苦手なところを突く
スポーツはほとんどが相手との駆け引きです。自分のベストを尽くしつつ、相手の出方を分析しながら戦い抜く。どのように闘うかが勝利への鍵となります。
先日、全豪オープンで錦織圭選手がベスト8入りし、世界ランク20位まで登りつめました。昨日の報道ステーションでの松岡修三さんとの対談の中で、「相手にテニスをさせない」のような内容の事を話していました。
フォアハンドでは適わない相手に対し、バックストロークしか打たせないところへ打ち込みミスを誘う。力を温存しながら勝利を物にする。
サッカーでも右のドリブルが得意な選手にあえて左にしか行かせないようなディフェンスをし袋小路にする。野球でもホームランバッターに誘い水や苦手コースに投げて大振りをさせる。
私の愛読書「スラムダンク」でも、海南戦に望んだ湘北も、インプレーしか出来ない花道を試合中に見破り、リバウンドすららせず自滅させる。相手を利用することで楽に試合を運ぶことができる。
ピンチになった時こそいかに冷静な判断が出来るかどうかです。未来の名プレーヤー達。たくさん失敗経験を重ねて、楽な勝ち方を学んで下さい。決してセンスや力だけでは通用しませんよ。
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