教えることの難しさ
今年も保育園レッスンでは毎年恒例の 「独楽回し」。巻き・投げ が上手く出来ないとコマは回りません。また、軸が地面と垂直になるように投げないとコマは転がっていってしまいます。
コマがなぜ体育レッスンに導入されているの? 毎回親御さんに聞かれます。回すだけであればただの「あそび」ですが、独楽回しは大変奥が深い。それは実際にやってみればわかります。(ブログではその意味は教えません)
5歳児は昨年からの意識があり、ほとんどの子ども達が回るようになっていました。そこで、初体験の3歳児にコマをレクチャースしてもらうことに。マンツーマンによるコマ先生の登場。
そこで5歳児は教えることの難しさに直面しています。自分では回せるのに教えるとなると・・・。
子ども達はたまらず「先生、○○ちゃん、教えているのにうまくやってくれない。」自分へのもどかしさと直接怒る事はかわいそうという意識が働いているんでしょうね。
「そこを頑張って教えてね」。コマ先生に委ねて私や担任の先生達はヒヤヒヤしながらも眺めるだけです。
「○○ちゃん回ったよ!」 自分ごとのように喜ぶ5歳児と何が起きたかわからない3歳児のペアが増えてきます。
コマがもたらす縦割り保育。独楽回しを取り入れている保育園・幼稚園は一度お試しあれ。
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