掘り下げてみる
今日の幼稚園レッスン後に担任の先生から 「縄跳びはどのように教えればいいのでしょうか?」と質問がありました。
この時期の3歳児は興味のある子と無い子でできる事に開きが目立つ時期でもあります。ただ、出来ないから困っているかというと子ども達はさほどそうでもなく、親御さんや先生方の顔が何とかしなければと焦っている状態です。
たとえば縄跳び。正直言って、縄跳びそのものに何の楽しみもありません。であるならば跳ぶことに付加価値をつければ興味を持ちはじめます。 10回跳んだら座る。 ミス無く跳べたらシールがもらえる。 全員で100回跳んでみよう。 など。
では、縄跳びに興味の無い子にはどうすれば? 一見興味が無いと思われる子達はひょっとしたら跳び方がわからないのかもしれません。
大人達は 縄跳びを回しながら跳ぶと縄跳びが出来る子 という固定概念にとらわれがちです。 鉄棒や跳び箱などすべての種目において言える事ですが、それ以外のあそび方を教える事で非常に興味を示します。故に、縄跳びを跳ぶ事も縄跳びあそびの1つに過ぎないと考えてあげることが大人達の課題です。
回す事が苦手な子には長縄跳びで跳ぶ事だけに集中させる。 跳ぶ事が苦手な子には縄を持たせて鉄棒に巻きつけてあそぶ。 リズムが整わない子には縄を地面においてサイドジャンプ(ケンケンパ)をする。 結ぶ 引きずる 電車ごっこ 輪くぐり なども縄跳びあそびの1つとして教えていくことも重要です。
最終的に前跳びや後ろ跳びに発展させていくためには段階があります。できなければ取り下げてみる事も1つの手段として覚えておけば育児のイライラも少しは軽くなりますよ。
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