安心していただけた1本の電話
初めての方からの問合せや相談の電話は良くあります。これらの電話が直接お客さんとなっていただけるかというとそうではなく、運動のアドバイスや子育ての助言で終わることがほとんどです。
でも、体育家庭教師にお金を使わずに家族で運動への取り組みをしていただけれるのなら、それも私達の仕事と思っています。本来そうあるべきだと思うからです。
名古屋市内のお母様から1本の電話があり、相談を受けていました。どうやら体育参観だったようで跳び箱が跳べていなかったようです。
お母様自身、学生時代に運動に自信があったようで、故にお子さんを見ていてふがいなさを感じ、階段ダッシュやジョギングなどもしてはいるようですが、親子だとイライラしてつい声が厳しくなってしまうようです。
私は、「まずあそばせてあげて下さい。公園あそび・アスレチックあそび・プールあそび・水あそび。何でも良いので体を使ったあそびを十分にしましょう。跳び箱や鉄棒はその後です。」とお伝えしました。
1時間くらいの電話でしたのでお子さんの特徴など細かいこともお聞きした上で出来うる限りの助けをさせてもらいました。運動経験があるお母様だからあそびの重要性が理解していただけ改めて基礎から一緒に付き合っていきます。と最後は明るい声で電話を切られました。
スキップの考え方は色々なスポーツ理論の中の1つに過ぎません。その中からどれを選ぶかはやはりお子様であり親御さんです。スキップの理論が当たりかハズレかは未だ研究中ですが、1つ言える事は、「楽しくなければ運動じゃない」ということです。教える側も受ける側も幼児期・児童期は楽しく学ぶのが一番です。
参考になりましたでしょうか?
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