10年を振り返り
この10年を振り返ると私なりに波乱万丈だったような気もしますし、好きなことを好きなようにさせて頂いたような気もしますし、十分とは言えないながらもさまざまな社会勉強をさせて頂いた気もします。
12年続けた幼児体育の会社を退職し、1年間市職員として療育指導員となる。大人数で体育やサッカーを教えていたことに慣れていた私にとってマンツーマンでのレッスンはここが原点。さらに、健常のお子さんとは違い思うように体が動かなかったり思いが伝えられなかったりする子ども達やその親御さんからの無言のメッセージ、「生きる」ことの重みを感じとれました。
その後資金を貯めるべく工場勤務。この時に始めて週休2日と夜勤を体験。まったく慣れない機械の操作とフォークリフトの免許取得。今までの生き方とはかけ離れた世界。でもここでの学びも多かった。ブラジル人とのコミュニケーションや組織作りの難しさなど、機械相手ながらも最終的には協力しないと何も進まない社会の厳しさを痛感しました。
そして、05年9月にスポーツファクトリー スキップ起業。初めから仕事があったわけではなくスキップと平行して工場の夜勤勤務も半年間お世話になり、平均睡眠時間3時間。今となっては出来ないライフワークでしょう。それもスキップを成功させようという熱い思いが可能にしたと思います。
1年後には中村区本陣に友人の情報提供のおかげで事務所を構えることとなり今に至っています。30代は20代の若さあふれる頃とは違い、いろいろな経験が生かされたような10年だったと思います。
本日をもって40歳から41歳にまた1つ年を重ねました。小さい頃には考えられなかった「バカボンパパ」と同い年です。ひょっとしたら彼のように自由気ままな生き方をしてしまうかもしれません。ひょっとしたら30代に体験したことよりももっと残酷なスタートの1歩かもしれません。
でもこれからの10年が楽しみで仕方ありません。
相変わらず子ども達を あそび道具・研究材料にするインチキおじさんでいきたいと思います。
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