ピタゴラスイッチ
仲良し3人組の療育グループレッスンを月1回のペースで承っております。気心が合うが故のジャレ合いからのエスカレートも多々ありますが1年が経った今では口頭指示が通ったり、他事のレッスンを座って見ることができたりと、スムーズなレッスン運びができるまでになりました。
今日の最終課題は平均台の上でのドミノ並べ。「ピタゴラスイッチあそびをしよう。」の一言で3人とも反応し、慎重且つ丁寧に並べていました。
ねらいとしては積み木と積み木の感覚を均等に程よい感覚を保ちながら並べることができるか?です。感覚が離れすぎたり上手に並べたりしなければドミノ倒しが成立しません。子ども達なりにお互いの出来栄えを意識しながら並べていきますが、平均台が揺れると完成間近で倒れてしまうので意外にも難しい筋緊張のあそびです。
物の形や姿が変わっていく様子を漠然と見ることを人は好みます。オーロラ・川の流れ・沈む夕日・流れ星・花火・スクランブル交差点・・・。最近ではプロジェクションマッピングという建物に映し出す3D映像も幻想的で、ずっと眺めてしまいたくなります。
NHKの番組「ピタゴラスイッチ」のように 転がるビー玉・巻きつくロープ・落ちるボール・ゼンマイ仕掛けのブリキのおもちゃなどがお互いに作用しながら変化していく装置が、子ども達の心をとりこにするのであれば、子ども達の創造性ももっと広がって行くような気がします。
スキップ卒業生の中でピタゴラ装置のような人を魅了するアートを職業とする逸材が生まれることを楽しみにしてます。
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