学ぶべき本来の場所
先日、講師として参加した東海学園大学 野外運動実習の報告書が届きました。大学3年生のうち教師免許を取得希望の学生ら90名弱が参加し、合宿初日はあそびの雰囲気が多かった気持ちから一転、やるべき事・目指すべき人が確認できてからは意識レベルも高くなり、最終日には少しだけ成長した姿が見受けられました。
実はこの合宿、昨年参加した4年生の中から希望者5名がカウンセラーとして教員と学生の間に立って、指示や手伝い・相談などを一手に引き受けてくれました。
今年のこの5人。かなり意識レベルが高く、プログラムの把握・プログラムの進行・学生らの意識の向上など、適材適所機転を利かせ私達よりも上回る行動力で3日間動いてくれていました。
当然、実習ノートも全員分目を通し赤ペンをしていたので3日間不眠不休だったと思いますが、そんな姿に憧れる3年生も日に日に強くなり、学校到着後に「私は来年カウンセラーで帰ってきます。」と言ってくれた学生もいるほどでした。
この実習、本来は90名弱の3年生のために行うものでしょうが、一番勉強になったのは4年生の5名だったと思います。さらに彼らが現役合格をして教育現場に立った時には、待ったナシで自動・生徒達に信頼を勝ち取らなければなりません。
学ぶべき本来の場所は学校の教室ではなくやはり現場であり、高い意識レベルと多くの経験で人はさらに成長すると信じています。
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