2012年6月5日

原因の起源

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:18 PM

個人レッスンの会員様から問合せの連絡がありました。「どうやら子どもは発達障がいではないそうです。」と、明るい口調で話されました。

言語の獲得はスムーズだったものの、就寝する時も少しの物音や動きで起きてしまったそうで、もしかしたらと思い保健センターに相談したところ、発達に遅れがあるのではと言われ、1年間訓練を受けていたそうです。スキップに入会したのは今年になってからで、まだ4ヶ月目ですが、ひっかかりに時間がかかるものの習得は早く運動面・あそび力から見て遅れているとは感じられませんでした。むしろ毎回楽しそうにあそんでいます。

ある日、保健センターの方から「健常ですよ」と言われたらしく、その原因を辿る事となったそうです。どうやら夫婦間にいざこざがあったらしく、それでお子さんが発達障がいに似た行動や習慣をしていたのでは?という事のようです。

子どもは小さな眼でしっかりキャッチしています。時には大人さえ気づかないような事までやり抜く力があります。何故なら大人は過去の経験から、見た情報も必要か不必要かをふるい分けているのです。しかし子どもは毎日のように情報収集をしようと必死になっています。だから良い事も悪い事も学習していくのです。

実際に口論などは見ていなくても些細な表情や行動で子ども達はお父さん・お母さんに何があったかはわかっているものです。でも、子どもながらに理性が働き口に出さないだけだとしたら、副作用で話さなくなったり昼夜逆転になったりとストレス異常が起こる可能性もあります。

お母様は健常だったという事でホッとされておられ、これからも引き続き個人レッスンをお願いしますとの事でしたが、私からは、とにかくお母様が楽しい事を見つけお母様自身がまるくなる事がお子さんの成長にもつながりますよ。とお伝えしました。

家庭環境はとても大切です。子育てはステージが整って初めて1歩が踏み出せます。皆さんもまずは夫婦の絆を深めて下さいね。

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