2012年12月3日

道具を惜しむべからず

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

両親の幼少時代はお金に余裕が無く道具も買えない時代でしたので、軍手を何重にも重ねてグローブにしたり、習字の練習も贈答品で頂いた包装紙の裏を使って一面黒くなるまで書いたりしたそうです。

それが今ではすぐ購入できる時代となりました。が、安物買いの銭失いではいけません。例えば縄跳び。100円も出せば縄跳びも種類は豊富。でも幼児には幼児用の縄跳びがあるんです。グローブも1,000円以上で買えるのにはびっくりしましたが使う人にあっていなければ問題外。

上達させるためにはやはりそれなりに上質の物を与えてあげて下さい。何も高いものを購入して下さいと言っているわけではありません。サッカーを習わせたいのであればゴムボールではなく合皮や本皮の本格球。ローラースケートで遊ばせたいのであればローラーの回転がいい物を。スキーがさせたいのであればプラスティックのおもちゃではなく身長くらいの板を履かせる。

道具を使用するスポーツの成長の妨げの大半が道具が合っていない、もしくは道具そのものの性能に問題があります。要するに書けないペンで字の練習はできません。習い事を始める第一歩は道具の見極めとやり繰り上手なお母さんのちょっとのアイディアです。



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