけっこをしよう!」 というとみんなが思い思いにぴょんぴょん飛び跳ねます。
実際にはいないオオカミやヘビの言葉に涙する子もいたり、跳び箱に登って「ヤッホー」と大きな声で叫ぶ子もいます。
情景を創造させることで子ども達は様々な主人公になり得る事ができます。そのイメージを生かしつつ運動あそびを通じて基礎体力を身につけるよう工夫することが指導者のセンスのように感じます。
最近は「アナと雪の女王」の影響力が強く、どの園でもミュージカル調であそんでいますね。
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